ZFミッション認定工場のデルオートさんへ。
電話で症状をお伝えしてあったので着いてすぐ試運転をして頂きました。
30分程度、低速域〜高速域を色々なシチュエーションで走りましたが全く症状が出ませんでした。あるあるですね。
専門の診断機を掛けて頂きエラーを確認しましたがエンジン、ミッション両方ともエラーコードはなく異常なしの診断でした。ただ開発者が想定していない故障は拾わないのでエラーコード無いからと言って故障がない訳では無いみたいです。想定していない故障があっても異常なしの診断がされてしまいます。
シフトショックが出る原因として
①ATFオイルの量が減っている。
②ミッション内部のゴムのリングの経年劣化により適切な油圧が掛けれなくなりショックがでる。(僕の説明が分かりにくいですが2階の工場でギアの構造をわかりやすく説明して抱いたのでイメージがつきました)
③運転席下のミッションコンピューターの浸水。サンルーフ排水口がAピラーを経由して車体下に抜ける過程で出口にゴミが目詰まりする。行き場を失った雨水がフロアに浸水し水溜りになりコンピューターを水没させてしまう。A6オールロードクワトロはまさにこれでコンピューター壊れたみたいです。
上記症状を当てはめて診断しました。
①直近1ヶ月でATF交換済の為該当せず。
②ミッション冷却時症状が出ています。ミッションを労わる様に30分〜1時間運転しミッションが温まるとショックもくスムーズ。ただミッションを酷使するとショックは出るので労わる乗り方をする必要がある。
③問題なし。
新車時からシフトショックがあるミッションなので100万円の修理費用を掛けても完治しない可能性もある。ほんとに酷いと異音、臭い、振動が酷くまともに走らないみたいです。
バルブボディーやソレノイドが壊れた場合は常に不具合が出る為、これらの故障ではなさそうです。
シフトインジケーター反転のマルチファンクションスイッチ故障の件も質問しました。
あくまで内部端子の接触不良が原因の為、インジケーター反転の症状とシフトショックとの間に因果関係はないとの事。
寧ろかなり調子良い部類に入るので常に症状が出てからの修理でも遅く無いと言う結論になりました。
不具合を起こしている原因と対策が理解できたのでよかったです。
お忙しい中、親切丁寧に対応して頂いたデルオートさんには本当に感謝しかないです。
ありがとうございました😊
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2024/05/21 01:33:56