
DVDを借りて映画を観ました。
タイトルは「のぼうの城」と言う、作家の和田竜の日本歴史小説「のぼうの城」を原作にした邦画。
2012年に劇場公開されました。
イントロダクション:公式サイトより
豊臣軍にケンカを売った、でくのぼうがいた。
強くないが、人気だけはある男が立ち上がるとき、仲間たちの想いが溢れ出す
20,000人vs500人
“天才”か?ただの“でくのぼう”か?
男の突飛な奇策に、敵も味方も驚き…笑う⁉
130万部突破の大ベストセラー、映画化!
犬童一心(『ゼロの焦点』)x樋口真嗣(『日本沈没』)異例のダブル監督が放つ、興奮と感動のスペクタクル・エンターテインメント超大作!
その圧倒的なスケールゆえ、映画化実現まで8年の時間を要した史上最大級の戦国エンターテインメント超大作「のぼうの城」。この戦乱に埋もれた驚きの実話が、遂に解禁!脚本は、脚本家の登竜門と言われる城戸賞を03年に受賞した和田竜のオリジナル。その脚本をもとに自身が書き下した小説は、08年第139回直木賞にンミネート、09年本屋大賞2位を受賞。歴史小説ファンに加え、若年層・女性層の幅広い支持を集め、累計130万部を突破し、部数を伸ばし続ける大ベストセラー。日本映画の歴史を塗り替える壮大なスケールで描かれる大規模な合戦や、圧倒的勢力の三成が田舎城を相手に仕掛ける驚天動地の“水攻め”戦術、そして両軍の愛すべきキャラクターたちが織りなす濃密な人間ドラマなど見所満載の本作の映画化に挑むのは、日本を代表する犬童一心x樋口真嗣の二大監督。この奇跡のタッグが、誰も見たことのない、興奮と感動のスペクタクル・エンターテインメント超大作を生み出した!
《公式サイトのイントロダクションが長いので続きの部分を割愛しました》
ストーリー:公式サイトより(キャストを加筆)
天下統一を目前に控えた豊臣秀吉(市村正親)は、最後の敵である北条勢を攻撃目標に定めていた。周囲を湖で囲まれ“浮き城”の異名を持ち、人々が平穏に暮らす“忍城”もその一つ。秀吉は圧倒的な力を世間に誇示すべく、わずかな兵力の忍城に対し2万の軍勢で落とすよう、寵愛の家臣・石田三成(上地雄輔)に命じる。
三成率いる天下軍の足音が迫り、忍城の侍たちに緊張が走る中、田んぼで農民(前田吟、中尾明慶、尾野真千子ら)や子供たち(芦田愛菜)と、楽しそうにたわむれる侍、成田長親(野村萬斎)がいた。城主・成田氏長(西村雅彦)の従弟でありながら、武将に求められる智も仁も勇もないが“人気”だけはある不思議な男。領民からでさえ“でくのぼう”を意味する“のぼう様”の愛称で呼ばれ、皆に慕われていた。長親に密かに想いを寄せる城主の娘、甲斐姫(榮倉奈々)。長親の幼馴染で歴戦の強者、丹波(佐藤浩市)。その丹波をライバル視する豪傑・豪腕の和泉(山口智充)。戦の経験は無いが“軍略の天才”を自称する、靭負(成宮寛貴)。緊迫する仲間たちを前に、長親はどこ吹く風とばかりに「北条家にも、関白にもつかず、皆で今までと同じように暮らせないかなぁ~」と呑気なことを言って、皆を唖然とさせるのだった。
凄まじい数の天下軍が遂に忍城を包囲した。城主・成田氏長は「秀吉軍とは一線も交えずに速やかに開城せよ」との言葉を残し、長親に城を任せ、既に小田原に向かっていた。忍城のたった500人の軍勢では2万人の大軍相手に戦っても勝ち目のないことは誰の目にも明らかだった。やむなく、開城することを決意する長親たち。だが、天下軍の威を借り、なめきった態度を取る長束正家(平岳大)と対面した長親が思わぬ一言を発する。
「戦いまする」
長親の言葉に騒然となる忍城軍。だが、長親の強い決意に導かれるように、丹波をはじめとする武将たちも一転、天下軍との無謀な戦いに挑む事を決意する。
そんなある日、長親の父(平泉成)が息を引き取る。城下の領民たちを集め、自ら決めた戦によって、皆が危険が及ぶことを涙ながらに詫びる長親。だが普段から彼を慕う百姓たちは「のぼう様のために戦おう!」と立ち上がり、いつの間にか長親は侍から農民までを一致団結させていたのだった。
しかしそれは、戦によって名を挙げることに闘志を燃やす三成の思う壺であった。だが、秀吉に三成を支えるよう命を受けた盟友・大谷吉継(山田孝之)だけは、忍城軍のあり得ない士気の高さに警戒心を抱く。忍城軍は襲いくる大軍を前に、農民や老兵までが侍に劣らぬ活躍を見せ、地の利を生かし、騎馬鉄砲や火攻めなど多彩な戦術で天下軍を退けていく。想像を超える忍城軍の奮闘ぶりは三成に、秀吉がかつて見せた、驚天動地の作戦…城の周囲に巨大な人工の堤を築き、それを決壊させる“水攻め”を決断させてしまう。
「決壊させよ!」
三成の掛け声と共に流れ出す濁流。高台にある忍城本丸に必死に逃げ込む領民たち。このままでは本丸が沈むのも時間の問題。だが、忍城軍が絶望に包まれるなか、またしても長親が口を開く。
「水攻めを破る」
味方への説明もなく、ただ一人で武器も持たずに小舟で三成が築いた堤へと向かっていく長親。
両軍が固唾を飲んで見守るなか、“のぼう様”の“とんでもない奇策”に、敵も味方も驚き…そして笑う!?
水攻めは破られるのか!? そして最後に待ち受ける、誰もが予期せぬ戦の結末とは!?
ストーリー補足&私見:
“のぼう様”こと成田長親(野村萬斎)が総大将を務める忍城軍は籠城し、石田三成(上地雄輔)率いる天下軍に抵抗していると、小田原城で籠城していた北条氏が開城し滅亡した知らせが入ります。
長親が忍城に籠城し続ける理由もなくなり、三成に対し開城しました。
その後、成田長親は尾張国で隠居したと本編では説明されていました。
チョット興味が湧いて主人公の成田長親のその後を調べてみました。
本編では、長親は忍城のあった武蔵国埼玉郡忍(埼玉県行田市)から、さも直接的に尾張国(愛知県西部)へ行った様な説明でしたが、陸奥国会津(福島県会津)へ行ってから、従兄の成田氏長が武功を挙げて共に下野国烏山城(栃木県那須烏山市)に移ったそうです。
その後に尾張国へ移り、成田長親は隠居した様です。
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Posted at
2023/11/13 09:57:43