ATF交換DIY　※お勧めしません

ATFは交換しないで良いらしいクロスビー。
仕事用車（タウンエース）のATF交換のついでにやってみます。
ちなみにタウンエースは簡単。下にもぐってドレンボルト外してエンジンルームの点検ゲージから入れるだけ。
クロスビーは・・・

ドレンボルト他を外すのにトルクスレンチT40、T55、六角レンチ17mmが必要。

持ってないので楽天市場、安いほうから選んで購入。
これが一番の失敗。

まずバッテリーをどかさないと始まらない。
ATF交換にあたり色々なサイトを検索しましたところ、副産物としてバッテリーに関して大きなしくじりがあったことが発覚・・・

バッテリーはとりあえず置いといて（問題も物理的にも）注入口を確認します。
まだ見えない。
トレーのビスが錆びてます。
エンジンを始動してATFを循環させるのでサブバッテリーをブースターケーブルで繋いでます。その間メインバッテリーは充電器に。

ようやく出てきた注入口ですが。
T55のボルト、空きゃーしない、緩まない、がっちがち！
L字の棒レンチでは位置的に力が入りづらくどうにも回らない。
仕方ないので棒レンチベビーサンダーで切断、断面は六角なのでソケットレンチに付けてようやく力を入れて回せるように。
んぎーとかなりの力を入れるとバギンッと何か壊れたような音がしてようやく緩みました・・・

下側排出はここ。二重のボルト状になっていて内側がオーバーフローになってます。
まず内側を開ける。一応オイル請けを置いて。
こちらは広いスペースなのでT44棒レンチ+延長の適当なパイプでなんとか。
やっぱりバギンッと大きい音とともに空きました。
と同時に流れ出すオイル！？
しばらく流出し300mlくらい出ましたが?
車体はミニスロープに乗り上げてフロントアップ状態、温度はここまでかなり手こずったのでほぼ常温。

でドレンプラグ6角17㎜、異様にゴツイ棒レンチ。やっぱり回らない、どうにも回らない上になめそう・・・

仕方ないのでデカレンチの登場、傷はつきましたが回りました。やっぱりバギンッと。なんなん?固着?

ようやく排出。ここまで長かった・・・
当然汚れてます。かろうじて赤いオイルだったのが分かるくらい黒い。
計2.3ℓ出ました。ふらついてジョッキに移す際こぼしたので量は不正確。

ドレンプラグを戻して新オイルを注ぎ込む。オーバーフローから出るまで。
で各プラグを締めて、エンジン掛けてセレクターをガチャガチャ変速しつつしばらくアイドリング。
ここまでの作業をもう一回。全量6.2ℓ中4.6ℓ入れ替えたことになります。
←写真は２回目の排出分。

オイル量の確認はレベルゲージも無くオーバーフロー管からあふれるまでと微妙に不安。最初あふれ出た分はなんなのか？
交換後500kmほど走ってますが特に不具合も良い具合もない。
汚れたオイルを替えたぞと思うだけで、なかなかの疲労と、もう出番のなさそうな工具の購入費を考えるにつき無理にやらなくても良いかなと・・・