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mae@B4のブログ一覧

2025年10月15日 イイね!

クリアビューパックをつけていた

20年乗っていると,今まで知らなかった機能に気づくことがあります。スポーツモードも,てっきりシフトチェンジだけに使うと思っていたのが,変速位置がエンジンの高回転側に固定されて,加速や登板時に使うものだとつい数年前に知って,高速道路の合流時などに楽しくて使うようになりました。

改めて取扱説明書やカタログを引っ張りだして,他にも知らない機能がないか見てみました。するとオプションで「クリアビューパック」をつけていることに気づきました。改めて取扱説明書で曖昧な部分を調べてみました。



半円の下は「リアウインドゥデフォッガー」スイッチで,リアガラスの熱線によって窓の内側が曇ったときに使用するもので,これは知ってよく使っています。スイッチ内の表示灯が点灯し,約15分後,自動的にオフになります。調べるとスバル販売店で設定を変更して連続動作にすることもできるそうです。知らなかったことは,クリアビューパックを取り付けていたので,リアウインドゥデフォッガーに連動して「ヒーテッドドアミラー」も作動することです。ヒーテッドドアミラーは,ドアミラーに熱線がついていて,ドアミラーについた霜や曇りを取るときに使うものだそうです。これは長年乗っていて曖昧でした...実は別のエアコンの送風口からの温風で窓を暖めるのかなと勘違いしていました;; リアウインドゥデフォッガーのスイッチを押すと,リアガラスとドアミラーの熱線が暖かくなるわけです。ドアミラーの熱線はお金を払ってオプションでつけていたのでした...

半円の上の「デフロスタースイッチ」はよく使っていますが,改めて調べると,フロントガラスのみならず,サイドガラスの曇りや霜を取るときにも使うそうです。スイッチを押すと,自動的に「外気導入」「エアコン作動」「デフロスター吹き出し」にセットされるそうです。デフロスター吹き出しやエアコン作動は何となく知っていましたが,内外気切り換えスイッチを押さなくても自動的に外気導入になることが分かりました。



実はこの右端のボタンがドアミラーに関係していると勘違いしていました。これはオプションでつけた「フロントワイパーデアイサー」のスイッチで,フロントワイパーがガラスに凍結しているとき,ガラスを温めてワイパーが作動できるようにするものだそうです。スイッチを押すとフロントガラスの下側が暖められ,約15分後,自動的にオフになります。これもスバル販売店で設定を変更して,連続動作にすることができるそうです。3つのスイッチの記号が似ていて,見ただけではどこの機能か分からないのが残念です。

考えてみると,今まで窓が曇ったり雪が降ったら,全部のスイッチを押していたりしました。まぁ無駄でなく役に立っていたわけですが,改めてそれぞれのボタンの機能がはっきり分かりました。改めてクリアビューパックのオプションを調べてみました。

B4 2.0i B-SPORT オプションコード77 クリアビューパック
¥53,500 取得税 ¥2,200

①UVカット機能付濃色ガラスリヤガラス
②クリアビューパック(リアフォグランプ,ヒーテッドドアミラー、フロントワイパーデアイサー,リヤ間けつワイパー&ウォッシャー)

5万5千円ほどかけてオプションをつけていたようです。長年乗っていても,知らない機能や曖昧な機能があるなぁと思います。

オプションでつけたヒーテッドドアミラーはAIに聞くと,高級車や上級グレード,寒冷地使用車などについていて,ベーシックグレードや軽自動車には設定もないそうです。一方ドイツ車では視界の安全に関わるためヒーテッドドアミラーは標準装備されているそうです。みんカラを調べると,ヒーテッドドアミラーの設定すらないので,DIYで苦労して取り付けている方々が何人もいることが分かりました。高額な運転支援システムはあるのに,雨天時や冬季の視界の確保という安全に直接関わる,アナログな装備であるヒーテッドドアミラーの機能はないというのは,考えさせられます。幸いスバルのインプレッサを調べると標準装備でよかったです。レヴォーグも標準装備でした。調べると,「ヒーテッドドアミラー」「リヤウインドゥデフォッガー」「フロントワイパーデアイサー」の3つが1つのボタンで連動してしまうようです。梅雨の時期,窓ガラスが曇っていて解消したいだけなのに,凍結によるフロントワイパーの解消に必要な「フロントワイパーデアイサー」が作動してしまうのはいただけません... B4のカタログに「長時間使い続けるとバッテリー上がりの原因になります」とありますが,レヴォーグはデフォルトで3つの熱源を同時起動せざるを得ません。20年前のレガシィの方が優秀です。エコにも反するので,使いにくいタッチパネルでもいいから簡単にボタンを増やした方がいいと思います...それはともかく,アイサイトを売りにしている今のスバルは,安全に手を抜かないでほしいです。
Posted at 2025/10/15 16:01:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 4代目 レガシィ | クルマ
2025年10月12日 イイね!

油圧式パワーステアリングでよかった

油圧式パワーステアリングでよかった4代目レガシィ(2代目レガシィB4)のBP5,BL5は,「油圧式パワーステアリング」を採用しています。5代目レガシィから電動式パワーステアリングに変更になり,以後レヴォーグ等々のスバル車は,生産終了したWRX STIなど一部の車種を除いて,電動式パワーステアリング車ばかりになりました。

今では当たり前のように操舵力を補助するパワーステアリングが装備されています。歴史を調べると,1950年代から油圧式パワーステアリングが使われてきて,長年技術が磨かれてきたのですが,2000年前後から「電動式パワーステアリング」の採用が増えだしました。理由は「気候変動」で,環境規制から燃費の改善を求められたためです。油圧式パワーステアリングはエンジンの動力を使って油圧ポンプを稼働することで操舵力をアシストするため,エンジンの回転力が必要です。そのため燃費の若干の悪化(約3%)が起きてしまいます。

電動式パワーステアリングは当初ハンドリングにこだわる人には違和感があったため,多くの車が電動式パワステになっても高級車だけは10年ほど前まで油圧式パワーステアリングが採用され続けられていました。更に,日産のフーガハイブリッドでは、油圧式の高級感を生かすため,電動で油圧ポンプを回して油圧の操舵フィールを実現する「電動油圧パワーステアリング」が搭載されていたそうです。ハイブリッド車のような,二重に複雑で高価なシステムで,油圧式パワーステアリングの自然で路面の状況を的確に感じられるシステムを,何とか実現しようとしたようです。

最近の車が電動式パワステになったのは,エンジンが常時動かないハイブリッド車や,アイドリングストップ車では,油圧式パワステが使えないし,車線維持システムや今後の自動運転システムには電動式パワステが優位なためです。

レガシィ5代目乗りの方が,電動式パワステになって,「ステアリングフィールがなんとなくぎこちない。」「直進時のステアリングフィールがやや過敏過ぎる」とよく不満を聞きました。その後,電動式パワステの技術改良が進み,油圧式パワステにかなり近づいてきて,近年の車はほとんど電動式パワステが当たり前になりました。しかし,電動式パワステが何とか油圧式パワステの自然な操舵感に近づけようとしてきただけで,いまだに油圧式パワステの自然な操舵フィールが優位性を保っているという技術者の声もありました。

油圧式は技術が確立されているので、安価に生産可能で,基本的な構成部品点数が少なく、信頼性が高いそうです。オイル漏れなどの不具合に対しても,パワステホースの交換などで比較的安価に修理ができます。パワステポンプの交換も,互換品は1万2千円ほどでした。それに反して電動式パワーステアリングは,ネットで調べると修理に30万と言われて困っている声もありました。調べると,モーター故障の場合は20~30万円、コンピューターの故障は10万円程度が相場のようです。やはり,30万40万というのは,電動式パワステ修理に必要な金額のようです。

最近の車は,ライトのLED1粒が点灯しない不具合のため車検に通らず,アセンブリ交換で30万とか,本当に消費者に信じがたい負担をかけています。パワステ故障も車検に通らないそうです。自動車メーカーは低燃費をうたい文句にした車両価格のバク上がりしたハイブリッド車を売って,今後10年20年と時を経て旧車になってもアセンブリ交換修理で儲けられます。

高級車に採用され続けてきた油圧式パワーステアリングを採用したレガシィB4BL5は,技術の成熟した最後の油圧式パワステで,本当に自然なステアリングフィールで気持ちいいです。20年乗り続けてきましたが,今後も油圧式パワステは安価に修理できるので,本当によかったです。
Posted at 2025/10/12 11:49:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 4代目 レガシィ | クルマ
2025年10月02日 イイね!

コムスでJAFに入っていてよかった

コムスでJAFに入っていてよかった3年ほど前に,通勤の帰り道,コムスが突然動かなくなりました。何とか車道の左端に止め,車の流れに気をつけながらコムスを手で押して安全な歩道に移動して,JAFを呼びました。1時間ほどして大きなレッカー車が到着して,コムスにチェーンを引っかけて車台に乗せ,助手席に乗せてもらって自宅まで運んでもらいました。JAFの方も珍しいらしくコムス話に花が咲きました。翌日自宅からトヨタディーラーに運んでもらうのに運送距離内だと更に無料でJAFが利用できると知り,再び翌日レッカー車に来てもらいトヨタディーラーまで運んでもらいました。他のミニカーとは違い,コムスはどのトヨタディーラーでも扱ってくれるので,数キロ先の近くのトヨタディーラーを利用できました。コムスをほとんど扱っていないディーラーも悪戦苦闘して原因を探ってくれて,結局バッテリーの不良ということで,20万円ほどの適正な価格で全バッテリーを交換して事なきを得ました。

レガシィB4でも何度もJAFにお世話になっています。JAFは2台持ちだと,同じ金額でサービスが受けられるので,本当に便利です。それはJAFが人が対象だからで,年4000円のJAF加入でレガシィもコムスもサービスを受けられます。自動車保険付帯のロードサービスは自動車が対象のためそうはいきません。AIに聞くと,「JAFは複数台の車を所有する際には有利です」ということで,愛車だけでなく,レンタカーや友人の車など,会員が運転していれば使えるし,更に同乗している場合でもサービスが受けられるそうです。

コムスが動かなくなってJAFに搬送してもらったとき,当たり前のようにレッカー車に同乗して自宅までコムスとともに送迎してもらいました。実は,レッカー車に同乗できるのはJAFの特権で,自動車保険付帯のロードサービスだと,高速道路上の故障以外は,同乗できません。人を乗せるためには道路運送法で定められた「旅客自動車運送事業者」である必要があり,ロードサービスで人を乗せると道路運送法違反になるためです。コムスはもちろん高速道路は使えないので,常にレッカー車に同乗できません。

一方JAFは一般社団法人で非営利団体のため、道路運送法の旅客自動車の対象外です。そのため,2名まで(レッカーによっては1名)同乗させてくれます。不動のコムスの車内でレッカーが来るのを1時間待ち,当たり前のように同乗して自宅まで行けたことが,今考えると本当にありがたいです。仕事で疲れて暗くなった夕方,立ち往生した場所から公共交通機関で自宅まで帰るとか考えると,ぞっとします。

自動車保険付帯のロードサービスが出始めたとき,JAFはいらないかなぁと考えたこともありますが,継続して入っていてよかったです。ネットの記事だと,民間ロードサービスは,交通費や宿泊費を補償してくれたり、レンタカーを貸し出してくれたりしてJAFよりも手厚いサービスが受けられるため,両方入った方がいいという記事もありました。改めて自分の自動車保険を調べると,記事のようなサービスはなく,10ℓまで無料燃料お届けサービスがあるのと,JAFの牽引応急処理のサービス超過分が10万円まで補償されることだけが利点でした。JAFに入るのが前提なら大して必要なく,JAF会員にとってはロードサービス付きの費用の上乗せされた自動車保険も考えさせられます。ほとんど重なるサービスに費用を払って2つも入る必要性は全くありません。コムス乗りでレッカーの可能性があるし,実際に使ったこともあって,JAFに入っていてよかったです!
Posted at 2025/10/02 11:38:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | コムス | クルマ
2025年08月30日 イイね!

オーディオレスがあってよかった

オーディオレスがあってよかった4代目レガシィのオーディオは,プレミアムサウンドシステムが標準で,オーディオレス設定はありませんでした。しかし,後から3万円強の,なぜかエアコン操作部分も含んだオーディオレスパネルを購入すると,オーディオレス車にすることができます。この設定の仕方がよくユーザーに寄り添っていないと批判されていました。しかし,今考えると,オーディオレスパネルを作ってくれてありがたいです。また,4台目レガシィは面白いことに,2din以外に,上部にナビモニターを取り付ける場所があり,奥行きが短いですが1dinも取り付けられます。新車購入時,上部にパナソニックの1dinインダッシュ立ち上げ式の,ストラーダ CN-DV255FDを取り付けてもらい,長い間使っていました。上部でナビが視線移動が短くて見やすく,とても使いやすかったです。

しかし2017年に,carrozzeria の 7V型ワイドモニターの2Dメインユニット FH-9300DVS が発売されたのをきっかけに,ヤフオクでオーディオレスパネルを1万円ほどで手に入れて,念願のオーディオレス仕様にしました。3万円と高価で,みんカラの皆さんの言う3万の「ぼったくりパネル」なら買いませんが,1万円なら我慢できます。FH-9300DVSは本当に先進的で,今のアンドロイドオートやアップルカープレイが使えます。ポータブルHDDもつなげられるので,早速1TBのHDDにパソコンに溜まっていた全てのCDからの音声ファイルやら動画を入れました。それまででは考えられないオーディオ環境が整いました。

FH-9300DVS はパイオニアが元気な時だったからか,今の機種に比べても遜色ない機種です。後継機は目先をくらますためか壁紙が変わって,ボタン配置がグローバル化して日本の右ハンドルではひどく使いにくい左側になり,見やすくなる画面の調整機構がなくなり,自分からするとひどい改悪です。今の機種は画面が大きくなったりHDMIが加わったりしていますが,基本的な性能や音質に関しては余り進化がなく,購入意欲をそそりません。車を乗り換えるときは,8年前に買ったFH-9300DVSを付け替えて更に使っていこうと思います。今の新しい機種に魅力がないのは,自動車からオーディオレスが消えつつあり,メーカーにカーオーディオに対する投資意欲が減退してしまっているんだと思います。結局好きだったパイオニアは,台湾液晶大手の企業の,更に子会社の傘下に売却されて,完全に日本メーカーではなくなってしまいました。更にグローバル仕様になるに違いありません。

せっかく"環境保護"になる,オーディオの流用を考えているのに,今の車にオーディオレス設定がないことに気づきました。好きなスバルを見ると,一様に縦長の「センターインフォメーションディスプレイ」が標準設定で,レス設定が全くありません。それも金太郎飴のごとく,どれも同じディスプレイで,コストは安上がりだと思いますが車種の個性もありません。

更に,センターインフォメーションパネルに表示されるテレビ画面のサイズは,6.5インチだそうです。39,800円で買った7型ワイドディスプレイのFH-9300DVSにも負けています...後席なら自分もしてますが,好きなリアモニターを取り付けられますが,主役の前席で大きいディスプレイで見たいと思っても,取り換えられないし,様々な車の機能の設定をするディスプレイを覆って取り付けることもできません...200万のB4の2倍の価格の車なのに,スバルのどの車も6.5インチは信じられません。

メインオーディオのUSB端子に,音楽や動画を入れたUSBを差して,聞いたりしています。FH-9300DVSは,USBだけでなくポータブルHDDをつなぐことができ,自分は1TBのHDDに音楽や動画を入れて使っていました。今は有線のアンドロイドオートと併用するために切り替え器をつけていて,切り替え器をつけるとHDDの電力供給が不安定になるため,250GBのSSDをつないでいます。ところが,現行のトヨタ車やスバル車は,USBのみで,フォーマットはFAT32で容量は32GBまでだそうです。FH-9300DVSは,NTFSフォーマットに初めて対応した機種で,ウィンドウ標準のNTFSでフォーマットして気軽に大容量を使えます。高級車アルファードがUSB FAT32,32GBまでとか,自分なら全く足りない量で,USBを8本用意しなければならず,頭に来る小容量です...

幸い,スバルも現行車種のインフォメーションディスプレイのデメリットを解消すべく,発表された新型アウトバックでは,縦長のディスプレイを止めて,12.1インチの横型ディスプレイになるそうです。縦長ディスプレイはナビ画面を見るとき,視線をかなり落とす必要がありますが,ディスプレイが横長で上部にマウントされるため,ナビ視認性がかなり良くなるそうです。やっと自分の車の,上部1dinに取り付けた5万円のゴリラナビの使いやすさに追いつきます...また,自分としてはむかつくに違いない,ディスプレイ上のタッチパネルのエアコン操作もなくし,物理スイッチが復活するそうです。やっと20年前のレガシィB4 BL5に追いつきます...さんざん「先進的」だの「未来過ぎる」だの言われた縦長ディスプレイやエアコンのタッチパネル操作が,ユーザーの声を聞いて解消されるのはいいことです。

ドイツやアメリカ,中国勢も,メーターと同じ高さに揃えた横長ディスプレイがトレンドだそうです。一時の流行りとはいえ,使いにくい仕様が流行っていて残念に思っていたので,解消されるのはいいことです。スバルはBRZはディスプレイを交換できる仕様でほっとしましたが,ぜひオーディオを使い回しできる,環境に優しくて"脱炭素"にも貢献できる,オーディオレス設定車を復活してほしいです。インフォメーションディスプレイ上の複雑化したタッチパネルの機能がどれか一つでもおかしくなると,LEDライトと同様,アセンブリ交換で30万円とか,止めてほしいです...


Posted at 2025/08/30 13:12:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 4代目 レガシィ | クルマ
2025年08月27日 イイね!

ヘッドライトがLEDでなくてよかった

ヘッドライトがLEDでなくてよかった最近の車のヘッドライトは,LEDが横に並んだ薄い目のつり上がったヘッドライトが本当に増えてきました。トヨタ車とマツダ車など,違うメーカーの車が横に並んでいるのを見て,ヘッドライトの形状がほとんど同じで,真ん中のエンブレムを見ないとどの車か分からないほどです。

最近の車のヘッドライトのデザインは,「目もとにインパクトを持たせたいというデザイナーの意図」だそうです。小粒のLEDを並べることで,「LEDヘッドライトがクルマのフロントデザインを革新した」という雑誌記事もありました。実際は原価低減と製造工程の削減,消費電力の低減ぐらいが本当の理由だと思われます。

レガシィB4 BL5のヘッドライトはHIDです。しっかりとした目力があって,いつもかっこいいなぁと思います。明るさもHIDはしっかりあり,「HIDはLEDに比べると1.5倍程度の明るさがある」そうです。最近は明るいLEDも出てきたそうですが,価格がまだ高価なようです。

電力消費や耐久性についてはLEDの方が優位ということも,LEDヘッドライトが採用される理由だそうです。特にBEVなどは,消費電力をできるだけ少なくするためにLEDが採用されています。しかし,LED1粒の電力消費量は少ないですが,やたらに数多くLEDを横に並べた場合は消費電力に実はそれほど差がないという記事も見かけました。

逆にLEDライトのデメリットとして,LEDは光の直進性が高いので、雨粒に当たると光が乱反射してしまい,見えにくくなるそうです。LEDライトの直進性で,交差点でLEDライトがすごく眩しく感じるのはそのためだそうです。HIDは雨の日や霧の時に,LEDよりも断然有利です。

また,雪国では,ヘッドライトに雪がつくことがよくあります。HIDヘッドライトなら熱で雪が溶けてくれますが,LEDヘッドライトは熱をほとんど発しないため雪が溶けません。雪が降り続く道を何度も走ったことがありますが,雪がヘッドライトにどんどん付着していく状況で,雪が溶けないのは本当に危険です。そのため,調べるとヘッドライトの融雪ヒーターやウォッシャーがあるそうです。トヨタのヘッドライトヒーターは2万5千円もするそうです。アイドリングストップキャンセラーのように,消費者に余分にお金がいります...

HIDのデメリットとして,明るさが安定するまでに数十秒かかるというのがあります。確かに点灯直後は少し暗い感じがしますが,すぐに明るくなります。夜間やトンネルに入るときにその特性が問題になりますが,今まで不便に感じたことは一度もありません。それでもLED販売のため,このデメリットをすごく強調しているサイトもよくありました。

何より,最近の車の薄目のLEDヘッドライトの最大のデメリットは,LEDの粒がいくつも並んだヘッドライトのLEDの,1つの粒でも点灯しなかったら,車検に通らなくなるということです。LEDは永久に故障しないというのは全くの嘘で,今までLEDの電気器具が何度か故障して取り換えた経験からも確かです。実際LEDの一粒が点灯しなくなって,ヘッドライトASSY交換になると,10万以上もかかると知って,愕然としました。

実際に,ヘッドライトのスモールランプが左右点灯しなくなり,ディーラーに相談すると,LEDアセンブリのため,片側12万円で両方で24万円,更に工賃3万円で27万円と言われたそうです。自分の経験でもディーラーは仕方ないですが,修理屋さんではなくアセンブリ交換ばかりです。先日B4のテールランプが切れたため,KOITOの白熱ランプを自分で交換しました。左右両方2つ入りで548円でした。調べると,やはり今の車はテールランプ関係も一体型になっているため,テールランプのLED一粒切れるとアセンブリ交換になるそうです。価格もぞっとしました。

ヘッドライトのスモールランプが切れて,レガシィ B4 BL5では数百円で済むのに,今の薄目のヘッドライトはアセンブリ交換で27万円もかかります!! タイミングベルト交換より高いです...車を乗り続けるのをあきらめざるをえなくなる高額の出費です。あきらめて中古アセンブリでも2万~5万だそうです。余りに高いので,LED一粒を修理する業者も現れているそうです。

レガシィB4 BL5はヘッドライトがHIDでよかったです。物価高騰の今でもHIDバルブは3千円~8千円ぐらいのようです。HIDヘッドライトが切れたことは20年乗っていて一度もありませんが,切れたら喜んで交換します!
Posted at 2025/08/27 16:23:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 4代目 レガシィ | クルマ

プロフィール

mae@B4です。レガシィB4(2.0i Bスポーツ)とコムス(P-com)をいじっています。できるだけエコで,しかし価値あるものにはお金をかけて,カーライフを...
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