
いよいよウインターシーズンに突入しました。
でも今年はクリスマス前後は山間部では大雪になりそうな感じですね😥
そういえば4年前のこの時期、関越道で2000台を超える大規模な立ち往生が発生しました。
その日私は関越道を長岡方面へ向けて運転していて、ちょうどこの立ち往生に巻き込まれる形となってしまいました。
その時のことを書き残しておきます。
※クルマは当時乗っていたフリードです
当日の夜中23時ごろ、私は関越道の水上IC付近の下り線を走っていました。
雪の量はけっこう多かったものの普通に走れていましたが、関越トンネルを抜けた途端に状況が一変。
普段どんなに雪が降っていても除雪が行き届いているのですが、1車線が雪で埋まってる状況になってしまっています。
そしてトンネルを抜けて1kmほど走った所で完全に動かなくなってしまいました‥
止まった時の状況です。
右側の追越車線上に雪が降り積もり、1車線しか使えない状況でした。
ここから長い長い立ち往生が始まります。
午前3時ごろ。
雪は止むどころかどんどん強まり、ホワイトアウト状態です。
午前5時ごろ
車の周りが埋まってきたので、マフラーが埋まらないように除雪しますが、雪落としのブラシしか持ってなくて苦労します。
昼過ぎに一瞬雪が止んだ時。
追越車線は腰の辺りくらいまで積雪しました。
この辺りで飲み物がなくなり、雪をペットボトルで溶かして飲むサバイバル生活に‥
クルマは完全に埋もれました。
もはや自力脱出は不可能です。
そしてまた夜が訪れます。
深夜0時ごろ、突然追越車線に除雪車が!
希望が見えてきます。
直後にNEXCOの方が非常食を届けてくれました。
丸一日ぶりの食べ物です。
そして午前6時過ぎ、時間にして約30時間の立ち往生の末、ようやく脱出することができました。
もちろん高速は通行止めなので、最寄りの湯沢ICで強制退出。
料金は普通に取られました(笑)。
仮眠を取った後結局何も出来ずにトンボ帰り。
帰路は前日までの雪がウソのような晴れとなりました。
この立ち往生、原因は上下線で複数のトラックがスタックしたことのようでした。
こうなるとどんなに雪に強いクルマに乗っていようと、進むことも引き返すこともできなくなってしまいます。
唯一の対策は出発前には必ず天気予報を確認して無理は絶対にしないこと、そして万が一のために車に保存食などを積んでおくことです。
これからの時期雪道を走る機会も多くなりますが、皆様どうか無理しないようにお気をつけて🙇
クルマには非常食を常備するようになりました。
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2024/12/22 15:35:20