凄まじかった報道陣達

昨日の出来事ですが、偶々昼食でいつものうどん屋さんに行く途中、隣の警察署に大勢の報道陣が押し寄せてごった返しになっていました。

なんの事件かもわからず携帯を取り出して撮った写真がですが、どうやら一昨日に起きた児童虐待事件の容疑者を逮捕して送検するところだったようです。

このシーンを目の当たりにして一番驚いたのはカメラマンの強引さです。

警察官の制止を振り切り護送車を取り囲んでカメラを回し続ける強引さ！

彼らはこのような状態で必死になって容疑者の絵をカメラに収めることで給料をもらっているので仕方のないことでしょうけど・・・

しまいには護送車が動けなくなって警察官がエキサイトし大声を上げて報道陣を振り払うシーンまで目撃してしまうことに！




最近よく目にするようになった児童虐待の事件ですが、今朝の新聞で娘を可愛がる夫対する嫉妬心でまだ首の据わっていないわずか２歳の長女の頭を揺さぶって殺害したとのことでした。

ところで、児童虐待事案のうち、約7割が父母以外の同居者のいない「核家族」で起きているという実態が明らかになっているようです。

核家族化の問題の裏には、人のつながりが希薄化していることがあげられると思います。

父親は働いていることから、社会とのつながりがあるのに対し、母親や子どもは社会から取り残されがちになります。

社会に取り残された母親は、子育てや家族の問題、教育問題などを1人で抱え、そこからくるストレスが子どもへと向けられるケースが多いのでしょうね。

外からは見えにくい今回のような児童虐待対策として、早期発見に向け地域ぐるみでの「大家族化」などはできないものでしょうかね。


今回はこのうどんを食べに行く途中での出来事でした。
「おぼろ月見うどん」　４００円