
ここ数年間はテレビ朝日系列の日曜21時から23時枠同様に一か月に一本から数本の放送になっていたが事実上専用枠として残存していたTBS系列の「月曜名作劇場」も今年度もって終了すると言う発表が出ていたことから、2010年代以降の2時間ドラマの劇用車の傾向を特集します。
2000年代前半以前は自動車メーカーのスポンサーおよび車両協力ある作品の場合は一部に海外メーカーを含めた他メーカー車も使用されているが連ドラ同様に提供するメーカーの車両がレンタカーと地方ディーラー試乗車が多く使用されていて、自動車メーカーのスポンサーおよび車両協力がない場合は劇用車レンタル事業者をはじめに一般レンタカー(一部ではスタッフさんの私用車)が多く使用されてました。
2000年代中半以降からは自動車メーカーのスポンサーある作品では提供メーカーの車両を商品名を消さず使用する作品はあっても大半の作品では商品名を消すことが多くなり、自動車メーカーのスポンサーがない作品ではほとんど商品名を削除するようになりました。
ビールなどの酒類、飲料製品などの現在ではテレビCMが行われていないタバコを除いた製品についても同様の話です。
2010年代(2013年以降)の作品からはクライアントの意向から当たり障りが少なく、セダン型レンタカーに多い3ナンバーであればトヨタマークX(GRX12/13系)をはじめに5ナンバーのアリオン(T24/26系)、カローラアクシオ(E14/16系)などのテレビCMが放送されることが少ない車種を商品名を削除する形で多く使用さています。
それ以外も使用された以前に比べて画一的といえます。
平成に入っても昭和時代の嗜好が残っていて一般論では乗用登録でも1BOX=バンという考え方が強く4ドアセダン(4ドアハードトップといわれるサッシュレス4ドア車が人気 4HT)をはじめに2ドアと3ドアクーペ、3ドアハッチバックが乗用車の主流だった1990年代前半ならわかるにしても21世紀になって新元号と2020年代が近づいていて軽自動車をはじめにコンパクトカー、ミニバン、海外メーカーを含めたクロスオーバーSUVが主流になっているの関わらず画一的なラインナップなったといえます。
商品名を削除する理由としてはコンプライアンスの強化と商標権に対する意識の向上と番販などの二次利用対策といわれますがたとえフィクションであろうカースタントをはじめに事故シーンで商品名が出た場合は「製品イメージの悪化につながる」言う声がクライアントをはじめに視聴者の意見があるようです。
昨今では都道府県警察及び国土交通省などの道路管理事務所若しくは消防をはじめとする行政機関が許可出さなくなったことにより車両破壊を伴うカースタントは少なくなったといって過言ではありません。
今回の画像については実際に全国の警察本部に平成24年度から「機動捜査用車」と言われる機動捜査隊向け覆面パトカーとして導入されていて、全国のトヨタレンタリースなどのレンタカー会社が2サスの劇用車として制作会社に貸し出すことも多いトヨタマークX250G FパッケージFour中期型(GRX135)の捜査車両(覆面パト)です。
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Posted at
2019/01/31 17:33:09