昨夜は天文台へ④連星のアルビレオ

https://www.youtube.com/watch?v=NA-Vg-6g3sw
白鳥座のくちばし付近にある、みかけではなく実際にお互いのまわりをまわっている連星になります。みかけと言っても肉眼だとひとつに見えるそうです。また、お互いを回るといっても、その周期は約「１０万年！」だそうで、ちょっとその回転を見るわけにはいかないようです。（そしてほんとは３重連星だそうです。）

ちなみにこの二つの星同士の距離は、６０００億キロ…地球-太陽間が１億５千万キロなので、ざっとその４０００倍の距離になります。（また、海王星-太陽の距離、すなわち太陽系半径の粗く130倍で、太陽系直径の粗く65倍）と、いうことは地球-太陽間が光速で８分２０秒＝５００秒なので、５００秒×４０００/60=33333分/60=555時間/24=23日…光速で約２３日かかるってことですかね（…(^^;沈黙）。


宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」にも、黄色系と青系、その美しい色から、クルクル回る「北天の宝石」として登場しているんですね。

panasonic DMC-GF1
F:1.7
1/8秒
ＩＳＯ-800
焦点距離20ｍｍ
マニュアルフォーカスで、天文台の1.5ｍ光学天体望遠鏡のファインダーに充てて撮影。