MICHELIN CROSSCLIMATE 2  

【再レビュー】(2024/12/16)
高速を走ったレビューです。
速度が上がるとやはりトレッド面の柔らかさが出てきます。スタッドレスのようなグニャグニャ感は皆無ですが、直進付近のハンドルの座り感、直進安定性は少し変化があります。
（首都高速の）高速コーナーに3桁の速度で入ると、スパッと一発で舵角を決めてそのまま定常旋回するというニュアンスから、ハンドルに微妙に力を加え続けなければいけない感覚へと変化があります。トレッドの撚れが戻ろうとする分だけはステアリングを保持していないといけない感じです。グリップ自体は柔らかいトレッドゴムが路面に張り付く感じで充分でスキール音などの気配は全くありません。
一方で、タイヤのパターンノイズは100キロ以上でも全く感じられませんでした。少なくともこのクルマとの組み合わせでは全域でうなり音は無し。ここは相当得点高いです。荒れた道などでのゴーというロードノイズもトレッドが柔らかいからなのかe-PRIMACYより明らかに静かだと思います。乗り心地もソフトになりました。
結論として、乾燥路ではスタッドレスとサマータイヤの中間的な特徴を残していますが、サマータイヤとしてストレスありません。
感覚的には、燃費重視の純正のe-Primacyというか、よりコンフォト寄りのPrimacy４（以前の308SWに装着）に近い感じです。