
エクさんから別の車に乗り換えるわけではないけれども、なぜか最近マツダの車が興味深くて、つい時間のある時にディーラーでマツダ車に試乗してしまうブームがきていた。
ブームといっても、乗った車はCX-60 XDハイブリッド(3.3L直6ディーゼル)AWDとCX-8 XD(2.2L直4ディーゼル)AWDの2車種だけど。
要するに、ディーゼルとはどんなものか?が知りたかったのかなと。
ディーゼルにはディーゼルの良さがありますね。
スバルフラット4とは対極の常に微振動が付きまとうエンジンだけど、図太いトルクとあいまって内燃機関感がありありと感じられてとても魅力的でした。
それと、マツダのディーゼルは妙に音が良い。
CX-60の直6ディーゼルの音ばかり褒められてますが、2.2直4ディーゼルも直6に負けないくらい良い音でした。
スバルにディーゼルがないから余計に興味深いのかもしれません。
で、本題のステアフィールです。
今回マツダ車を試乗して図らずも印象深かったのは、ステアフィールの違いでした。
マツダ初心者の僕からすると、マツダのCX-60もCX-8もどちらも似たような感じでした。
線が細い感じ。
スムーズで軽快だけれど、しっとり系ではない。なんというのかな、ステアリング単体での存在を感じさせるものではなくて、むしろステアリングの存在が消えるような、身体と車がステアリングやシートを含めて一体化するような感じというのかなー。15年くらい前に試乗したアルファ159のステアフィールとかなり似ている感じ。これがマツダさんが言うところの人馬一体ということなのかなーと。
舵の効きもリニアだし、ボディもしっかりしているし、とにかくスポーティだけれども、しっとりとした落ち着きがないんだなぁ。
直安もしっかり出てるけれど、僕的にはこのマツダ車のステアリングの「しっとり感の足りなさ」がしっくりこないところかも。
エクさんも新型アウトバックもステアフィールはかなりしっくりくるんですよね。
マツダ車よりもスローだけど、舵の効きはリニアだし、何より剛性感が素晴らしく芯のしっかりした感じ。そしてしっとりとしたフィーリング。特に新型アウトバックにはそれを強く感じましたね。おそらくレヴォーグもそんな感じなのではないかな。
高級感というよりも高質感というか。
マツダもスバルもボディ剛性が高く、ステアリングを切ればリニアに鼻先が向きを変えるけど、マツダの場合はその一連の工程に何の抵抗も感じられずスッと向きを変えるのに対し、スバルの場合はマツダのそれに「しっとりとしたシルキーさ」が加わる感じ。
そーいえば、エクさんもアウトバックも、ステアフィールのみならず、乗り味やエンジンフィールにもシルキーなしっとり感があるけれど、マツダ車にはそれが感じられなかったかなー。ディーゼルだからかもしれないが。
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2023/02/12 22:40:59