
>今日でマツダの販売チャネルであるマツダアンフィニ店の前名称のマツダオート店から名称変更を受けたアンフィニ店の誕生から20年経過しました。
当時のマツダはバブル景気により販売会社の種類を増やす多チャンネル作戦を行いスタンダードなマツダ店、スペシャリティ路線のユーノス店、軽自動車とイタリア車のランチァを主力にするオートザム店(現マツダオートザム店)、フォードブランド車を取り扱うオートラマ店(現フォード店)などが展開されてましたがその一環としてオート店についてもアンフィニ店(現マツダアンフィニ店)に変更されました。
ロータリーエンジン搭載のアンフィニRX-7(FD3S型)とセンティアのアンフィニ版であるアンフィニMS-9(HD系)、クロノスのアンフィニ版5ドアハッチバックのアンフィニMS-6(GE系)、ミニバンのアンフィニMPV(マツダMPVからの名称変更 LV系)が名称変更時の専売車種として10月に発表、11月(RX-7のみ12月に発売)に発売されましたがその後アンフィニ店専売車種はペルソナ(MA系)後継の4ドアピラードハードトップのアンフィニMS-8(MB系)が発売されたくらいでその他取り扱い車種についてはマツダ店との併売車種が多かったことが実態であった。
その後アンフィニ店についてはバブル崩壊と5チャンネル作戦の失敗によるアンフィニ店専売車種の縮小と同時に併売車種の拡大が行われ、1996年(平成8年)4月にはユーノス店の統合によりマツダアンフィニ店への名称変更が行われました。
マツダアンフィニ店への名称変更後は1997年(平成9年)には多くの車種はマツダ店と併売化されていましたが新ブランドアイデンティティ戦略により新マークの導入と同時にアンフィニ店専売車種についてもマツダブランドに変更され、多くの地域ではマツダ店への統合が進み、2002年(平成14年)のRX-7(FD系)の生産終了によりマツダアンフィニ店はマツダ店への統合が進んだ。
現在ではマツダアンフィニ店もマツダ店も同一車種を販売する関係から2000年代前半に比べてマツダアンフィニ店のマツダ店への統合がさらに進みマツダアンフィニ店を名乗るマツダディーラーも数を数えるくらいになったように思います。
北海道札幌地区でもかつてはアンフィニ販売会社が2社もありましたがその後、マツダアンフィニ北海道に一本化され現在では北海道マツダに統合され、個人的にはアンフィニという名称に思い入れあるだけに現在でも残念に思います。
今回の画像はHD系マツダセンティアのアンフィニブランド版のアンフィニMS-9(HDES型のタイプⅢだと思われる)とマツダクロノスの5ドアハッチバック版のアンフィニMS-62.0タイプFフルタイム4WD(GESR)の画像です。
2台とも現在では少なくなりましたが特にGE系MS-6については2.0タイプGフルタイム4WD(GESR)を中古車で検討したことがあります。
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Posted at
2011/11/01 19:00:30