エンジン始動!クランキング電圧11.43V始動性良好!キュルッブーン!
回復充電開始!21Aで充電!充電ロス20%で約17A充電!メガライフレーシングバッテリー公式のMR-30定格充電電流は18Aで電流遮断!セーフ!
5分で凡そ通常走行時のSOCにほぼ回復!15分くらいで完全回復かな。
17Aで5分なので様々ロスなとを考慮すると1度のエンジン始動で3Ah分以上のバッテリー電力を消費しているということですかね。CTEK充電器を用いた充電テストでもそんな感じの結果です。
では概ね、1度のエンジン始動毎に5分間の充電をすれば問題ないのではないか。確かにそうなのですが、既存の鉛バッテリーの感覚でエンジン始動して数メートル移動してすぐにエンジン停止するという運転操作を行った場合には、20AhのメガライフバッテリーMR-30では始動時の電圧降下も計算すると約5回分、メガライフバッテリーMV-072では約10回分しかなく、小移動の繰り返しでは簡単にバッテリー上がりしていまいます。
その優れた放電特性のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーは、エンジン始動時のクランキングで大きな電流が流れますので、バッテリーセルそのものやバッテリー内部ケーブルなども大きな発熱を伴いますから、短時間の間に何度もクランキングを繰り返すことは避けるのが無難です。
優れたCCAの性能は大電流が流れる分、それだけ多くのエネルギーを放出するということです。エネルギー保存の法則により、失われたエネルギーは失われたままになりますので、その分は回復充電しなければなりませんが、メガライフバッテリーでは回復充電に必要な充電受入性は他の高性能鉛バッテリーと大差はないか、その容量の大小で逆に充電受入性が劣る場合もありますので、回復充電が間に合わなくなる場合もあるということです。
メガライフバッテリーを使用する時にはこうしたバッテリー特性の原理的な注意点を意識して活用することが大切です。
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メガライフレーシングバッテリー | クルマ
Posted at
2022/11/29 19:39:38