
ここのところマフラーネタばかりだったので・・・・
今回はタイヤ屋らしく
この方のRUF CTRのホイールをリフレッシュすることになりました
YBさんは遥々千葉から軽トラでやってきました、アクアラインなんかCTRで走るときより3倍ぐらいの長さに感じるのではないでしょうか・・・
今までCTRに乗ってるのしか見たことなかったけど軽トラも意外と似合ってました(笑

ガリ傷
結構深いです

クリアー塗装のクラック
これは厄介です

リアのホイールはスポーク部にはクラックが無かったのでリムのみ塗装を剥離します
剥離剤はクサイしイタイし大変です(T_T)

傷の深いところは溶接して肉盛りしてから削って形を整えます

フロントはリムの腐食が酷いです

スポーク部は初めクリア層だけ剥がそうなんて思っていましたが結局全部剥がす様になっちまいました

裏側には結構深い傷があります。
CTRはキャリパーがデカイので石を噛みこんでしまうそうです
3本のホイールがこんなになってました

この傷何だかお解かりでしょうか?
タイヤチェンジャーの爪跡です
通常アルミホイールはチェンジャーにセットするときは外側からホイールをクランプするのですが以前どこかでタイヤ交換したときに内側からクランプしたのでこんなに深い傷が4箇所もついてしまっています。
ちゃんとしたタイヤショップではこんなことはまずありえないのできっと素人がやったんでしょうね、ましてや超レア車のCTRのホイールを・・・・

裏の傷はパテで修正しておきました

毎度おなじみスペシャルホイール修正機(回るだけ)
リムを研磨しました

ぬお~!神!!
すばらしい仕上げになりました、元々の旋盤加工の引き目を手作業で再現しました。
う~ん満足( ̄∇ ̄)

まず裏側を塗装
裏側の色はシルバーではなくうっすらメタリックの入った薄いグレー
これが元々の色ですので忠実に再現

次は表の塗装
リム部をマスキングしてディスクを塗ります

最後に全体にクリアを塗って塗装はおしまい。
この時期は気温が低いので非常にタレやすくて難しいです。

因みにこのホイール「USE ONLY DENLOC DL TYRE」って書いてあります
この型のCTRには標準でデンロックタイヤが装着されています。デンロックっていわゆる昔のランフラットタイヤです。

このように本来ハンプ(ビード落ち防止の山)がある場所が溝になっています
デンロックタイヤはビード部にここにはまるようなツバがついています。
普段よく見るRUFのホイールはデンロックにはなっておらず普通の形です。
なのでこのDL仕様のホイールはホンモノのCTRのホイールの証ですね。

手作業で丁寧に磨いて仕上げました、必死に磨いていると寒い夜もなんのその。暑いです。

最後にガラスコーティングもしときました。
このコーティングはワックスのような輝きはありませんが洗車時に汚れ落ちが凄いです。
ウチの白いフリードにも施工しましたが2年以上経った今も水洗いで簡単に水垢が落ちます。

ようやく完成!(@^▽^@)

タイヤを組んで出来上がり~
あれー、なんかおかしいね~

実はもう1セット・・・・(* ̄∇ ̄*)
今度もまたレアなホンモノBTRのホイールよ~
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ホイール | 日記
Posted at
2010/12/24 07:36:11