bootmod3(BM3)マップのセッティング
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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ここからはスマホ画面に移ります。(パソコンの画面のスクショの撮り方分からないので、スマホのスクショで説明させて頂きます🙇💦基本は一緒なのでパソコンと見つめ合いながら、参考にしてください)
前回OTSマップから車両にあったマップをダウンロードしたと思うのでそこから説明させてもらう。
OTSマップをダウンロードしたらマイマップ(翻訳の仕方によっては『地図』)の所にダウンロードしたマップとストックチューンが反映される。
ここでの注意点は〚ストックチューンは絶対に削除したり、マップを触ったりしない事!〛これは純正マップなので元に戻す時に絶対に使うマップである。〚絶対に触らない事!!〛
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気を取り直して、ダウンロードしたOTSマップを開き歯車マークを押す。ここからマップのセッティングができる。
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ここで個々の設定をしていく。ここではバブリングの設定、エンジンの制御設定、ブースト圧の設定ができる。
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バブリングの設定項目を開いて説明
『メーカー』『OTS』『オリジナル』『オフ』『カスタム』とあるが
『メーカー』『オリジナル』…純正
『OTS』…bm3の設定するバブリング
『カスタム』…ユーザが個々で設定の略である。
期間…ECO PRO Comfort時
スポーツ継続時間…Sport S+
侵略…バブリングの強さである。
所々曖昧な言葉で翻訳されるので注意してほしい。
曖昧な翻訳でのミスを回避する為に、パソコン、スマホを同時使用して翻訳すると良いだろう。
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私のセッティングはノーマル時はバブリング控えめ(住宅街を走る為)
スポーツ時には激しめにしたが、バブリングは燃料を余分に噴射し、未燃焼ガスをマフラー関係のパイプで爆発させる。これによりタービンが減速時にも回ることによってアクセルレスポンスが良くなる仕組みだ。しかし、『未燃焼ガスを余分に噴射し排気管で余分に爆発させる』っと言うことはタービンブレード、触媒、マフラーに何かしらの損傷を与える可能性が高い。なのでマックスにするのではなく余裕を持たせたセッティングにした。また、エンジン回転数に関してはN20B20Aはレッドゾーンが6千ちょっとなのでレッドでは回らないように設定した。
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ここからは用語説明
GTSスタートアップ→エンジン始動時回転数を少し上げて迫力のある演出にする設定
MAX冷却→通常の制御温度の-10度でファンモータの回転を始める
触媒加熱→暖気運転を早める制御、ダウンパイプ装着車、住宅街の車両には有効
点火コイル→N20エンジン用からB58エンジンのイグニッションコイルに変更した際に使う項目、ノーマルコイルの場合は『絶対に触らない』
EWG→社外のタービンに変えた場合に使う、純正のウエスストゲートバルブは電子式、社外の機械式制御のタービンに変えた際に使う『ノーマルタービンなら触るな!』
排気フラップ→マフラーに付いてるバルブを制御する項目、社外マフラーで取っ払ってる人はオフでもいいかもしれない。
スピードリミッター→文字通りスピードリミッタを変更できる項目
触媒モニター→O2センサーのエラーを出さないようにする為にあらかじめセンサーをOffしておく項目、ダウンパイプ装着車はONにしたほうが良いだろう
スロットルレスポンス→アクセル開度とスロットルの開度を調整する項目、今のアクセルレスポンスに不満がないなら触らなくて大丈夫だろう、私は触ってない
最大ブースト圧(PSI)→ブースト圧の設定、後程詳しく解説する
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MAX冷却についてだが、BMWのファン制御は国産車と比べると10℃くらい高めでファンが回るように制御されている。なら、この機能をONにした所でオーバークールになる可能性は極めて低い
また、バブリングをする為に高回転域を回すので熱を持ちやすい、この条件で行くと『On』は必須だろう。
ちなみにこの制御に切り替えてから高速で油温120近くまで行ってたが100〜110度で収まる様になったりとエンジン保護には最適かもしれない…
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さて、いよいよエンジンの出力をあげるセッティングと行こう。
先ずは純正状態を確かめるためにドライブに出かける。
OBDポートに前回購入したアダプタを装着し、BIMMER LINKを起動させる。このアプリはGoogle、AppleStoreにてダウンロード可能だ。
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アプリを開く→ダッシュボード→右上の編集アイコン→検索『ブースト圧力』→『ブースト圧力(bar)』を選択し、この画面の状態で走行をする。この時安全な道、走行モード『SPORT+』にて『本気の加速をする事!』最大ブースト圧力を確認したい為だ。
助手席にアシスタントを乗せ、データモニターを確認した所『0.768bar』と数値を記録した。この数値が純正の最大ブースト圧力である。
繰り返す、単位は〚bar〛である。
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では、Bm3に戻ってセッティング
先程のデータモニターを元にセッティングを行う。bm3では〚psi〛になる。
0.768bar=11.138898psiである
バブリングだけを楽しみたいならこの数値にすると良いだろう。実際、圧力を上げるとエンジンに対する負荷も増加する。安全を取るならここは11.1〜12にしておけば安全といえるだろう。
N20B20Aの安全圏:1.2〜1.3bar(17〜19psi)は大体このくらいだそうだ。
それ以上は吸気温度が上がるため社外のインタークーラ、吸入圧も上がるので社外のエアクリ、アルミ製チャージ、ブーストパイプを入れておかないと物に出来ないだろう。また、そのセッティングをしてもエンジン内部はそこまで頑丈に作られていない為最悪の場合ブローを起こすだろう。
なので、私は17.5psi=1.206583barになるようにした。
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17.5psiは実際どのくらいの出力になるのか、ChatGPTを使い計算して貰った。純正(245ps)から10〜15%上がる計算だ。
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トルクカーブも見ると最大400N·mとここまで行くと満足だろう。しかし、これはあくまで理論上である。
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まとめ
·バブリングは触媒と相談して設定
·MAXクールは絶対にON!
·EWG(電子ウェストゲートバルブ)、点火コイルの設定は絶対にさわるな!
·最大ブースト圧はノーマル仕様なら、1.2〜1.3bar(17〜19psi)まで!
·迷ったら海外の資料や他の人の意見も聞く!
この事が守れれば、安全なDMEチューニングを楽しめるだろう。私も初めての試み無ので少し間違った解釈をしている可能性があるかもしれないので参考程度に聞いて頂ければ幸いだ。
次回〚書き換え編〛っと行きたいが書き換え作業時の写真を撮るのを忘れてしまったので大雑把な説明になるかもしれない…🙇💦
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