![26_GreenSeason-part_05 [前川 龍門渕公園 カヌー競技場/Ryumonbuchi Park Canoe Slalom Course] 26_GreenSeason-part_05 [前川 龍門渕公園 カヌー競技場/Ryumonbuchi Park Canoe Slalom Course]](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/049/147/606/49147606/p1m.jpg?ct=74d735a6e23b)

安曇野 前川 龍門渕公園 カヌー競技場 で開催される にじますカップ に参加します。
様々な条件によってクラス分けされます。
スラローム艇 は 小学生以下、中学生~ 22歳まで、23歳~49歳まで、50歳以上、と性別
カナディアンカヌー は オープンデッキ、クローズデッキ
ポリ艇 は全長 2[m] 以上と未満、過去大会で 6位以内入賞無しの人
SUP(Stand Up Paddleboard)
ファルト
パックラフト
リバーボート
手作り
その他
カヌー と カヤック の違いはパドル(櫂)
片側ブレードのパドルがカヌー、両側ブレードのパドルがカヤック になります。この違いで一般的に種目が分かれます。
船体の形状違いではありません。
ポリ艇 : FRP材での艇全て、プレイボートもこの分類
ファルト : 折り畳み式の船艇
パックラフト : インフレータブル(空気で膨らませて乗る・・・但し SUP は別扱い)
リバーボート : 浮き符
艇の長さで種目を分けているのは、艇長が長い方が速度面で有利になるからです。
一般的に同じ断面積の場合、全長が長い艇の方が水の抵抗は小さくなります。
旋回性は、一般的には短い艇の方が有利ですが、川下方向に漕航中に横方向に旋回する場合(スキーで言う山回り)、艇尾に波を受けて旋回する事で長い艇が有利な場合もあります。操艇自体は短い艇の方が難しいとされます。
競技は カヌースラローム。ルールを簡略に説明すると・・・

2本の垂直に垂れ下がるポールの間を通過します。
緑色のポールはダウンゲート、赤色のポールはアップゲート
タウンゲートは川上から川下へ、アップゲートは川下から川上へ通過します。
ゲート通過は、水面上に出でいるという状態で頭だけ下をくぐれば計測されます。艇の位置関係は問いません。
ゲートに附番されていて、番号順に進みます。
後ろの競技者優先となり、追いつかれた場合は邪魔にならないよう待つ事になります。
水面からポールまでの距離は ナチュラルレギュレーション となります。
ゲート不通過ペナルティー で経過時間 +50秒追加
ポールに触れるとペナルティー で経過時間 +2秒追加
接触は、パドル、艇、身体 どの部分が接触しても計測されます。

岡谷JCT付近の工事のため、同地点の通過時刻を調整しながらの移動となりました。
同工事・・・修繕作業は長期(26/05/11~26/08/05,26/08/18~26/12/04)に渡り、日々場所が変わっていくので注意が要ります。

競技が始まると補給は難しくなるため、最終経由地の梓川のコンビニエンストアにて最終の買い物。
特に水分を充分に確保。

到着時には駐車場は満車近くになっていました。
会場を偵察して、受付を行いました。内容は登録と誓約書の提出で、ゼッケンを受け取ります。

続いて、機材を搬入。開始地点の近くにはずらりと参加者の艇が並んでいました。
ゼッケンを受け取ったら 8時までの間はコースを練習する事が出来ます。

練習可能時間に練習される方々。立ち乗りしているのが SUP。

細長い座って乗艇しているのがスラローム艇。全長が短く、上方向に長いのがプレイボート。
6時頃から受付は開始されていて、熱心な方は最終練習をしていますが、私は前日の出張からの帰宅が遅かった(瑞浪IC-恵那IC 間不通)、体力温存を実行しました。

代わりに水上からのコース偵察。

一週間前の練習時から大きな変更はありません。

但し、密な箇所のゲート数が減らされたり、ゲートの幅が僅から広げられていたように思います。

ゲート高さがかなり高くなっていて、大部分の艇はポール真下を通過できそうでした。これはパックラフトに合わせた配慮(一般的に幅広)だと思われます。
ゲート数は全15。そのうちのアップゲートは 5箇所。コース長は普通に漕航したら 220~240[m] 位です。

普段の私は 9~13[km] の距離を練習しているので、とても短距離での競技になります。

時刻となりお手伝いの方への説明が開始される。それが終わると競技参加者への説明が開始される。
「ルール判らない方は手を挙げて下さい。」
「手を挙げてくれた方は、手を挙げていない方に聞いて下さい。」
このような感じで、長々としたお話は無し。

艇の準備を行う選手陣。

競技開始と同時に水路脇に見物人が集まる。
以前の大会でオリンピアンがゲスト出演したことがあったそうな。その時はカヌーを見たこともない人まで集まったのだとか。ただ、その技量は本物で、物凄く速かったのだという。

第1漕者。カヌー(片パドル)部門。

SUP部門。
私の競技時間は午後。充分に眠れていなかったので、普段の練習仲間の1回目の競技開始を見届けてから、仮眠を採る。他者の航漕を見られる貴重な機会であるが、健康優先。
昼食配布時に目を覚ます。

昼食を貰う。盛りだくさん。
虹鱒の天麩羅は捕ってから直ぐ調理が必要らしい。

おにぎりは、米の籾殻を燃料に使って炊いたご飯。最近は地元の特産を提供する・・・ようなイベントが増えているらしい。

艇の準備を開始する。

自分のゼッケン番号の 15番ほど前の選手が出発したところで水面に進入。あまり早過ぎると混雑して邪魔になる事と、場所の占有に体力消耗するので難しいところ。

出発地点近くの入り口は坂が急との事で、上流の進入口から入る。流れはそこそこ速いので注意が必要。

出発待ちを行う静かな水面に行くには、出発する選手の航路と交差する。競技開始時刻を待って、選手が出発し、次の選手が出発地点へ進入する間に、針路を交差して待機水面へ。
出発待ちの間は流れに逆らって漕ぎ続ける必要があるため、体力も集中力も必要。
平面交差する線路を走行する貨物列車の機関士は、旅客列車に対してこんな緊張を体験しているのかも?

待機水面に進入して自分の順番を待つ。

知人が出発していくのを見送る。私はクラス分けでの一番最終。

出発の瞬間までは陸側から艇を固定する。
前続の選手が出発した後すぐ、出発地点前方に漕ぎ進み、後退させて陸側に固定。30秒前、10秒前 とカウントダウンが進む。

0 と同時に出発。出発支援の係員に水を飛ばすと反則になるので、最初からフルパワーで発進はしない(公式競技は異なるかも?)。(私が漕航中の写真は 6月7日 撮影)
普段の川下りなら速度を出しても構わないが、今回はアップゲートがある。

最初の1番ゲートはアップゲート。ゲートのポール横を過ぎる瞬間に艇が真横に向くよう操縦する。アップゲートは流れが緩やかになっている個所に設けられており、水の流れの速さを見極めて進入する事が重要。
今回は得にゲートが高く、ポール下に艇を入れる事が出来る。思い切って突っ込んだつもりでしたがまだまだ足りない。
ポールへの衝突を恐れて離れて接近すると、アップゲート自体からは下流に流され、漕ぎあがり距離が長くなり、通過に時間を要する事になる。体力も消耗する。ひたすら漕いで、漕ぎあがりアップゲートを通過。そのまま漕ぎ進み、充分進んだところで右に旋回して、隣りのダウンゲートへ。
この漕ぎあがりの見極めも重要で、安全策を採って沢山漕ぎあがるか、ポール接触、或いは不通過となってしまうリスクをとって急ぐか、作戦次第。

第2ゲート通過、川は右に曲がる。第3ゲート通過、第4ゲート通過。

次はアップゲート。

真横を狙うが逃して、下流側に数メートル流される。焦りながら漕ぎあがり、アップゲートを抜けて再び右に進んで・・・。

隣りのダウンゲートを通る。

練習の時は 7,8,9 とダウンゲートが密集していたが、1つなくなっていた。先週と同じ場所にあるのが 9番アップゲートとなる。

川上側から川下を見ると 7 が中央、8 が右寄り、9 が左寄りとなっている。先週は 7 と 8 の間に更に左寄りのゲートがあり、全通は難しかった。
連続した近距離のゲート通過は先の先のゲートの事を考えてコース取りする事が重要。旋回の中間点・・・スキーで言うところのフォールライン通過はゲート前に持ってくるのが理想で・・・そうしないと間に合わない。

9 番ゲート下流は流れが比較的緩やかなので、その範囲に入り込めば割と次に進むのは容易です。

但し下流側に橋が架かっていて、特にダブルブレードのカヤックは、橋桁の下面にパドルが当たりやすく、注意が必要。

9 番ゲートから 10番ゲートは一番流れが速いと思う。余裕を持って、慎重に狙って左へ・・・、無事ゲート通過。橋をくぐって左へ。

11番ゲートを通過して右へ、12番ゲートはアップゲート。
ここまで来るとだいぶ疲労がたまる。左へ進んで 13番ゲート、やや右へ進んで 14番ゲート。

最終の 15番ゲートはアップゲート。ここはかなり緩やか。

速いペースで来ると、急減速するので感覚が狂いそうだ。
疲労の中、何とか漕ぎあがり全力で左旋回。附番されていない緑のダウンゲートのポールがかかるワイヤー通過が終了地点。ぜいぜい息を吸いながら全力で漕ぐ。ワイヤーを過ぎたら直ぐ減速して右旋回。
バウを川上に向けて、自分の担当分のレスキュー待機。私の次の選手は手作り艇。木片で組み立てられた 二人乗りのカヌー。かなり操艇に苦労してそうだ。2番分のレスキュー義務があるが、後続の艇でのレスキューは難しそうであるのて、最後まで待つ事にしました。
もう下って来る艇がない事を確認して、他の方が転落しそうもないところまで上がったところで、艇を出て開始地点近くまで運搬する。実はこれが一番重労働である。まずは水分補給して作業開始だ。
私の乗る Antix2.05S の重量は 16.8[kg] これを担いで 200[m] を移動。航行よりこちらの方が運動になるな...。
東京五輪で利用した施設、カヌー・スラロームセンター(葛西)は、選手が乗艇したまま遡る事の出来るベルトコンベアが装備されているという(個人利用料 2000円/時)。
後続の 二人乗りのカヌー は 45[kg] に達するという。流石に担ぐのは現実的でないので、台車を用いて運搬を行っていました。つまり台車が走行できる場所で上げ下ろしが必要と言う事でもありますが。

次の自分の出場時刻まで休憩。

待機水面での混雑具合を見極めて出発します。

2選目は出発針路の交差の負担を考慮し、急坂だが出発地点近くから滑走着水する進入方法を採りました。

こちらは手作り部門。230枚の木片を積層して作ったそうです。木材とグラス繊維とエポキシで 1年以上かかったそうです。侍のコスプレと相まってとても際立っていました。本人は落ち武者にならないようにと言っていました。

1回目は攻めな過ぎて、アップゲートでの漕ぎ上がり距離が長くなり苦戦しました。2回目はもっと攻めて行く方針で。
2選目出発。ポール目掛けて漕ぐが、速過ぎると飛び込んでしまいかねない。2回目はいい具合に、ポール下に艇が入った。比較的ましな旋回が出来た。1番のアップゲートを通過。
続いて 2番,3番,4番 を通過。5番ポール横を狙って漕ぐ。下りで思い切り漕ぐと旋回が大きくなるか近付き過ぎて旋回が難しくなり、結局減速する事になる。理想は、接近の途中で一旦減速してポールに近付くところで全力急加速かも知れない。

5番アップゲートを通過、今度は漕ぎあがりを最小限で・・・と考えたが、流れが速く、あわや不通過と言うところで何とか 6番ダウンゲートを通過。漕ぎあがりが足りないというより、針路を横(右)方向に採り過ぎて、早く6番ダウンゲートに接近した形でした。

ポール接触したと思いましたが、後で結果を見たところ接触していませんでした。
7番、8番と通過し、9番ゲートを漕ぎあがり、体力の余裕は無いが、漕ぎあがり、距離を見計らって力を抜いて流れに乗って10番ゲートを通過。
11番を通過、12番を漕いで通過、13番、14番と進み、15番。かなりばてながらの漕ぎあがりで大きな旋回半径となり、最後の力で下流に漕ぐ。1競目よりかなり疲れている。

後続の選手待ち。2人乗りの木の舟の操艇は恐らくポリ艇(軽量)より疲労は大きいだろう。

前回同様に最後まで待って、通路まで艇を持ち上げる。上がったところで、後々続の方にパドルの持ち方が間違っていると指摘されました。
緊張すると狭く持つ癖は何とかしなくては。前回同様に艇を運搬。最初に艇を置いてあった地点には、最終競技が終わっていたため、殆ど艇は無くなっていました。皆、収容したらしい。
私も休んでから車輛の屋根に運搬。

記録確認。心拍速は終盤で最も高く 170[pps] に達している。もう限界であり、現状これ以上出力を上げる事は出来ない。一応練習時より下げられましたが。
アスリートでない人間は、最初に到達する限界がここ、心臓が送り出せる血液量とされており、心肺機能を向上させないとその限界の突破は出来ない。
突破しない場合は、動かし方を変える、道具を変える、コース取りを工夫する等、効率を上げる方向にしないと記録は伸びないであろう。
トレーニング結果
筋力トレーニングの専門書によると、心肺機能自体は比較的鍛えやすく、衰えやすいとされる。意外かもしれないが、本当に筋力を強化するには 1年程度かかるらしい。
数か月のトレーニングでパフォーマンスが向上するのは心肺機能が向上するからであり、筋力は変わっていないらしい。

続いて表彰式。休んでいると表彰台を運搬していました。片付けていると思いましたが、雨が降り出したので屋根のある場所に移動しているようでした。
出場者合計 130名
参加者の乗り物割合
クローズデッキカナディアンカヤック : 6
オープンデッキカナディアンカヤック : 1
スラローム艇 : 59
無区分 : 5
SUP : 27
Rever艇 : 1
ファルト : 1
パックラフト : 4
ポリ艇(長) : 10
ポリ艇(短) : 4
ポリ艇(初心者) : 5
手作り : 2
その他 : 5
年齢別(区分無し競技は一般)
ジュニア : 21
ユース : 16
一般 : 72
シニア : 21

帰路、松本市街地西側を通過。国道19号線。

渋滞のため 松本市道4157線 に案内されました。

途中の休憩所にて。
出発
[05:30-06:49]
梓川PA
[07:04-07:24]
龍門渕公園 駐車場
08:00 運営者説明開始
08:13 競技説明開始
08:30 開会式
09:00 午前の部 1漕航開始
10:11 午前の部 1漕航終了
10:30 午前の部 2漕航開始
11:41 午前の部 2漕航終了
13:00 午後の部 1漕航開始
13:58 午後の部 1漕航終了
14:20 午後の部 2漕航開始
15:18 午後の部 2漕航終了
16:00 閉会式開始
16:50 解散
龍門渕公園 駐車場
[17:16-17:24]
セルフピュア明科
[17:29-20:19]
帰着
次回機会がありましたら参加したいです。
(※ 河川工事のため、休会が予定されています)