あんぽ柿　出荷自粛要請

地元の特産品「伊達のあんぽ柿」ですが去年に続き今年も出荷自粛の要請が出てしまいました。
生の柿の状態では出荷制限規制の１００Bq/kgを下まわっていますが、乾燥させることにより濃縮され基準値を超えてしまうようです。
私の実家でも、あんぽ柿を生産してまして、毎年１０トン以上の生柿を剥き、乾燥させ出荷していました。あの東京電力第一原発事故が起きる前までは。。。
父と母だけじゃなく、あんぽ柿の生産者や関係者は、「今年こそは」と、冬の寒い時期でも、エンジン付き高圧洗浄機で凍りそうな冷たい水を被りながら、一本一本、木の皮を剥き、加えて一番高い部分の枝を切り落とし、大変な思いをしながら除染活動をしておりました。
しかし、今年も残念ながら自粛要請（去年の数値よりは下がっているが・・・）。。。
今年も柿畑の隅に穴を掘り、大きく実った柿を捨てる作業が始まります。

東京電力第一原発の事故により、多くの方が、いろんな形で被害を受けております。

今までブログで言ってませんでしたが、子供の被爆を少しでも減らすため、私と妻と１歳９ヶ月になる長男と３人で宮城県白石市に自主避難しております。

「福島の復興は、まだまだ先です。」と、言うことを一人でも多くの方に知って頂きたいです。。。