デュトロ3,5tトラックのローテーション作業です。
トラックは前輪の両肩が減りやすいので、定期的にローテーションを行うとタイヤが長持ちします。
今回の車両はフロントタイヤの両肩が摩耗しており、フロント2本と右リアの2本のローテーションを行いました。
ライトトラック~大型トラック全般に言える事なのですが、ローテーションを行う時に、適切でないローテーション位置にタイヤを移動すると、結果としてタイヤの早期摩耗につながってしまうので注意が必要です。
摩耗が早期ならば循環型(スペアも使えるので)が良いと思いますが、今回は前後型で行いました。
気を付けなければいけない点としては、以下の様にローテーションするお店がある点です。
右フロントタイヤ→右リア内側。右リア内側→右リア外側。右リア外側→右フロント。
左はこれの左バージョン。
これをする理由としては、減ったタイヤをリアの内側に隠せる。
(右は右だけで回すローテーションで作業が楽?)
ローテーションで動かす本数が4本から6本へなるので工賃売り上げが増える。
上記の方法でローテーションをすると、リアに持ってきたタイヤが内側と外側で溝高さが合わないため、面圧が均等にならず溝の浅いタイヤは常に擦っている状態。
そうなると、溝の浅いタイヤが余計に早期摩耗する構造が出来上がります。
もし6本動かしたいなら、仮にフロントを右リアへもっていく場合。
右リアはホイールごと左リアへ。リア左はフロントへ。フロント2本をリア右へ。
タイヤの減り方。段減りみて判断します。リアの段べりが少なければ今回の様に4本のローテーションで十分です。
そして大型トラックの場合も同様で、低床4軸の場合、右は右でローテーションをすると本当へんてこな状態の溝の減り方をしたタイヤが出来上がります。
8本ローテの場合特に。
トラックのメーカーや使用環境によって、低床4軸は左の2軸目が壊滅的なメーカーもありますし(大多数がこれ)、フロントが先にダメになるメーカーもあるのでたまに点検しましょう。
当店では、お客様からのタイヤの位置の要望があればそのように行いますが、基本的には循環型か前後型で行います。
外したナットはアウターとインナーがまた同じ位置に来るように合わせておきます。
ホイールを外した後は、ハブ・ハブボルト・インナー&アウターナット清掃を行い潤滑剤塗布。インロー部にはグリースを塗布します。
短時間で多くの台数を作業する場合には手を抜かれがちな清掃工程も当店の場合予約優先で作業をお受けしているのでしっかりと行います。
その分時間が掛かってしまいお待ち頂くのは心苦しいですが、頑張って作業を行いますのでお待ちください。
その後は6本空気圧を調整。取付を行い締め付けトルクを確認し作業完了です。
Posted at 2026/02/02 11:33:17 | |
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ローテーション | 日記