
初のハンドル交換後、センターを合わせるためにハンドルと取ろうとしたところとれず、プーラー使ったところ、ハンドルの真ん中のパーツが分離し、ステアリングシャフトにハンドルのパーツが残ることとなり、手に負えなくなっていました。
本日朝からレッカーでプローバに持っていってもらい、昼に着く頃には直ってました。
ただ、かなり手間のかかる作業だったようで、スパイラルケーブルを分解し、プーラーでステアリングの分離したパーツをつかんだ上で、ステアリングシャフトの真ん中に円錐の棒を刺して取り外すことができたようです(所謂ステアリングプーラーのような原理です。)。また、熱を加えたりもしたとのことでした。ステアリングプーラーの円錐の先がステアリングシャフトの真ん中の穴を広げる形となり、シャフト自体の円周も広がり、ハンドルが入らなくなったので、新たにねじの溝を掘って頂いたようです。また、プーラーは一つ壊れたと仰っていました。
また、社外ハンドルについて、色々と教えて頂きました。
まず、社外ハンドルの型は、純正加工でなく(メーカーが許さない。)、各社が独自で製造しているとのこと。
ハンドルは基本アルミ製で、ステアリングシャフトとくっつく部分(今回ステアリングシャフトから取れなかったパーツ)はスチールとなっている。
スチールのパーツは、アルミのパーツに圧入されているだけだが、圧入の仕方もメーカーによって違うため、強度も異なる。
ステアリングのボルトの穴にボルトを入れて、ステアリングシャフトに円錐の棒を刺して使う一般的なステアリングプーラーはプローバでは使わない。何故なら圧入しているだけのパーツが取れる可能性があるため。ここで強度のあるステアリングなら一般的なプーラーでもとれるかもしれないが、今回の用にスチール部分がとれることも想定される。
そもそもトラックとかでなく、普通の車で手で外れないことはほぼないので、取れない時点で、一般的なプーラーは使わずプロに任せた方がいい。
また、今回の取れない理由は、スチール部分の錆(スチールなので滞留在庫は錆びるかもしれない。)もあるかもしれなないが、取り付けの際にトルクをかけすぎて、パーツが不必要に噛み合って、とれないこととなっている可能性もあるとのことでした。
最後に、きつい言い方と前置きされて、素人の作業になっていることと、ハンドルは命に関わる重要なパーツであることからしっかりと知識をつけて慎重に対応するように指摘を受けました。車を仕事とされている立場として、リスクのある車は看過できないようでした。
素人なのはその通りなのですが、これからは、より慎重に作業を進めようと思いました。
Posted at 2025/03/01 18:10:14 | |
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