四ッ谷駅にて

　本日、ある打ち合わせのため、東京・四谷へ行きました。

打ち合わせを終え、四ッ谷駅のホームを歩いていると、ホームの真ん中に階段がある狭いところがあり、そこに一人のお爺さんが…。

私はもっと先に行きたいのですが、そのお爺さんがいて先に行けない…。
ふとそのお爺さんの視線の先に目をやると、向かいのホームで、ダンス部だかチア部だかわからないけど、二人の女子高校生が制服のスカートをヒラヒラさせて回転やステップの練習をしていました。

練習といっても、感じを摑むような何やら楽しそうに…。

このお爺さん、自分の青春時代を思い出して見入ってたんでしょうか？

そのうち向かい側のホームに電車が入ってきてそのショーは終わり…。

ドア際に陣取った彼女たち、そのお爺さんに気が付いていたのか照れ臭そうにペコリとおじぎをしてました。そして電車は新宿方面へと走り去りました。

無気質な都会にあって何やら微笑ましい光景を見たような気がしました。