フォーゲル　エンジン不調調査(その2)

次は圧縮ということで、プラグホールの圧力を手で確認したが、正常時と変わった気がしない。チャンバー外してピストン見たが、見える範囲では焼き付きの痕跡なし。あと、ジェネレータ側のオイルシールは交換してから１年経っておらず、目視異常なし。ただ、エンジン左にあるローターを手で回すとピストン上下時の「ポフポフ音」以外に聞いたことないスレた音があった。もしや、右のクランクシール抜けかと思い、オイルレベルを確認したが、正常。

オイルを出したところ、550cc回収。定期交換時の注入量が600㏄なのでまあ正常。

昨年開けたばかりだけど、ここまで来たら、右のクランクシールを見ようと決めた。

御開帳～～。
派手にクランクシールが飛び出している！！こんなに飛び出していたら、オイルもっと減るのでは？？と思った。
実は、昨年開けた時にドライブギアロックナットが固くてココのシールは交換しておらず、予感はしていたのだが、、。
当たってうれしい（泣）

ドライブギアロックナットを外すのにやはり苦労して、結局、バイクにまたがって左足でローターホルダを抑えつつ、右手でロックナットを外した。
なお、ドライブギアロックナットは正ネジです。

右のクランクシールは93103-28011

シール交換。ここで時間切れ～～。これで半日潰れた～～。
ジェネレータ側のシールを変えた時に右のシールも交換するべきでした。（その3へ）