4日間の夏休み。
ただ怠惰に過ごすのは勿体ないので、どこか出かけようと。
特に目的はないが、伊勢神社にでも行ってみようかと。
そうだ、御朱印でもいただきに行こうか・・・。
夜勤明け、出発準備と夜勤明けの片付けを終え1700頃就寝。
夜勤明けなのでソッコー落ちた。
2300起床。
車中泊するための最低限の準備はほぼ出来ている。
2345自宅出発、まずはガスを入れて準備万端に、日が変わって0000、給油したガススタからスタート。
ちなみに車両設置の無線機はない、丸腰状態。
この状態で遠乗りすること自体、なかなかないことかもしれない。
箱根を一般道で抜けるのは面倒なので避けたい。
ならば東名で沼津・三島あたりから一般道に抜けるのがベストか?
沼津ICで降りたが・・・急に新東名の120km/h区間を走ってみたくなったので、そのまま新東名のICに抜け、初の120km/h区間を走る。
JB64は油温がヤバい・・・と聞いていたが、120km/h巡行していたところ油温120℃近くまで上がっていた。
やはり軽自動車には120km/h区間はかなりの負担になるのだろう。
連絡道を通り、東名清水ICから一般道へ。
「どこまで走っても静岡県」の領域へはいり、淡々と西進。
浜名湖を超えたあたりでR1を外れ、R23に入る。その後も経路アナウンスがどうもおかしい・・・。
さすがにおかしいと、Googlemapの経路を確認すると、伊良湖からフェリーに乗る経路になっていた。
すぐさまフェリーを使わないルートに変更、R1に復帰し名古屋方面への軌道修正成功、豊明ICから伊勢湾岸道に。
この時点で既に0400を過ぎていた。
伊勢湾岸道みえ川路ICから一般道へ。
伊勢へ陸路で行くにはこのルートを通るのが一番だと思う。
懐かしい景色を見ながら南下。
しかし、時間が迫っている。
0600~参拝可能となるが、少し遅れそうなので、津ICから伊勢自動車道で南下することにした(0552頃)。道は空いている、あまり使われない高速なのか?
伊勢西ICから一般道へ、そして外宮に到着。
時間は0630を過ぎていた。
ちなみに今回の参拝順路は、
外宮(げくう)⇒月夜見宮(つきよみのみや)⇒倭姫宮(やまとひめのみや)
⇒月讀宮(つきよみのみや)⇒内宮(ないくう)⇒伊雜宮(いざわのみや)
⇒瀧原宮(たきはらのみや)
の予定。
外宮は最初に参拝するのが定石のようだ。
事前情報で御朱印対応の参拝場所は7か所、ということはわかっていたので、10円玉4枚を両替し、5円玉8枚は既に確保してある。
完璧・・・と思いたい、思っていたが、予想外のことは起こるもの。
以下に記す着時間は、車を駐車場に停めた時間を示すこととする。
外宮、0635着。
無料の専用駐車場があり、そこそこ歩くがはじめの一歩としては落ち着いた場所だったような感がある。
月夜見宮、0715着。
外宮からクルマで数分ほど近い位置にあり。
専用駐車場を見つけることができなかったので、近隣のコインパーキングを利用。
倭姫宮、0730着。
外宮、月夜見宮間ほど近くはないが、クルマで10分程度。
専用駐車場は無料で広大だが、多少歩く。
しかし、入り口近くに3台程度止めることができる駐車スペースがあることに、参拝後気付いた。ここに停めるのがベストだろう。
月讀宮、0800着。
内宮に近い位置にあり、それほど広くはないが無料専用駐車場もある。
ただし、参拝場所が4か所あり、順序も決まっている。
月讀宮(つきよみのみや、右から2番目)、月讀荒御魂宮(つきよみあらみたまのみや、一番右)、伊佐奈岐宮(いざなぎのみや、左から2番目)、伊佐奈彌宮(いざなみのみや、一番左)の順で参拝する。
内宮、0840着。
ここで解説するまでもないだろう。
境内は広いため一番歩き、一番時間が掛かった。
専用駐車場すら有料、参拝者が多すぎで入れず、近くの市営駐車場(2時間600円)を利用。過去に立ち寄った際も同じ駐車場だったので、もはやここがデフォルト?
ここまでは、それぞれが遠隔ではなくサクサク進むし、内宮が終わったことも影響してか、なんだか終了した気分になってしまう。
そしてここで給油。走行距離は500kmを越えていた。
前後するが、内宮に行く途中、徒歩圏内にある猿田彦神社、佐瑠女神社も参拝。
駐車場は、参拝者は30分無料がある。
0830から御朱印受付なので、しばらく待機。
伊雜宮、1002着。
伊勢市に存在せず、クルマで峠道(県道47号、鳥羽磯部線)を30分近く走った先の、静かな町にに存在する。
無料の専用駐車場もあり、トイレもすぐ近くにあるため便利。
最後の瀧原宮、1205着。
これまた伊勢市にはなく、更に遠い。
内宮からだと、瀧原宮と伊雜宮はまるっきり反対方向に存在する。
当初は一般道で向かう予定だったが、あまりにも時間が掛かるため、玉城ICから伊勢自動車道を利用することに。
しかも、月讀宮と同様に境内に4か所参拝場所あり。
瀧原宮(たきはらのみや、左から2番目)、瀧原竝宮(たきはらのならびのみや、一番左)、若宮神社(わかみやじんじゃ、右から2番目)、長由介神社(ながゆけじんじゃ、一番右)の順で参拝する。
0630頃から始めたが、7ヶ所全て参拝が終わったのが昼過ぎていた。
直近の道の駅(奥伊勢木つつ木館)で少し遅めの昼飯を摂ったのち(1240~1315)、さてどうするか??
まあ目的地は別として帰宅方向に東進することには間違いない。
しかしこの時点で、帰路全てを陸路で向かうほどの気力もなくなっていた。
ならばと、まずは鳥羽のフェリーターミナルに向かい、渥美半島伊良湖岬までゲシュタムジャンブを企てたのだった。
そうすれば、休憩しながら距離が稼げる。
予約はしてないけどなんとかなるだろう。
瀧原宮から鳥羽までも、かなりの距離がある。
だが急ぐこともないので高速は使わずに下道でのんびりと向かうことに。
鳥羽のフェリーターミナルに着いたのが1440頃。この段階で給油後100kmは越えており、瀧原宮を出てから良いベースで走ってきていたが、90分以上経過していた。
次のフェリーの時間場1520発。
チケットを購入し、参拝以外で初めてのんびりとした気分だ。
1505から乗り込みを開始。
伊良湖までの約一時間をのんびりと過ごす。
この休憩がかなり助かったのは言うまでもない。
船内において御船印(知多丸)もゲットした。
くろしお丸、ははじま丸、おがさわら丸に続く御船印ゲットは思わぬ収穫。
伊良湖には1620着。
下船した段階では、ここで名物のアサリを食ったあと車中泊するつもりでいた。
ここまでの走行距離は600km優に越えており、自身の1日における走行距離(約650km)を更新する勢いであり、その車種が660ccジムニーであることを考えると、2000ccて走った前回とは疲労度合いが根本的に違う。
つまるところ、「もう走りたくない」。
けど、同時に新たな野望も。
「お伊勢参り後に善光寺参り」
これを1泊2日でやり遂げた人はそう多くはないだろう。
そんな嫌らしい気持ちが、Googleマップに新たな目的地設定わさせることとなったが、その所要時間を見てさすがに心が折れた。
「6時間45分」
…帰ろう。
念のため、自宅を目的地にして一般道優先で経路検索すると、以外や以外、2300過ぎに帰宅できることが判明。
「一般道優先」で、だ。
どのみちR1箱根越えを避けるために、沼津から高速に乗るわけだから、渋滞を考慮しても日帰りは間違いないのでは??
それまでは善光寺に向かうべくR42からR259田原街道を走っていたが、目的地変更が確実になった1800頃、R42に戻りR1浜松方向に進路を変更。
1830、浜名湖からR1潮見バイパス入り。
あとは沼津までひたすら東進するのみ。
沼津ICには2105、たっぷり3時間走り続けた。
沼津からは東名、圏央道と走り、2240に帰宅。
走行距離は924km。
1日における自身の走行距離を更新。
思ったより走ったな、というのが実感。
心地よい疲れとともに爆睡。
まさか布団で寝るとは思ってなかった。
…善光寺行かないでよかった…