Vストローム250(DL250)のF1チェックランプの消去
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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今回はVストローム250ではわりとありがちな「F1/FIチェックランプ」が発生したのでそれの対処作業を紹介をします
作業自体は物があれば非常にカンタンです
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流していたところ、突然チェックランプ点灯。ショップに持ち込んで診断してもらったところ「アイドリング時のエンジン回転数の異常」ということらしく、説明そのまま。「アイドリング時の回転数が不安定になってるよ」というお知らせのチェックランプでした。
しかし、自走してる間に異常は特に見られず普通に快調。しかもショップに持ち込んだときには「異常は見られない、今は普通に戻ってる」とのこと…。しかし、ランプを消して翌週乗ると、また同じチェックランプが…。エラーコードを消すだけで工賃2000円取られるため、ばかばかしくなりました
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自力で色々探したりましたが、なぜかVスト250のチェックランプをDIY作業した事例が見当たらないためなかなかたどり着けませんでしたが
バイク屋に務める知人の助言で「OBD2」という診断機を使うことにしました
https://amzn.asia/d/0kvNyTC
価格は5000円くらいでAmazonにも売ってます
色々種類はありますが、自分はAL319という機種にしました
PCがあれば日本語化にも対応してます。詳細は他でYoutubeなどでも解説があるのでそちらを参考にしてください
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ただ、OBD2もこのまま車両に繋げられるというわけではなく、車種ごとに変換用のカプラーが必要なケースもあるため、Vストローム250に適合するカプラーを調べ…ましたが、前述のごとく事例がないため不明。
整備マニュアルもないため迷宮入り…?
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色々調べたりシート下を見てみた結果、このタイプのカプラーが適合することが判明。スズキ用の6ピンアダプタです。
スズキ車の中では赤い6ピンコネクタが合うものもありそれかと思って買って合わなかったので、改めて買い直しました。
Amazonでも取り扱いがありますが、アリエクやテムなどでも安く買えるので比べてみてください。
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シート下のヒューズがある当たりにある6本の筒っぽいのがついているこれが診断機を接続するコネクターです。
ややカバーが外しづらいときもあるので、コードを傷めないように慎重に取り外しましょう
モデル・年式によっては右側・左側にあるとのことですが、カプラー自体は同じものの筈です
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うおおおお点いた!!!!!(ここにたどり着くまで2週間)
と感動はさておいて、OBDを接続→イグニッションをONにするとOBDの電源がつきます。
エラーコードを消すのは左上の項目です
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少し読み込みをしたあと、本体の赤いランプが点灯(エラー有という事です)
ここで「コードを消去」を選択
警告文が出ますが気にせずGO
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もう一度読み込みを挟んでこんな感じの画面になったら作業完了
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F1チェックランプの消去完了です!
まあもしかしたらまた出るかもしれませんが、またOBDで自分で消せるので心配も減りましたね。
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余談ですが、今回チェックランプが点灯した時の状況が
「下り坂でクラッチを握って慣性で坂を下っている時」に発生しました(多分これが原因だったと思います)
前所有者はノーマルで乗っており、同様のエラーコードは見てないとのことで、自分がどこかいじったから発生したのだと思い、いくつか思い返してみましたが自分はVストを譲り受けたあと、クラッチレバーの交換をしていました
色々F1/FIエラーについて調べたところ、レバーを変えたら発生したという事例があるみたいで、まあこれが原因だろう、と。
そしてその変更したクラッチを握って坂を下ったら、エンジンの回転数が異常と判定されてしまった…と推察します。
確かにクラッチを握るとエンジンの回転数って落ちますから、なんとなく合点がいったように思います
純正に戻せば解決するのかもしれませんが、自分はクラッチのワイヤーを色々いじくったりしたので、多分元の正常な状態に戻すのは骨が折れるだろうと思い、今回の方法で解決を試みました。(それに、純正クラッチの見た目が好きじゃなかったので…)
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