クソみたいなヒューマンエラー
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
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語らせて下さい!
クソみたいなヒューマンエラーでインテークマニホールド外す事になったんですよ!
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とりあえずエンジンカバーを外して、エンジンコンピューターは右側(画像だと左側)のコネクタしか外しません。
コンピューターは左側のポーレンフィルターの上にでも載せておけばオッケー
右側はコネクタ類を外して外側方向へ避けてとりあえずインマニASSYが上に引き上げられるスペースを確保します。
左側はエンジンコンピューター付近のデッカいカプラーが外せればダイレクトイグニッションとかは外さなくても大丈夫でした。
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YouTube動画を見るとインジェクターを外したりしてますが、インジェクターを外すと面倒くさいのでデリバリーパイプごと外します。
燃料ラインはスパナで14mmと17mmで外す事ができました。
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YouTubeで外人さんたちがインマニを外す時にインジェクターを外す理由は多分このネジです。
エンジンハンガーのフックを外してスペースを作れば配線を動かして赤丸部分のトルクスのネジを緩める事が出来ます。
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8本のトルクスのボルトを取るとこんな感じでインマニASSYが外す事が出来ます。
そしてここで今回の故障した原因が判明したわけです。
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今回悩まされたヤフオクで買って取りに行った帰り道で出たエラーコードです。
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燃料が濃いと言われているのは、定番のタンブルフラップのアーム折れっぽいんですが
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点検したんですが壊れてなかったんです。
狭〜い隙間からのぞいてみたり、エンジンカバーをはずすとタンブルフラップを動かす事が出来ますがガッタガタではなく普通にアクチュエーターの反発力もありました。
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原因はこちら!
エンジンブロックのバンクの部分に溜まったオイルが原因でした。
しかもこの量は尋常じゃない!
エンジンオイル交換時にオイル入れ口から溢れたか、そもそもオイルを入れる時に的を外してこぼしてしまったかでこのエンジンブロックのバンク部分に溜まってたオイルが原因とわかりました。
確かにオイルが溢れて拭いたりしたけど手の届かない所は拭けなくてみたいな痕跡があったのでおかしいなとは思っていたんです。
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そしてオイルだまりが出来てインマニ下部に付いているこのソレノイドバルブにまでオイルが達してしまい、ソレノイドバルブがオイル漬けになって動かなくなり、結果、負圧のアクチュエーターが動かなくなってタンブルフラップが動かなくなりP2004のエラーを吐いていたわけです。
インマニをはずすついでにソレノイドバルブも交換しようと思って買っておいて良かったです。
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よく壊れるらしいのでタンブルフラップのアームは対策品の金属製の物にしておきました。
試しに3,500円位で売ってる安い対策品を買ったらバリだらけでそのまま使うとまた引っかかったりしてエラーコードが出てしまいそうだったのでバリを取って取り付けました。
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エンジンブロックは綺麗にして、オイルも全部取って、インマニのガスケットも新品にして逆の手順で元に戻します。
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テスターでエラーコードを消して、コンピューターをリセットして再学習をさせてから試運転をしてみました。
今まではリセットしても2〜3kmも走ればP2004〜P2006のどれかのエラーコードが出ていましたが、16km走っても何のエラーも出ていませんでした!
こちらはベンツ専用のプログラムでの診断です。
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通常のOBD2モードでも再度確認してみましたが何のエラーも出てませんでした。
エラーコードが出ていないのが当たり前なんですが、やっぱり何も出てないと嬉しいですね!
朝5時半から初めて昼過ぎくらいまで、炎天下で約7時間格闘してしまいましたが直って良かったです!
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というわけで、M272エンジンでよくあるタンブルフラップの故障かと思ってインマニを外してみたら、オイルをこぼしたかなんかの過去のお粗末なヒューマンエラーでソレノイドバルブがオイルにドブ漬けされてて壊れちゃってアクチュエーターが動かなくてタンブルフラップのエラーが出てましたと言う事の顛末でした!
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