
何せ最近の日本の夏は暑すぎるという問題もありますが、そもそもネオクラ車を初めとする古い車にとって夏場というのは苦手な季節だと言えるかと思います。
スマートカブリオのエアコンの効きが良くないというのはネットなどで言われていたので、私の車もこんなものかな?と思っていたのですが、ガス量を計ったら減っていたので充填してもらったらやはり効きが良くなりました。まあそれでも若干弱いのは間違いないのですけどね。
ただ別にガスが漏れてたわけではないのですが、それでもガス量が減ることがあるわけでして、その場合には充填すればいいので今回は充填したわけです。しかしガス漏れしてるけど、「毎年夏前に入れれば大丈夫」というのはダメだと思います。その場合は修理すべきであって、騙し騙し使うことはすべきじゃないと思ってます。
さらにコンプレッサーごと外してしまうのであれば理解できますが、エアコンが故障してるからといってそのまま放置するのもあまり良いことには思えません。修理するか全て外すか、どちらかに決めて作業しないのも私には意味不明です。金銭的な問題が出てくるのは当然ですが、それを捻出できないのであれば壊れない新しい車に乗る方が健全と思いますが、それはあくまでも私の主観です。
私のマセラティレーシングのエアコンは夏場にものすごく効きます。何せR12ですから出てくる冷風は凍るほどの冷たさ。そして頭の悪い制御のせいで、やたらに強い冷風が出てしまい、ハッキリ言って寒いわけです。寒いからといって設定温度を上げると全然涼しくならず、少し設定温度を下げると強烈に冷風が出てしまう。そしてハンドルを持っている右手に直撃して右手が悴んでしまうほど。
今どきのR134a やR1234yfはR12と比較すると全然冷たくならず、もちろんエアコンとしては機能しますが冷風の冷たさは全然違います。
だからレトロフィットしてR12からR134aなどにしたのならともかく、ネオクラ車のエアコンは本来めちゃくちゃ効くわけです。
ただ最初に書いた通り夏場に弱いネオクラ車は、要するに熱害でオーバヒートとの闘いになってしまうので、エアコン云々の前に夏場に乗れるのか?という問題の方が先に来てしまいます。
なので“もし夏場でも乗れるなら”という前提があるとして、乗れるのであればエアコン付きネオクラ車のエアコンはめちゃくちゃ効きますし、壊れているのならば直すべきだと思います。上にも書いた通り私の勝手な考えではありますが、直せないなら故障しない今どきの車に乗ればいいと私は思ってしまいます。直せる人(金銭的にとなりますが)がネオクラ車には乗るべきかと思ってしまってます。
さらにネオクラ車のエアコンで気になることがありまして、吹き出し口からスポンジが出てくるという話しを良く聞きます。
直近では私のマセラティレーシングと初代アウディTTロードスター(手放しましたが)も買った直後はスポンジが出てきました。でもそれは当然でして、エアコンの風の経路の繋ぎ目とかにスポンジが使われてまして、経年劣化とか加水分解でボロボロになったスポンジが吹き出し口から出てきてしまうわけで、それはインパネなどを分解して経路のスポンジを付け直せば直るわけです。
マセラティレーシングも初代アウディTTロードスターも当然ながらスポンジを付け直したのでスポンジは出てこなくなっていたわけでして、個人的にはオーバーヒートはともかくエアコンに関してはスポンジには悩まされることなくガンガン使えるようになってます。
しかしそういったことにコストを掛けずに、無駄にオイル交換したりパワーアップしたり車高調入れたり、私からするとそんなことより先にやることあるだろうと思うのですが、まあその辺りは人それぞれなので何か言えるものではないですね。
思いついたままテキトーに書いてしまったので文章がどうなのか分かりませんが、エアコン付きのネオクラ車はキチンと直すべきかと思う考えを押し付けてしまうような文章になってしまったかもしれません。自分の車をどうするかは自分で決めることなので、少なくとも私の車のエアコンを直したということだけの話しを書いたつもりなことを分かってもらえたら幸いです。
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2025/08/22 01:32:28