警察車両でも多い余剰車両利用

昨日に発表された「JR東日本（東日本旅客鉄道）」の一般型内燃気動車「キハ110/100系」シリーズの一員でJR北海道（北海道旅客鉄道）「キハ150系」と兄弟関係の「キハ110系」でも新製当時から客席にシートバックテーブルが供えられた回転式リクライングシートが装着されていることからかつては東北本線・宮古線・山田線/盛岡-釜石-宮古行き急行「陸中（現在は快速はまゆり　運行区間は盛岡-釜石に短縮）」に使用されて現在は休日のみ仙台-新庄間（東北線・陸羽東線経由）で運行される快速「湯けむり」に使用されているキハ110系0番台が東北本線仙台-小牛田・石越間の金曜日18時台から20時台に運行される全車指定席の特急「イブニングウェイ（8月15日は除く）」に使用される予定の報道が話題になっているようですが47都道府県に導入される警察関連で使用される自動車についても新車への入れ替えにより余剰となった経年車両が多く利用されているようです。
警察関連の新車への入れ替えにより余剰なった経年車両でも車検有効期限残り車については車検有効期限満了または車両トラブル発生まで使用されることが多く刑事部若しくは生活安全部や警備部公安課に初回配属されることの多い「覆面パトカー」と言われるサイレンアンプ・脱着式警光灯を備えた緊急指定車両を含めた私服捜査車両については汎用性の高さから各部署の足車に使用されることが多く緊急指定車両解除の形でサイレンアンプ・脱着式警光灯の撤去により使用されることも多く防災訓練に転用されることあるようです。
「指揮用車」と言われる係長クラス以上の運転手付き公用車に使用される車両については走行距離の関係から初度登録20年以上の車両の残存率も高く程度により反転灯付き覆面パトカーなどの交通取り締まり四輪車などの退役警察車両に多い退役後にリサイクル事業者による物理上の廃車解体を条件とした永久抹消登録引き渡しではなく警察などの捜査機関以外の官公庁保有公用車同様に中古車販売事業者による二次販売を可能とした書類上廃車扱いの一時抹消登録引き渡しも多く、場合によれば車検ナンバー残りで公売払い下げの入札を行うことも多くリース車両についてはリース事業者または新車時取扱いディーラーに引き渡すようです。
今回の画像については平成9年度に警察庁用私服用セダン型無線車（2000㏄級　警光灯付き　4WD）富士重工業（現SUBARU）が落札したことにより国費導入されて主に刑事部機動捜査隊用覆面パトカーとして使用されて経年入れ替えの余剰により他の部署に転属後車検満了により退役・永久抹消登録によるリサイクル事業者引き渡し後廃車解体となったと思われるスバルレガシィツーリングセダンTXタイプS後期型捜査車両（BD5　アプライドC型）です。