MICHELIN CROSSCLIMATE 2  

【再レビュー】(2025/01/18見直し)
もうこの時期なので凍結路のレビューで最後にします。前回の雪道と合わせてお読み頂ければ。
最強寒波到来のニュースが流れるなか志賀高原焼額山と斑尾高原に行ってきました。
朝の志賀草津ルートは上林から上で雪 or 凍結、一ノ瀬から完全圧雪でした。登りは流れに乗って走行できました。特に怖くないし普通に上がります。
夕方の焼額からの下りはちょっと状況が違っいました。雪が無いほうがむしろ怖くて、斜度10％の下りカーブが黒く光っていたり•••。長野ナンバーでもそういうところで前後左右に滑っている方がいました。一方のこちらはなにせオールシーズン。あらかじめ氷は弱いとインプットされているので相当気を使ってハンドル操作、アクセル操作を行いました。結果としては流れに遅れることなく,そして滑ることなくクリアしました。ただ、やはりこの道の冬は別格。関東、関西方面の人は例え冬タイヤ履いていてもとっととチェーンをまいたほうが精神衛生上（安全上も）よいと思います。
あとは、斑尾高原への登りや渋温泉の街中などで雪の表面が日中に溶け、それが冷え込みで凍っている坂が多くありました。見た目は半透明で気泡が氷に入っていたり。「これってオールシーズンが一番苦手なやつ？」と思いましたが、実際は登りでもゼロ発進できたし、下りでフルブレーキを試しても、距離こそ伸びますがガガッと減速Gを感じて停止できました。
このタイヤはトレッドにはサイプがほとんど無いのが特徴。サイプの引っ掛かりは無いはずです。ここは他の冬用タイヤと全く違います。ですが、よくVlogでやっている氷盤上でのテストとは違い、実際の路面には細かな凹凸がありそこにトレッドが噛んでグリップを生むのだと想像します。見ためはツーと滑りそうですが、実際は上記のように普通にコントロール可能なレベルでグリップあります。

CROSSCLIMATE 2、氷雪路をこなし、乾燥路のグリップ、乗り心地も合格。おまけに静か。ミシュランの回し者ではないですが、これからも愛用していきます。