2010年04月07日
ホンダオフセットのワケ
おはようございます。黄色い中華HIDを落札したASKです。なんと新品バナー2本で1000円です!
ドンキで安売りしている青いハロゲンより値段が安いとは正に驚くべき中華パワーです。
今日のテーマはホンダ車のホイールオフセットについてです。
ホンダ車のオフセットは他社に比べて+50前後などかなり特殊な値になり、あまり一般的なホイールの流用が効きません。
他と足並みを揃えなかった事には当然何らかの理由があるわけで、それを僕なりに考えてみようと思います。
周知の様にホンダは元々は二輪メーカーであり、今の大手四輪メーカーとしては最後発です。従ってホンダが本格的に一般的な自家用車の生産を始めた時、シャーシのメインストリームは既にFFへと移行し始めていました。
FFはその構造上、フロント部横幅の大半をエンジンとミッションで占めてしまいます。しかもジオメトリの大きな変化を嫌うホンダは早くから足周りにダブルウィッシュボーンを採用しました。
道端が限られている以上、クルマの横幅も自ずと限られてきます。しかも昭和の時代は税制の問題で大衆車は5ナンバーサイズに収めるのが設計の鉄則です。
限られた横幅の中でダブルウィッシュボーンを持つFF車を作る。しかも出来るだけロアアーム長を長くとりたい。
そうなったら一番の近道は極力ナックルを外側に持って行くしかありません。ナックルの位置を外に出してホイールを車体からはみ出させないためには必然的にオフセットが大きくなります。
こういったFF専業メーカー(当時)としてのバックボーンがあってホンダのオフセットが特殊な数字になったのではないか?と勝手に考えています(笑)
こんな事を言っている僕は大フィーバーしながらガンガンフェンダーブッ叩いたクルマにFR用オフセットのホイールをムリヤリ押し込みます!(爆)
設計思想は全損ですが、ホンダファンの皆様は怒らないください(^^;
ブログ一覧 |
シャーシ | クルマ

Posted at
2010/04/07 08:27:29
今、あなたにおすすめ