RC350hをaudisonのPRIMAスピーカーでリーズナブルにサウンドアップその2
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
ダッシュボードに移動して、ハイレンジスピーカー部分を見ています。
写真中央のスピーカーグリルの下に、中高音域を担当するスピーカーが収められています。
ダッシュボード手前は一段低くなるよう、高低差をつけたデザインになっていますね。写真の光線の具合の影響もありますが、なかなか高級感をただよわせております。
2
純正ユニットの近影です。
こちらがレクサス全車の標準オーディオである「レクサスプレミアムサウンドシステム」の最大の特徴といえるCSTスピーカーです。
かなり乱暴に意訳してしまうと同軸スピーカーなんですが、CST(Coherent=整然とまとまった Source=音源 Transducer=変換器)の語感から連想できるように、単純な同軸スピーカーであれば、ツイーター部分とウーファー部分との間に生じてしまう「位相ズレ」を解消し、点音源に近い発振を実現するスピーカーということになります。
一般的な同軸スピーカーに比べて、中央のツイーターがぐっと埋め込まれており、おしゃれなフルレンジ?のように見える、シームレスな設計の寄与も大きいと思いますが、中高域をブレンドするドライバーとの連携によって、点音源思想の具現化を図っているようです。
専門職の立場からしても、一般の同軸にくらべてまとまりのある音がするので、もっと評価されてもいいと思うのですが、キレキレの設定を避けている純正オーディオの味付けと、納車後の時間の経過によって生じる「慣れ」のせいで、いつしか特別感が低減してしまうようです。
3
audisonに交換後の様子です(ピンボケですいません)
直径9センチの純正に対して10センチですが、問題なく付きます。
ネジ穴も純正そのままでいけます。
APX4の見た目は、純正のCSTスピーカーと似ていて、中央の飛び出しのないデザインになっていますね。
CSTスピーカーの思想に触れるまでもなく、このようにツイーター部分が出っ張らずにツライチになってる方が、ウーファー部分の振動発生の邪魔にならないし、音源が一点に近くなるので、アドバンテージが高いように感じます。
4
センタースピーカーグリルです。
6インチ超えの画面を持つ、大きめスマホくらいの大きさです。
5
グリルを外したところです。
6.5cmほどのミッドレンジスピーカーが装着されています。
写真だと、いっぱいいっぱいで余裕が無いように見えますが、プレミアムオーディオのマークレビンソンになると、ここに9センチユニットが収められます。
6
audisonに交換後の様子です
AP 2 MVは、現行品では希少な5cmユニットで、微妙なサイズ的な要件をクリアしてくれました。
前述の通り、9センチが収まる空間があるのですが、それもギリギリなので、ダッシュボード両端に取り付けたAPX4は入ってくれませんでした。
7
今回はレクサス・RC300hのスピーカー交換事例をご覧いただきました。
本文で触れましたように、今回のRCにはパイオニアが開発した「レクサスプレミアムサウンドシステム」が採用されています。
このシステムはRCだけでなく、他のレクサス車全てに対して採用されており、モデルごとに「レクサス(車種名)プレミアムサウンドシステム」という呼称が与えられています。
総スピーカー数、センタースピーカーの径、サブウーファー・リアスピーカーの仕組みに違いはありますが、フロントのハイレンジスピーカーにCSTユニットが採用され、デジタルマルチアンプで駆動されている点と、左のハイレンジスピーカーにオペレーターとの通信用のテレマティクスアンプの音声が出力される点は共通しています。
これまで、NXを中心に多くのレクサス車のサウンドアップ施工をご依頼いただきまして、その内容は、ご予算とご要望によって、ある程度の多様性はありましたが、まとめると、だいたい以下の2メニューに集約されます。
(1)ハイレンジスピーカーを10センチコアキシャルに、ドアスピーカーを16.5センチウーファーにそれぞれ交換し、ドア防振で整えるプラン
(2)上記(1)に加えて、8chあるいは10ch・DSPアンプを搭載して、フロント3way(4ch)・リヤ(2ch)・サブウーファー(2chブリッジ)を鳴らすプラン。
(1)の方は今回の事例で、レクサス事例の6割超がこのパターンです。
(2)については、こちらのNX350hや、NX 450h+が該当します。
https://www.soundpro.jp/install/ditail.php?id=751
https://www.soundpro.jp/install/ditail.php?id=778
いずれの事例においても、●ハイレンジスピーカー代替用の10センチ程度のコアキシャルスピーカーが必要な点と、●センタースピーカー代替用の9センチ以下のスピーカーが必要な点がスピーカー選定の条件となるため、選択肢が絞られてきます。
ここでは、現在調達可能な製品の中で、条件に適合するものをピックアップしてみます。
☆以下の順で記載いたします。
ブランド名
上記(1)で施工した場合の工賃・税込総額(※RCのような2ドア車の場合、35,000円ほど増額になります)
製品名(ウーファー/高域用コアキシャル/センター)
ブランド名:BLAM(フランス)
工賃・税込総額:210,650円
(Signature WS 6.80/RELAX 100RFC/LIVE LM80)
ブランド名:audison(イタリア)
工賃・税込総額:166,650円
(AP6.5P/APX4/AP 2 MV)
ブランド名:ETON(ドイツ)
工賃・税込総額:214,170円
(PSX-16/PSX-10/PRW-80)
ブランド名:KICKER(アメリカ)
工賃・税込総額:177,610円
(KSC6704/KSC404/KSC2704)
ブランド名:MOREL(イスラエル)
MAXIMOグレード
工賃・税込総額:208,450円
(MAXIMO COAX 6/MAXIMO ULTRA 402/CCWR 254)
ブランド名:MOREL(イスラエル)
TEMPOグレード
工賃・税込総額:268,950円
(TEMPO Ultra Integra 602/TEMPO Ultra Integra 402/CCWR 254)
MORELのカタログはコチラ
https://www.janline-and-partners.com/wp_root/wp/wp-content/uploads/2023/01/2023-morel.pdf
以上が、17センチクラスのウーファー/10センチクラスのコアキシャル・ハイレンジスピーカー/8センチクラスのセンタースピーカーを同ブランドで揃えられる選択肢のご紹介でした。
スピーカーの選択、DSPのあるなし、スピーカーケーブルの引き換えの有無、あるいはできるだけケーブル引き換えを抑える方法など、ご希望とご予算に応じて、如何様にもプランさせていただきます。
どうぞお気軽にご相談ください♪
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