ステアリングの巻き換え
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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ブラックスタイルのステアリングはウレタンで、本革巻きは選べません。ウレタンステアリングは滑って握りにくいので、本革に巻き換える事にしました。
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巻き換えに使うのは、“トリコローレ ステアリングエクスチェンジキット”です。
以前にもN-BOXに施工して良かったので、今回も選びました!
詳しい作業内容は、キットに説明書が付いているので割愛しますが、大まかには次のような工程です。
①ステアリングカバーを装着して位置決めをする。
②ステアリングカバーを両面テープでとめて、縫い合わせる。
③ステアリングカバーの余り部分をステアリングの隙間に入れ込む。
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N-BOXの経験から個人的には、③の工程がなかなか大変だと思います。フリードもほとんど隙間がないので大変そうです。
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少しでも作業をしやすく、仕上がりをよくするために、赤印のガーニッシュ部分を外して作業する事にしました。
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ガーニッシュを外すには、エアバッグを外す必要があります。
エアバッグは、ステアリングの両側面にあるトルクスネジ(T30)で固定されていますので、このネジを両側とも外せばエアバッグの固定が外れます。
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エアバッグを引き出して、上に上げた状態です。
青印のコネクターを抜けば、エアバッグをステアリングから切り離せますが、これが固くて抜き難いのでこのまま作業する事にしました。
※コネクターを抜く場合は、安全のため事前にバッテリーのマイナス端子を外しておく必要があります。
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先程と同じ状態です。
赤印のネジ4ヶ所でガーニッシュがステアリングに固定してある様です。このネジ4つを外すと、エアバッグを付けたままでもガーニッシュが少し浮かせられるようになるので、③の工程がしやすくなります。
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では、作業に取りかかる準備です。
ステアリングカバーの裏面に付属の両面テープを貼ります。詳しい貼り方は説明書にありますが、テープを長めに切って貼るとシワができやすくなる様ですので、仕上がりにも影響する大事な作業です。
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ステアリングカバーを取り付けて、位置決めをします。仕上がりにかなり影響する工程ですので、丁寧にします。
個人的には、緑印の部分を合わせるのが難しかったです。全工程通して、この箇所は難しかったように思います。
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先程の緑印の部分です。
ステアリング握り部分を縫い合わせて、最後にこの部分に取り掛かりました。
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赤く囲った部分同士が合わさります。
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先程の赤印同士を両面テープで固定したところです。
かなりシワが寄ってしまっています。位置決めが悪かったのかもしれません…
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シワが消える様に修正していきます。
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今度は赤印の部分にシワが寄ってきましたが、次の③の工程で消せます。
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③の工程です。
この部分のガーニッシュは、上部の方が浮かせやすいので、上部から入れ込んでいくと作業がしやすいと思います。
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この部分のガーニッシュは、固定のネジを外しておけば手前に引くことでかなり浮きやすくなるので入れ込み安いと思います。
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裏面は少し固いですが、分解までしなくても押し込めると思います。
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出来上がりは、こんな感じです!
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この部分に若干シワができてしまいましたが、正面から見るとあまり目立たないので良しとします…
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ステアリング握りの部分は、縫い合わせてしっかり固定出来ていますが、この部分は両面テープと余り部分を入れ込んだのとで固定してあるだけです。シワや浮きにならないように両面テープでの固定が大事になると思います。
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こちら側は上手くできたと思います。
完璧に仕上げる事はできませんでしたが、革の質感は高いキットなので結構満足感はあります。
何よりバックスキンは手に馴染む感じで握りやすく、運転がしやすくなりました。
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