
早いもので、2025年も残すところ1カ月を切りました。
本日はどうも仕事が暇っぽいので、今年出会えた作品(製品)の中で個人的に最も素晴らしいと思ったものを各ジャンル考えて大賞を選んでみました。
「音楽部門」 RADWIMPS / 賜物
この曲が発表された当初、「朝ドラの主題歌として相応しくない」とかなり世間から叩かれたわけですけども、私は朝ドラとか見ないし、曲単体として聴けば、間違いなく傑作だと思っています。
タイパとかいう言葉が流行りだし、また、SNSで扱いやすいことから、前奏がない曲だとか、いきなりサビから始まる曲だとかが増えてきた昨今、それとは真逆の前奏から聴き手の心をグッと掴んでくるタイプの曲であり、歌い出す前の段階ですでに勝負が決まっているような、そんな期待感の塊のような楽曲。
メロディラインが超難解で、朝ドラ視聴者がなかなか気軽には口ずさめないことも不評である要因のひとつだったのかもしれません。
しかし、まるでなにかの演劇を見せられているような繰り返される転調がまさに人生の浮き沈みを表現しているようにも見えて、特に大サビ前からの「どんな運命でさえも二度見してゆく〜」以降のあの盛り上がり方と言ったら、もう神がかり的なものさえ感じずにはいられない。
歌詞もいかにも野田洋次郎って感じで心にスッと入ってくるし、そして自分の人生をも考えさせてくれるような、そんな素敵な一曲。
「ゲーム部門」 Clair Obscur: Expedition 33
2025年、発売を心待ちにしていた期待作が私の中に3本ありました。
Ghost of Yōtei
ELDEN RING NIGHTREIGN
SILENT HILL f
しかし、個人的に今年の1本を挙げるならば、この3本の中のどれでもない、Clair Obscur: Expedition 33(以下エクスペディション33)を挙げます。
正直、フランスのゲーム会社が作ったこのソフトを、私は発売前も発売後も完全にノーマークでした。
発売からしばらくして知人から聞きました、「なんかすげぇRPGが出たよ」と。
現代のRPGの戦闘システムってほとんどがアクション操作バトルなんですけど、このエクスペディション33は昔ながらのコマンド式バトルであり、オワコンとも言えるこの古い方式でもとことん突き詰めて行ったらこんなにも楽しいゲームになるのだなと、大きな衝撃を受けました。
しかも、世界観、ストーリー、グラフィック、BGM、どれをとっても現代ゲームの世界最高峰クラス。
JRPGゲームの覇者 スクウェア・エニックスが過去の栄光にすがり付いて、やれドラクエリメイクやら、やれFFリメイクやら、やれロマサガリメイクやらをせっせと作っている間に、海外のゲームメーカーはこんなにも進歩しているという悲しい現実。
このエクスペディション33こそ、日本のゲームメーカーに作ってほしかった、と思わずにはいられないそんな衝撃作。
「パーツ部門」 HKSリーガマックススポーツ
今年装着したパーツの中で、最も満足度の高かったものは、先月取り付けたマフラーです。
排気音が変わるだけでこんなに違うものかと驚くくらい、運転が格段に楽しくなります。
それにこの楽しさが手に入る割には費用が安く済むというのも大きなポイント。
定価こそ10万円しますが、ヤフーショッピングなんかで大体6万円後半〜7万円くらいで新品が販売されていますので、私のように自分で取り付けるとしたら当然工賃はゼロ、総額7万円でお釣りが来るというわけです。
7万円のコストで毎日の通勤やら休日のドライブがこんなに楽しくなるって言うんなら、めちゃめちゃコスパの高いアイテムだと思うのですが。
ただ、このリーガマックスは低回転では純正と大して変わらない音量だということには注意が必要です。
最低でも3000rpm、理想は4000〜5000rpmは回したくなってしまうので、燃費の悪化は言うまでもありませんが、事故率が上がるであろうことは頭に入れておきたいところ。
このエンジンで街乗り4000とか回すと、周りのクルマの流れからは完全にはみ出してしまう程度の加速はしますので、飛ばしすぎ、回しすぎには注意。
個人的にはクルマをいじる時はまず足周りから入るタイプなんですけど、「吸排気系からでも良かったかもね」と少し考え直したくらい良いパーツだと思いました。
さて、2026年はどんな年になるのでしょう。
来年も私はきっと色んなゲームをして、色んな音楽を聴いて、色んなライブに行くと思うんですけど、趣味が比較的インドアに偏っていますので、来年はなるべく外に出る時間を増やしたいかなと、そう思っています。
歳をとっても、ゲームしたり音楽聴いたりはできるけど、クルマの運転は今しかできないと思うので。
来年もよろしく、ロードスター。
Posted at 2025/12/06 12:37:09 | |
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