
Texas Flood / Stevie Ray Vaughan & Double Trouble (1983)
カップ麺が仕上がるまでの「3分間」を、貴方はどう測り、どう待っていますか?
ボクはほぼ毎回、スティーヴィーレイヴォーン(SRV)の「Testify」を聴いてます。お湯がチンチンに沸いたら3分22秒のこの曲を流し始めてラップを剥がし、具やらスープの元やらを放り込みます。でもって熱湯を注ぎ込み、曲が終わったら食べ頃になってますよ、という完璧なルーティン。週に一回はドライブ中に聞くこのアルバム、パブロフの犬はその都度ラーメンが食べたくなります^_^
SRVは1954年に米国テキサス州に生まれた白人ブルースマンです。兄ジミーの影響でギターを弾き始め、十代で「コブラズ」という名前のバンドを組んで活動をスタートさせました。このバンドの音源は持っていますが、すでにえげつないです!
1975年、その後オーティスラッシュの楽曲名から「ダブルトラブル」と名乗ることとなるバンドを結成します。
1982年に参加したモントルージャズフェスティバルの演奏を見たデイビッドボウイらに見出され、その翌年、この「テキサスの洪水」をリリースする運びとなりました。ファーストアルバムです。
その後、アルコールや薬物による中毒などと格闘しながらも、計4枚の素晴らしいスタジオ録音盤を発表したSRVに悲劇が訪れます。
1990年8月26日。エリッククラプトンのツアーに参加していたSRVは、米国ウィスコンシン州イーストトロイでライブを行いました。
(ここからは、もう40年近く前の出来事なので記憶が不確かな部分があることを断らせていただいた上で書きます)、ライブ終了後、ツアー一行は次の演奏会場があるシカゴに移動することになります。
ツアー主催者のクラプトンは、特別待遇なのか、ヘリコプターで移動の計画だったそうです。しかし、飛行機嫌いの彼は搭乗を拒否。代わりにSRVがクラプトン付きのスタッフと共にヘリに乗ります。ところがこの夜は一帯は深い霧に包まれており、それが原因してか、翌27日未明、機はスキー場に墜落、搭乗していたSRVを含む5人全員が帰らぬ人となりました。
エリッククラプトンのほか、バディガイ、ジミーヴォーン、ロバートクレイらと行った最後のライブの音源、そのつもりで聞くからでしょうか、スゴいです。その晩の「スウィートホームシカゴ」の音源がYouTubeにありますので、よろしければお聴きになってみてください。
さて、SRVと言えば、長く愛用していたフェンダーのストラトキャスターですよね。
「ナンバーワン」と名づけられたギターから、贈り主の奥様の名前で呼んだ「レニー」、このアルバムを締めくくる曲のタイトルにもなってますね^_^
SRVのオリジナルアルバムは4枚とも是非聞いていただきたい名盤ですが、Spotifyでスキップして欲しくないのがボーナストラックです。
35歳で早世したSRVの肉声やライブ音源が収録されています。中でも「ソウルトゥソウル」収録の「リトルウィング」は引くほどヤバいですよ、必聴まちがいなしです♪
Posted at 2026/02/11 17:21:09 | |
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