第52回全日本天竜川カヌー競技大会 にプレイヤー兼スタッフとして出場します。
期日までに諸手続きを行います。
大会参加申し込み、参加費の振り込み、書類準備・・・誓約書への署名、コース把握と下見。
諸準備を終わらせて当日。
入場開始時刻に装備を積んで会場へ。
指定された駐車場に駐車。周囲はすでに多くの車輛が止まっていました。遠くは九州からの来訪者もいるらしいです。
必要書類を持って受付へ。受付にて、誓約書を渡して、発信器、ゼッケン、食事券を受け取る。
受付完了したら、車輛から艇を下ろして検艇を行う。公式な大会ではかなり厳しい検査があります。
一般的に全長の長い艇の方が速度が出やすいため、全長の長短でクラス分けされます(スラロームの大会によっては最低全長が規定されています)。
検定に合格するとシールが渡されるので、出場艇に貼り付けます。
検艇が終わったら、開始地点へ艇を運搬する手配をします。本大会では、トラックに混載しての運搬依頼と自分で運搬する方法の二つを選べます。
私は PRI艇なので、トラック混載で運搬依頼しましたが、グラスファイバーなど割れやすい艇体の場合は、自家用車で運搬する方もみられました。
開始地点にはスタッフ以外で利用できる駐車場がないので、2人以上が必要になります。
続いてスタッフで集まって注意事項の確認。
それが終わったら受付終了時刻まで待機。久しぶりの知り合いとも再会できました。一緒にスキーに行きたいと前年に話していましたが、実現していない。そういえば、カヌー/カヤック/SUP 仲間はテレマークスキー(ヒールフリー)が多い。
私の居所は練習場所に恵まれるので、遠征は少なく、その距離も短い。これに関しては地域差が大きいと思う。
検定スタッフに割り当てられた方は忙しく作業している。
今回の大会参加は 130程のエントリーがあった。受付開始から終了時刻まで引っ切り無しに参加者がやってくる。
検艇が終わったら直ぐにトラックに載せて、まとまったところで出発していく。
受付時刻が過ぎ、開会式が行われる。来賓の方の挨拶と協賛者の紹介が続き、諸注意の発表がされる。
開始地点への選手の送迎バスが運行開始する。
参加者を定員まで乗せて出発。トラックで運搬してくれるのは、艇のみ。
ギアは自身で運搬する必要がある。
マイクロバスはぎゅうぎゅう詰めで出発。受付会場からさほど遠くないのが救いだ。
出発地点近くの堤防に降ろされ、自艇を探す。
見つけたら装具を装着して、川面へ運ぶ。カヌー/カヤックで一番の重労働なのがこれ。
漕航距離が長いので体力は温存せねば...。
川面ではすでに大勢の方が練習していました。
気温が暑く、熱中症の危険がある。受付会場にいた時から順次水分を補給していました。
カメラの撮影開始の操作を行って、水面へ。水温も暖かい。これは体温を下げる工夫が要るな。
水を浴びながら緩やかに漕ぐ。ウォームアップの運動。
開始地点は艇の運送地点から少し離れていて地形的な事情で見えない。周辺の水面は特段広い訳ではないので、自分の出発時刻の概ね 15分程度前に移動を開始する。
VIDEO
練習場所を離れ、万年橋をくぐる。
現在までの高温による消耗具合も含めて考え、持ってきたウィダーインゼリーを競技前に補給する事に。
反省点として、次からは漕ぎながらできる水分補給の手段を用意しておきたいと思います。
出発時刻が近くなると、ゼッケンの番号順に並びだす。私も自分の番の位置に入って待機。
前々の方、前の方、が順次出発時刻となり、全力で離れて行く。流石は全日本大会。後姿は、インターバルの 1分経過するまでに、豆粒の大きさになってします。
いよいよ自分の番だ。カウントダウンが始まり、準備、0になった途端、ストップウォッチのラップボタンを押して出発。
水はねっとりと重い感覚がする。水量が渇水状態のため、瀬と瀬の間の流速が遅い。ひたすら漕ぐ、最初の瀬に差し掛かる。
堤防の北西側に寄って波の高く流れる速い個所を進む。時間短縮と消耗軽減のためだ。更に波が立っているために、かなりの水を浴びる。こうしないと熱中症になってしまう。
事前の計画通り、分岐は一番西側を航過する。竜神大橋(未成)の前で合流するが、ここが最初の難関だと思う。一番西(私の通った)流路が高落差で合流するので合流される側の流路で波が立っているからだ。
VIDEO
問題なく通過し、一旦穏やかになる。穏やかになるとかなり漕いでもなかなか進まない。心拍計をするとなんと 180[pbm] を越えている。
物凄い高負荷がかかっている?抑えなくては…。少しだけペースダウンして進む。再び瀬があり、川は蛇行して東岸に寄る。
広角で撮影するとこのような感じになります。
再び緩くなり、しばらく進むと蛇行して西寄りになる。心拍はなかなか下がらない。これくらいでも問題ないのか、一週間前の献血の影響でこうなっているのか悩むが答えが出ない。
その部部分にも瀬があり、西側の堤防に流れが叩きつけられている。水面が盛り上がり、その中に艇を進める。
流れに乗れましたが、岸に近付き過ぎて、西側のパドルが水に入れられない。しばらく進むうち、少しだけ堤防から離れ、漕ぐことが出来た。
その先は暫く緩やかな流れ。ひたすら漕ぐ。次の市田橋近傍で流路が 3つに分かれたはずだ。最初に東に分かれる流路は浅過ぎて通過は困難、通過するなら中央の橋を越えて東に分岐する流路だ。
西側に曲がって直進する流路は流れが穏やかで、事前に通過した際は東回りより遅かった。
そう考えてルートファンディングを行いましたが、予定していた中央の流路が無い。渇水のせいか、整備のせいか?
VIDEO
余計な距離を漕航してしまい、時間を掛けてしまった。後続の選手が私を追い抜いていく。
次は分かれていた流路の合流、合流後、流路は西側の堤防沿いに流れるが、その手前の左に曲がる前の地点は、流路東側は浅瀬になっていて、知らないと乗り上げてしまう。
合流で一旦中央寄りに進んでから、堤防に当たる前に西側に迂回して進む。問題なく通過。少し進むと流路は中央寄りに曲がる。曲がる箇所にテトラポットがあり。要注意。
離れて進む。それを過ぎたらまたしばらく穏やかな流れた。流路は東側の堤防に近付きつつ進む。東側の堤防に近付く間、大きめの岩が出て流れがやや激しい個所を通過する。
今日は渇水らしく、かなり岩を避ける必要があった。出来る限り近距離で、それでいて流れる速い個所を・・・。後続の選手が抜いていく。
川が狭くなり、川岸の木の枝を避ける。東側の堤防に当たる部分で流れが急になる。本日私が通った中で一番波の高さが高かった場所がここ。
VIDEO
進入時に艇が傾き、横転するかと思いましたが、何と持ちこたえる。波が立っていて、艇が持ち上げられ、漕いでいるのでハル(舟首)が空中に飛び出し、波間に落ちる時に艇底が叩きつけられる。
遊園地のアトラクションより面白いと思う。ずぶ濡れになるが..。
天竜川橋梁(建設中)が見えてきたところで、流路は西側へ。ここも難所。扇状に流路が狭くなりながら流れの速い瀬となっている。
丁度後ろから追いついてきた選手と平行に流路に進入する。川幅は狭いわけでは無いが、岩が出ていて、浅い個所もあるので通れる箇所は狭い。何とか衝突せずにやり過ごせた。
天竜川橋梁の橋脚を過ぎると赤いトラスの阿島橋をくぐる。ここで流路は東側へ。橋の下で一旦波が立っているが、大きい波はそれを過ぎて、東側の堤防に流れが当たった後。
堤防に水が当たっている箇所は明らかに水面が盛り上がっている。そのやや下流寄りに進入する。上流寄りに入ってしまうと、流れが上流に向かって渦を巻いていて、出られなくなる・・・若しくは時間が掛かるから。
盛り上がった水面を通過すると、波が立っている個所へ。今度も岸に寄り過ぎてしまい、東側のパドルブレードが利用できない。かといって寄らないと、流れる速い水を利用できない。岸から離れたところで、漕ぎを再開する。
ここからは暫く穏やかな川面が続く。流路はゆっくりと西に寄っていき、西側の堤防近くで、再び東に回っていく。終了地点の弁天橋が見えてくる。
事前の資料で高難易度地点と通知された流路が東側堤防に当たる場所に近付く。実際には近付く前に通過が困難な場所がある。いくつか流路が分かれているが、どれも水深が浅い。
VIDEO
私は事前の下見どおり、一番遅く東側に曲がるルートを選択しました。これが一番水深が深いから。瀬になっていてそこを下ったら高難易度地点である。
実情は川底の護岸のためにテトラポットが置かれていて、その頂部が水面付近に出っ張っているためである。ここの通過には、浅いですが一番西寄りに通過するのが安全です。
テトラポットは東寄りに敷設されているためです。しかし、一番東側に寄れば通過できそうな気もしています。大会本番であるので安全策をとりました。
次の分岐も西寄りで、通過して弁天橋をくぐって合流。
ここからは浅瀬が続くため、距離は長くなりますが少しでも水深のある流れの速い東寄りを進む。
丁度観光用のラフトが 2艇下っているところでした。
真横を追い抜き、案内するように最後の瀬に進入。瀬を過ぎると弁天港は目の前だ。西寄りの岸が流れが速いため、距離的には長くなりますが、速めに西側によって、ひたすら漕ぐ。
集計のテント前を過ぎる。空いている岸辺まで通り過ぎて停止。漕ぎっぱなしの競技終了しました。
トーナメント結果
最高心拍の 80[%]域で 73[%],90[%]域で 22[%] という 50[分]間の高負荷運転。良く持ったと考える一方、普段の練習とあまりに違うので注意が必要かもしれません。
まずは水分補給して艇を陸上へ持ち上げる。水抜きして、邪魔にならないよう、トラックまで運搬する。ギアは運搬されないので邪魔にならない箇所に移動して、ゼッケンと発信器を返却する。
数年前の大会から
HAWKCAST の提供で選手の現在位置を把握する事が出来るようになった。手段として専用の発信機を選手が携行する。モニタには通信可能なデバイスが必要となります。事故発生時の迅速な場所の把握が主目的である。
続いて割り当てられたスタッフの仕事をこなす。
艇の積載と選手の送迎車輛への誘導だ。これが意外と乗ってもらえない。複数人で参加の人が多いからか、知人が到着するまで到着地点で待っていたい・・・という心情があるのだろう。
SUPが到着する時間帯になった。水面下の断面積が小さい SUP は静水面では速度面では有利ですが、今日は向かい風の影響で不利な条件だった。
燃料費の事もあり、開会式/閉会式 の会場の間の送迎運航は回数が限られる。また、昼食の配布時刻には期限があるので、事情を説明して乗ってもらう。
艇に関しては、開会式/閉会式 の会場までは運搬されず、弁天港の隣りに借保管する形となる。今朝の検艇の状況を見ていると、全ての艇を会場に運び込むには広さが足りないと思う。
但し、レスキュースタッフの方は会場まで運搬する事になっていた。
ただ、終了地点に予め自家用車を置いてある選手も多いようで、自分で艇を運搬する方と相まって、運びきれないと言う事はなかった(元々艇の運搬はアンケートを採って送迎に必要な席数は把握できていた)。
最後の送迎車輛(バン)にスタッフをまとめて乗せて、到着場所を後にしました。
今度は長い。競技中の話をしながら到着を待つ。
会場に到着したらギアを仕舞って着替える。
続いて昼食を食べる。
カレー
かき氷
他に別料金でキッチンカーが 2台来ていました。
商工会議所との話し合いで出展が決まっていたそうだ。
カレーはレトルトであり、購入する事も可能。
集計があるので閉会式までは時間がある。人によっては際に自家用車で到着場所に保管されている自艇を収容してくる人もいたようだ。
やがて時刻になり、閉会式が開催。各クラスの上位 3名と飛び賞に景品が渡され、最後に景品を貰っていない人でじゃんけん大会が行われ、殆どの方に景品が渡された形になります。
オレンジのハンカチが頂いた参加賞。
最後に艇置き場の自分の艇を回収して終了です。
とても楽しいイベントとなりました。
参加者の方々、主催者の方々、素敵な機会を有難うございました。
次回大会は 3年後の予定です。それまで自己研鑽に励みたいと思います。
[ -07:58]
ほたるパーク
[09:17-09:32]
万年橋
[10:27-11:19]
弁天港
[12:37-13:08]
ほたるパーク
[15:19-15:45]
天竜舟下り
[16:07- ]