ek オートクルーズへの道⑥ (クロックスプリング加工編)
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※危険※ 今回の様なクロックスプリング加工は、決して行わないでください。
※危険※ エアバッグのラインが含まれていますので、加工で不具合が出るとエアバッグが爆発するかもしれませんのでクロックスプリングは分解しないでください。
と、注意喚起致します。
三菱純正クルコンスイッチ化で、どうしても通らなければならない道なので自己責任で分解します。
左側が、アウトランダーPHEVのクロックスプリングです。
右側が、ekカスタムのクロックスプリングです。
若干、ekのほうが大きいです。
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どうして今回クロックスプリング加工しなければならないかと言うと、クルコンスイッチを使用する場合ステアリングスイッチまわりのコードは全部で8本必要です。
もともとekには、クルコンスイッチを付けるオプションなど存在しないため、オーディオスイッチだけ関連の4本で足ります。
←画像の赤枠がekのステアリングスイッチのコード用(5ピン)になります。
青枠はアウトランダーのステアリングスイッチのコード用(10ピン)になります。
黄色は、エアバッグ用で、それぞれ2本(2ピン)です。
上がek、下がアウトランダーです。
ekにクルコンスイッチを付けたまでは良かったんですが、そのスイッチ信号が、クロックスプリングを通して裏側まで伝わりません(T_T)
一目瞭然ですね!!
ekは5本しかないので、8本分の信号は伝わりません・・・
普通なら同形状のクロックスプリング10本ある他車用を流用すればいいんですが・・・
ekと同じ形状のクロックスプリングは、存在していません。
しかも形が今までの三菱車用とは一回り大きいので簡単にいきません。
アウトランダーPHEV用は、新型のRVR、ミラージュ、アウトランダーで共有で10本タイプありです。
前車に比べekはさらにコスト削減改良型になっていますので単純に流用は×です。
そこで今回クロックスプリング加工となった次第です(^_^;)
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こちらは、ek用部品番号「8619A268」を分解します。
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こちらは、アウトランダーPHEV用部品番号「8619A164」を分解します。
フィルム形状スプリングなのでクルクル回しても、絡みませんし切れません。
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分解、分解で必要なスプリング部分を取り出します。
ek用は、ステアリングスイッチ5本+エアバッグ用2本の計7本が1本のフィルム形状になっています。
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アウトランダー用(スプリング2枚から成ります)から足りないステアリングスイッチ5本分のフィルム形状のスプリングを一枚取り出します。
取り出したスプリングとek用の2枚を合わせて、ekのクロックスプリングへクルクル巻きつけ10本ピンになるようで収納します。
スプリングなのでなかなか思うように巻き込めません。
どうにかクリップで仮留めしながら収納!!
収納後の画像は取り忘れました・・・
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完成
ek用、ステアリング内10本ピン・コネクタ。
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完成
ek用、車体側10本ピン・コネクタ。
これで、クルコンスイッチ信号をステアリングから車体側に伝えることが可能となります。
【ご参考】10本ピンの内訳
・ホーン用1本
・イルミネーション用1本
・オーディオスイッチ用2本
・クルコンスイッチ用2本
・ACC用2本
・アースはボディーアース使用
「ちなみに残り2本は、アウトランダーPHEVの左側オーディオスイッチ下のドアミラーボタン用になっています。」は間違いみたいです。
【訂正】
ドアミラーボタン用でなく、サイドビューカメラ用は、オーディオスイッチ併用で残り2本は空きと思われます。
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