エクリプスクロスPHEVに車速感応ドアロックを取り付けました
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
エクリプスクロスPHEVは、乗り出し価格が400万円を大きく超える車でありながら、一般的になりつつある「車速感応ドアロック機能」が装備されていません。そこで、「車速感応ドアロックユニット」を取り付けました。
残念ながら「ポン付け」できる製品は無く、エレクトロタップなどを駆使して、コネクタにきている配線に割り込みさせる作業が必要で、それなりの電装パーツ装着経験が必要と思います。
1.パーツについて
今回使用したのは、電装品で定評のある八木澤さん(
http://www.yagisawa.net/index.html)の「車速感応ドアロックユニット Ver.3(DLU03)」です。
私、20年ほど前から八木澤さんの製品を愛用しています。八木澤さんは、エーモン製品の請負製造も経験されており、信頼のおける個人業者の方と思います。
2.パネル取外し
取り付けには、内装パネルの取り外しが必要です。結構大掛かりです。詳しい取り外し手順については、他の方のレビューを参照しました。
グローブボックス&エアコンパネルの取り外し
https://minkara.carview.co.jp/userid/1961405/car/3283309/6926544/note.aspx
ナビ周辺の取り外し
車速信号はナビ裏から取得するため、こちらも参考にしました
https://minkara.carview.co.jp/userid/2709808/car/3646688/8019431/note.aspx
3.配線について
追加のリレーやダイオードが不要で、DLU03単体で対応可能でした。
配線図を画像に取纏めています(ディーラーで調査済み)
アンロック配線
パーキング信号やサイドブレーキ信号と連動での自動アンロックは、自身の操作以外で勝手にアンロックしたくない(防犯など)ため配線しませんでした。ただ、運転席ドアにあるスイッチでアンロック操作をすると、リセットされるようにし再度車速ロックできるように配線しています。(橙線を青色のアンロック配線に結線している部分)
車速信号
車速信号はナビ裏のオーディオコネクタから取得しました。
4.電源取り出し
ヒューズからの分岐でも良いですが、予備の電源取り出しコネクタがあります。(C-421コネクタ)
純正品のコネクタで分岐可能です。
品名:リードコネクタ
品番:246L43713
ただし注意点として、このコネクタには常時電源、ACC電源、イルミ電源と「SPEED」と書かれた線がありますが、この「SPEED」線から車速信号を取得できませんでした。信号規格が異なるか、そもそも、コネクタが汎用となっていて線はあるが信号が来ていない可能性があります。そのため、車速信号はナビ裏から取得としました。
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C-414コネクタ 接続先
31番(白色) アンロック
28番(緑色) ロック
となります。一旦コネクタを抜いてエレクトロタップ等で接続をします。コネクタから出る沢山の線を纏めるためビニールテープが線の束に巻かれていますので必要に応じて、テープを外して解いてしまったほうが作業しやすいです。
電気的には上記のそれぞれのピンがアースに落ちることで、ロック/アンロックされます。
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