他の未投稿の記事がありますが、内容の性質上繰り上げて投稿します。
26-27NEW MODEL パウダー・ヒールフリー試乗会に参加すべく、妙高・杉ノ原スキー場 に赴きました。
乗り継ぎ無しでは日本位置の下降距離(1124[m])を誇るスキー場です(乗り継ぎ有ではかぐらスキー場が 1位)。

無人宿を出発。

建物を所有しているなら、こんな活用も良いですね。
ただ、各部屋にエアコンが要るからなかなか大変かも?

長野市を出発。

すき家で朝食。

坂中峠を越え、妙高高原へ。
宿泊地の長野市から北上、県道37号を進み、坂中峠を通過、妙高高原に入る。国道で行く場合は 18号線です。
最寄りICは南側は信濃町IC、北側は妙高高原ICです。
天候は晴れたり曇ったりだろうか。
妙高・杉ノ原スキー場 は休日の駐車場が有料です。現金 1000円の用意が必要です。
杉野沢地区に宿泊するお客様は、宿側の施設に駐車できるため、駐車料金はかかりません。
一番麓側のリフト乗り場にはリフト券売り場はありませんが、1回だけ無料で乗車する事が出来ます(降りた場所のリフト券売り場で購入する)。
今回参加させて頂く試乗会は 08:30 ~ 13:30 までです。
ゴンドラ乗車時刻は 08:30 ~ 15:45 の間です。
第1駐車場は、ゲレンデに面しています。08:30 までには時間があったので、リフト券だけ交換してもらう事にしました。
準備してレストハウスまで滑走して行き、チケット売り場で自動発券。アソビューで購入した QRコードを読み込ませてチケットと変換。
どういう訳か、楽天早割は窓口出の変換が必要だと注意書きがある。

ゴンドラ乗車が開始され、列が吸い込まれていく。私も並んで乗る。

公式には 8人乗りゴンドラと掲示されていますが、6人乗車で運行されます。
古い設備のためか、ファットスキーは外部ラックに収まらずキャビン内持ち込みとなります。

パウダー系の試乗会でこの設備は厳しいな...。

杉ノ原ゴンドラは 3074[m] と距離があります。

樹木についた氷が綺麗。

麓から見ると雲梯の低い雲か霧がかかってるようでしたが、山頂駅は雲の上でした。

山頂は 1489[m] ですが、最高点ではありません。最高点は三田原第三高速リフトを降りた中腹部の 1855[m] です。

ゴンドラ駅を出ると絶景が広がっていました。私のスキー人生?で 5指に入る絶景です。これが見れただけで今日ここに来た意味がある気がした。

この景色!! これは、最凶の試乗会になる予感。
上層が雲海の上、中層が雲の中、下層が雲海の下。凄まじい条件だ..。

試乗会を最優先すべく、降りたら全力で滑走。
直ぐに雲海の霧の中に突入。
A3 ジャイアントコース + A1 白樺コース を滑走。コース幅は所々狭い個所があり、高速滑走しては減速して、を繰り返します。
幸い、雲海の上には太陽が出ていて、霧の中は明るい。ミラータイプゴーグルレンズで充分に明るい。これが暗かったら、霧に突入するたびにレンズ交換を余儀なくされたと思う。

最短でも 1周 3.2[km] のコースです。これはハードな試乗会となりそうだ。

第1駐車場横の試乗会会場に入り、受付を済ませて、お目当ての板を貸して貰う。

今回は 私のメイン板 formula の製造元 EXTREM での他の板に乗ってみたくてこの試乗会への参加を決めました。EXTREM へ乗れる試乗会は私が知る限りこれだけでした。
EXTREM のブースに行くと、何と 2年前 ヤマボクワイルドスノーパーク で私に板をお勧めしてくれた製造元の担当者が居ました。
色々と教えてもらい。formula 以外のモデルに試乗させてもらう事に。
EXTREM では全てキャンバー板だという。
板を自分の履いているブーツのソールサイズに合わせてもらい、試装着して貸して貰います。

ゴンドラに乗って上層へ。

霧の中では何も見えないので、AI に情報入力してスノーボードの練習の段取り。

そこから始まる AI との哲学論議...。時間が溶ける。

雲海の上に出ます。

ゴンドラ下のコースである ジャイアントコース+白樺コース を下ります。
距離があるので試す点だけ確認したら全速滑走して試乗会会場に戻ります。
しかし風景が雄大で見とれてしまいます。

雲海の中へ突入!
以下、試乗板の私の評価になります。
----------------------------------------

<1>
EXTREM DRIFTER 102
Lengths : 1840[mm]
Tip : 131[mm]
Waist : 102[mm]
Tail : 120[mm]
Radius : 20.0[m]
Weight : 1560[g]
edge : 88/1.5[deg]
素材はカーボン。滑走してみると確かに軽くて強い板です。
軽いから弱い・・・ではなく強い。雪面の荒れは反発として身体側が受ける。ある程度の技量が必要だと思う。
ツアー(移動に主眼を置く)を目的として軽さを選択した設計ですが、グルーミングバーンでのカービング性能も考え、噛みも良い。

<2>
EXTREM FINAL OPINION 118
Lengths : 1870[mm]
Tip : 142[mm]
Waist : 118[mm]
Tail : 132[mm]
Radius : 23.0[m]
Weight : 2000[g]
edge : 88/1.5[deg]
素材は ポプラ+ブナ。EXTREM のパウダー向けモデル。以前試乗会で乗った Armada の ZERO シリーズとは違い、噛みが良くずらしにくい操作感です。
パウダーに主眼を置きつつ、グルーミングバーンでのカービング性能も考えているようだ。おとなしめのパウダー板と言う感じ。一般的なパウダーが軽快とするなら安定感のある乗り味でした。
長い割に取り回しが良いのは、キャンバーですがロッカーが入っていて、反りの地点が板の長さに対してかなり後方にあるためだそうです。グルーミングバーンでは軽快に、パウダー内では長いロッカーで浮力増大に、・・・という設計思想とのとこです。

<3>
EXTREM FACTORY 102
Lengths : 1840[mm]
Tip : 132[mm]
Waist : 102[mm]
Tail : 121[mm]
Radius : 21.0[m]
Weight : 2000[g]
edge : 88/1.5[deg]
EXTREM DRIFTER 102 と同形状で素材がカーボンではなくウッドのタイプです。
乗ってみて分かりました。この板だ、私が欲しかったのは! formula 88 が軽快とするなら、こちらは重厚な感じ。formula ほど噛みは強くなくずらしやすい、が一般的なパウダー板よりは噛みが強いと思う。
formula も FACTORY 102 も純粋なドバウよりも地形の出ている雪面・・・ある程度硬い場所での使用を想定した設計だと思う。
荒れ雪面でもバタつきが抑えられ、安心して任せられる乗り味。小賀坂製BLASTRACK MASSIVE 106 に乗った時の乗り味にかなり似ている。強いて言えば、FACTORY 102 の方が軽快感があります。
formula 88 では無くて FACTORY 102 を買えばよかったと思う程。しかしこの長さは私の車輛に載せる事は出来ない。
ここまで自分の身長を越える長さの板です。以前なら扱いずらいと感じていたのにそれほど困った感じではない。技量の上達であるならいいのだが、雪がシャバイので乗れているだけかも知れない。

<4>
4FRONT MSP 107
Lengths : 1810[mm]
Tip : 138[mm]
Waist : 107[mm]
Tail : 128[mm]
Radius : 20.0[m]
Weight : 1151[g]
Camber : 3[mm]
フルロッカーの板
メタル入りにしては柔らかく感じます。これはエッジグリップのためのメタルではないかららしい。
ロッカーの特性だと思う。怖いくらいに回ってしまう。注意せねば...。カービングが好きな人にはつまらないと思う。これが好きな人には良いと思う。
現在ではフルロッカーは貴重なのだという。

<5>
RMU PROFESSOR 111
Lengths : 1880[mm]
Tip : 138[mm]
Waist : 111[mm]
Tail : 131[mm]
Radius : 19.8[m]
Weight : 1940[g]
ずらしやすい。パウダー向けではこれが普通か?
踏み込んでもずらしやすいためか、やや頼りない。そういう使用用途ではないからだと思う。
担当者に聞くと、キャンバーを弱めに設計して踏み込んだらロッカー形状になるようになっているらしい。なるほど。

<6>
dps Koala103
Lengths : 1840[mm]
Tip : 129[mm]
Waist : 103[mm]
Tail : 119[mm]
Radius : 18.0[m]
Weight : 2075[g]
カーボン製の板。パウダーだけでなくグルーミングにも考えられた板。噛みが丁度良いくらいに弱くてずらしやすい。踏み込んでも良い具合。
なにより、荒れた雪面を高速で滑走しても反発が抑えられて乗りやすい。
EXTREM は噛みが強めなのかも知れない。カーボン製でと言われたらこの板に乗りたい。

<7>
FACTION studio 2
Lengths : 1830[mm]
Tip : 131[mm]
Waist : 102[mm]
Tail : 127[mm]
Radius : 20.0[m]
Weight : 1880[g]
柔らかく噛みも弱い。長時間ゆるく(低速で)乗るには楽だと思うが、速度耐性は低そう。
パーク向けの板はこんな感じなのか?
一本持っていても良いが、基礎板があれば良いか...(乗り味はだいぶ違うけど)。

<8>
DYNASTAR DAPP401/P48
Lengths : 1850[mm]
Tip : 131[mm]
Waist : 101[mm]
Tail : 123[mm]
Radius : 18.0[m]
Weight : ???[g]
フリーライド系。柔らか系の中では硬い部類に入ると思う。とても乗り易くて安定している。
dps Koala103 と同じく高速で荒れ雪面を滑走しても嫌なバタつきが抑えられている。

<9>
blackcrows mirus cor
Lengths : 1780[mm]
Tip : 134[mm]
Waist : 87[mm]
Tail : 123[mm]
Radius : 13.0[m]
Weight : 3600[g]
軽い。かなり噛みは弱い。これもツアー重視だろうか。
カタログスペックではかなりのの重量数値が示されていますが、そんな重さは感じられません。ビンディング込みの重量か?乗り味は他の方が良いか?
----------------------------------------

試乗会だけで 30[km] 以上を滑り切りました。全て最高 60[km/h] を越える滑走で平均 22[km/h] 程。

返却時間を考えて試したいことが終わったら全力滑走というハードな試乗でした。
アップ手段がゴンドラしかない(杉ノ原第2ロマンスリフトは運休)ので仕方がないのですが、正直言ってしんどいです。

1機種で長距離試したい方にはここでの試乗会は良いと思います。
トレーニング記録

時間もないので、慌ただしく昼食を採ってスノーボード練習に切り換え。
高低差乗り継ぎ無し日本一のコースを滑走します。

杉ノ原ゴンドラ に乗車。山頂駅で下車後、一旦 A1 白樺コースを滑走して、

D2 パーク連絡路へ。

三田原第3高速リフト(クワッド)に乗って最高部へ。

南側に見えるのが 三田原第2高速リフト(クワッド) です。三田原の途中から登る唯一のリフトで、これを逃すと最下部の 杉ノ原第1ロマンスリフト まで登る手段がありませんので注意が必要です。有名な 900[m] に渡ってアイテムが並ぶ長大な SUGI PARK はこの 三田原第2高速リフト したにあります。また、同リフト乗り場付近にはレストランが数店舗集まっています。

最高地点へ向かう。

三田原第3高速リフト降り場。

降りた場所が妙高・杉ノ原スキー場の最高点 標高 1855[m] です。

ここから E1 しゃくなげコース を滑走。

続いて A2 杉ノ原連絡 を滑走。

続いて 白樺コース を滑走。
センターエリアに向かわず、南方向へ下ります。

ファミリーRコース を滑走。
右へ右へ、左へ左へ 連続した旋回・・・というより回転を試してみる。スキーではロッカー板でもできなかった事だ。スノーボードなら意外と簡単にでき、以前より滑らかになった感があります。

杉ノ原第1ロマンスリフト(低速ペア)乗り場が 妙高・杉ノ原スキー場の最低点 標高 731[m] です。

残念ながら試乗会で体力を使い果たしており、殆どサイドスリップで滑走しました。
今回は試乗会が主目的であったので致し方ありません。
上層が雲海の上、中層が雲の中、下層が雲海の下・・・という条件下であったので、霧の中に入ったり出たりを繰り返す非日常を体験できました。

やっぱり私はロングで滑走できるスキー場施設が好きです。
今回は三田原側へ行けなかったので、もう一度訪れたいと思います。

公称 8.5[km] のロングコースですが、計測すると 6.2[km] しかありません。これは私以外からも度々指摘されている点です。最新機材での測定値が間違っているとも思えないので本当にその距離なのでしょう。
しかし一番は乗り継ぎ無しの高低差日本一です。つまり距離に依存しない・・・どのコース経由しても高低差は違いなく発生するので経験は出来たことになります。

次のイベント参加を意図してコスプレ滑走を試しました。今まではトップだけでしたがボトムズを着用しました。
なかなかかっこ悪いではないか。いんすた萎え間違いなし!

袴スタイルです。そのままギアを装着したところ、ハイバックに挟まります。たくし上げる必要があります。
私の格好を見ていた外国人から I Live Nice と言われました。
アップの移動手段としてゴンドラ、高速リフト、低速リフト を試しましたが、衣装(意匠)が絡まないよう注意する必要があります。

色々と考えましたが、リフト降車の前…直前手はなく…に身体を前に出す、特に背もたれから…を行い、身体と搬器が分離していることを確認する方法が良いと思いました。
あまり前に出し過ぎると座面から転落するので注意が必要です。分離していない場合は下車までの時間内に外すか、間に合わないなら乗ったままにするのが良いと思います。
安全第一ですので引っかかりが無いもの、少なくとも人間の体重で引きちぎれる強度にする等の工夫は必要と思います。
トレーニング記録

AI に反省点を投稿。なんて言い訳だ...!

撤収間際、第一駐車場の南西側に自動発券機を発見。こちらを利用すればすぐに試乗会に参加できたようでした。
あまりに汗だくなので温泉に行く事にしました。
最寄りのインターチェンジ近くまでは新潟県であるので物見湯山手形は使えません。

調べてみると近くに 500円で入浴できる苗名の湯を発見。そこに行く事に。
混んでいましたが湯につかる事は出来ました。

帰途につきます。

流石に混んでいました。

お疲れ様でした。
- スキー板 試乗会情報 -
2026/03/07-2026/03/08
鹿島槍スキー場史上最大級のスキー試乗会「SKI DIG」開催
https://www.kashimayari.net/snow/topics/1236/
03/07-03/08 私は岩岳スノーフィールド の予定なので参加は難しいですが、興味ある方は検討してみると良いかも?