エンジンマウント等の交換・#2/3

車体からエンジンを約６cm持ち上げた画像

R171・SLK・M272エンジンは、この方法で
エンジンマウントの脱着交換が可能なので
ＭＢ他車種よりも作業性は良い方のようです

新旧のエンジンマウント（ＥＭ）

交換部品明細……
LEMFORDER 211-240-3417 (刻印・金属部)
LEMFORDER 38345 01　(梱包箱の品番)

画像左側は「古・劣化ＥＭ」

ハイドロタイプのＥマウントです
上部のゴム・クッション部が縮んでいる、
且つ、下部金属筐体の空気穴から、内部の
ダイヤフラムが破裂し、オイルが漏れ出てます
（車体右側のみ）

「古・劣化ＥＭ」の底部分……　正常なＥＭの
空気穴は内部のゴム質ダイヤフラム（ＤＰ）で
ほぼ塞がってますが、ＤＰが劣化すると →
ＤＰ破裂 → ハイドロ・オイルが空気穴から漏れ出し （ 画像は付着オイル拭き取り清掃後 ）
→ ＤＰは収縮し → 金属筐体の中に高さ２５mm程の
空洞が発生してます

こうなると、エンジンの振動は一気に増大化！
エンジン音は、かなり五月蠅くなり
乗り心地も随分悪いくなります。

車体右側・下方から見上げた画像
新ＥＭをブラケットに載せた状態

この後、ＥＭの上部に熱遮蔽ゴムカバーをセット
エンジン側ブラケットに熱遮蔽板をセット

車体左側・上方から見下ろした画像
新ＥＭをブラケットに載せた状態

エンジンを降ろす際には、ＥＭとブラケットの
ダボピン篏合は慎重に、注意必要

ボルトを規定トルク締めでＥＭ交換完了

ミッションマウント（ＭＭ）の交換作業

ミッション・オイルパンに 当て板を入れて
ジャッキアップ

ＭＭは
ＭＢ社のOEMメーカーではありませんが
「強化仕様」を手配・取付け


●エンジンマウント等の交換・#3/3 に続く
https://minkara.carview.co.jp/userid/359142/car/656727/6868896/note.aspx