先週の走行会の直前にあるトラブルから異常の出ていたA/Fセンサーの確認と初期設定について挑戦してみました。
我が車はトラストのf-manageによってA/Fのフィードバック制御をしていますが取り付けをお願いしたピットイン千葉のⅠ氏に尋ねたところ、初期設定の値がリセットされてしまったか、A/Fセンサーの基盤が壊れたかという話でした。
原因の見当はついいますが恥ずかしいので秘密です。
あまりにも初歩的なミスでⅠ氏にも呆れられてしまいました...(/ω・\)チラッ
さて、基盤が壊れていなければ初期設定のし直しでどうにかなる可能性があります。
現在の症状としては燃調の制御自体は出来ているようで、入力されてくるA/F値が『7』台という異常に濃くありえない数字から燃料を絞り続けるという悪循環の制御に陥っています。
先日のブログに書いたようにフィードバックを切ればサブコンに設定してあるベースデータで走行できますがこれは安全を見たかなり濃い燃調です。
とりあえず、A/Fコントローラー自体が生きていれば初期設定をし直せば復活するはずです。
ここで言う初期設定とはいわゆるA/Fセンサーの大気補正です。
大気補正をするのに必要なことは排気管に取り付けられているA/Fセンサーを取り外して大気中での値を取ることです。
まぁ、センサーを外してf-manageのボタンを押すだけですが……
問題はA/Fセンサーのついているところです。
通常はエキマニに取り付けますのでインプレッサの場合はジャッキアップして下からアクセスすれば簡単ですが自分のクルマのその部分には別のA/Fセンサーがついています。
……えっ?
A/Fセンサーを2つもつける意味はないだろうって?
まぁ、そうなんですけど今回のように異常が出た時には簡単に気付けるのでそれなりに役に立っています。
……で、このクルマの場合、どこにつけているかというと、タービンの後方にあるフロントパイプの前側にあります。
スパルの水平対抗エンジンの取り回しを知っている方は直ぐに気付くと思いますがここはインタークーラーの下にあたり、タワーバーとインタークーラーを外さないとアクセスできない場所で、元々は純正O2センサーのついているところです。
写真がタワーバーを外してインタークーラーを持ち上げたところです。
実はインタークーラーを大容量型に換えており外すのもスペースが少なくて面倒です。
センサーは写真の中央やや左にあるタービン遮熱板の後方にあります。
この写真は横から見た物で遮熱板の後ろにあるバンテージに巻かれているフロントパイプに刺さっているのがA/Fセンサーです。
この後、スペースの都合で遮熱版も外してから固着したセンサーにラスペネを注し、どうにか外して大気補正を行いました。
最初はf-manageとのデータのやり取りがうまくいきませんでしたが、数回トライして正常な動作を確認できたため外したものを戻し、エンジンを回したところどうやらうまく制御し始めたようです。
f-manage側のA/F値も正しい値を指しており、フィードバック制御も問題なさそうです。
結局、簡単な作業でありながら取り外すものが増え、パーツを取り付けている手の入らないところのボルト類を外すのと必要な工具を探すのに時間を取られて一日作業になってしまいました。
まぁ、サブコンの類が無事だったので良しとしましょうかね。
作業中、気付かない内に小指をぶつけて爪が割れて血まみれになっていたのは秘密です。
イタイヨォォ━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━ォォ!!!!
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メンテナンス | クルマ
Posted at
2011/06/19 23:07:14