![父親について 父親について](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/045/924/701/45924701/p1m.jpg?ct=0f8157cfa58c)
私はこれまで何度か父親について触れた事がありました。
父親は発見から5年生存率20%の骨髄の癌になり闘病中です。現在の78歳の父は闘病歴8年を迎えました。
奇跡のように健在です(๑•̀ㅂ•́)و✧✨
始まりは貧血症状からでした。
私は「病院行って鉄剤でも貰ってきたらー」と軽く言ったのですがいきなりのガン告知、それも5年生存率20%と。この癌の好発年齢は70歳くらいです。まさにドンピシャ。
そして父は告知後一年かけてお世話になった人や残される母のこと、遺言など、全ての終活を終えました。告知されすぐ様行動に移す様は、凄いなぁ、と言う一言でした。
ガン告知から受け入れるまで、多くの人は以下の順序を辿る事が多いです。
キュブラーロスという医者の言葉をネットからコピペします。
1.否認と孤立
自分の命が長くないことに衝撃を受け、その事実を感情的に否認したり、その事実から逃避しようとしている段階。周囲の認識や態度にギャップが生じるため、孤立しがちになる。
2.怒り
死ぬという事実は認識したが、一方で、「ではなぜ、自分がこのような境遇になってしまうのか」といった思いが強く、周囲に反発したり、怒りがこみあげてきたりする。
3.取り引き
死をもう少し先延ばしできないか、あるいは、奇跡が起こって死を回避できないかと考えて、神仏にすがったり、善行を行ったりする。
4.抑うつ
死を避けられないことが分かり、あきらめや悲観、むなしさ、憂うつ、絶望といった気持ちが支配して、落ち込む。
5.受容
死を、誰にでも訪れる自然なものとして受け入れるようになる。これまでの価値観や視野とは異なる次元があることを理解し、心静かに暮らす。
でも父はこの受容過程を全く介さずいきなり受容したようです。私には出来ません。
以上。コピペ終了。
闘病途中で延髄硬塞で搬送されたりしました。でも発見がすこぶる早く後遺症なく経過しました。
凄い強運の持ち主です。
このガンで、はじめ受診してもらってきた薬が悪名高き
「サリドマイド」という知っている人は知っている薬でした。
この薬はつわり止めで発売されましたが、奇形の赤ちゃんがたくさん生まれたということで、サリドマイド事件というものがありました。
父は笑顔で「サリドマイドもろてきたわ。注意書きには性交渉はしないで下さってって書いてるわ、もうタネは生きとらんわ、はははっ!」と。
私は「え?マジで?嘘やん(笑)」と返しましたが、このガンには効くようでした。
そして昨日、私のコロナ関係のバタバタが終わり、私もPCRの結果、陰性でしたので闘病8年のお祝いに行ってきました。
ただ父親は座る時にドンッと座るクセがあり先月に腰の圧迫骨折しました。
今は胸から腰までのコルセットをしています。
安静にしておかないといけないのに、ホームセンターに行ってDIYをしていました。
父は私と違いDIYが、得意でした。2段ベットを作ったりトイレに卓上扇風機用よ台を作ったり
そして今回、作った新作がそれがこちら
お箸のように見えますが要はマジックハンドです。
ちなみに杖の役割も果たしています。
コルセットで屈めないため、下のものを拾う時に使っているそうです。
先にはマグネットシートとヤスリが貼られてます(笑)
かけておく用のフックも🪝
「300円で作ったわ」
とご満悦に自慢してました(笑)
2セット作っています。父は在宅でまだ仕事を続けています。
本当にパワフルだなぁと思います。
私には到底無理な次元の父親ですが、やはり父親の背中は大きいなぁと思いました。
残される母共々、私宅の近所に引っ越して来ました。母は父にかなり依存的なのでフォローを小まめにするつもりです。
父はいつ病態が悪化してもいいように、私も準備はしていますが、まだもう少し長生きしてくれそうです。私もこう在りたいなぁとつくづく思います😂まあ無理だと思いますが(笑)
身内関係のプロです。ご容赦くださいm(_ _)m🍀
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2022/03/06 20:49:58