トヨタ・タンドラをフロント2way+30cmサブウーファーでパワーアップ♪その2
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
ネットワークの加工後の姿です。
バイアンプ接続するために、SX165のネットワークをツイーター用とウーファー用とに2分割しました。作業としては、もともとの熱シュリンクチューブを切り開いて、中の基盤を分割し、必要な配線を加えて整え、再度熱シュリンクして写真の状態になります。
赤黒がヘッドユニットからの入力で、緑黒がウーファーへの出力、黄黒がウーファー出力です。
ウーファーへの出力(フロント出力)は、純正のスピーカーケーブルにつないで、フロントスピーカーへ到達し、ツイーターへの出力(リヤ出力)は、新たに引き込んだオーディオテクニカのスピーカーケーブルを使ってツイーターにつなぎます。
2
お預かり段階でのAピラーの様子です。
ツイーターは、DS-860CAという製品で、アドオンツイーターとして販売されていました。
既存のフロントスピーカー出力の途中に介入するだけで、手軽に高音域が加えられます。
しかしながら、付属のネットワーク(ハイパスフィルター)が装着されておらす、壊れているのか原因は不明ですが、音は出ていませんでした。
ピラーの根本に置かれているのは、サイドカメラ/フロントカメラの画像を表示するモニターです。
写真ではぐったりして元気がない(笑)のですが、ボールジョイントの固定が甘くなっているだけなので、あとで気合を入れておきました。
3
Aピラーの施工後の様子です。
SX165のツイーターユニットが収まるように、MDFリング他で骨組みを作り、パテで整形して、表面を慣らしたあと、アルカンタラ調の生地を貼って仕上げています。
起毛系の生地なので、光の反射が多く、カメラの目からするとだいぶ白っぽく見えます。原則として在庫生地での対応なので、それなりに違いがでてしまいますが、写真ほどのギャップはありません。
でっかいグラブハンドルがたくましくて萌えますね。
4
もう一つの見せ場はセンターコンソール件ウーファーBOXです。
タンドラはフロントシートに3人、リアシートに3人搭乗できる6人乗りなのですが、このフロントのセンターシートを撤去してサブウーファーを置きたいとのご要望で、コンソールを製作することになりました。
(この様な仕様変更は、定員が変わりますので、構造変更が必要です)
使用ユニットは、パイオニアが海外向けに販売している30cmサブウーファー・TS-W312S4です。
これを鳴らすためのアンプは、GM-D8100というサブウーファー用モノラルアンプです。
コンソールはシールドタイプのボックスを21mmのMDFで制作して周囲を化粧しました。
サブウーファー駆動を前提としたアンプには、手元でボリュームを変えられるようにリモコンが付属していますが、今回はナビ側でサブウーファー出力を調整できるので、取り付けを省略しました。
5
施工前のフロアに転がっていたスイッチです。
右側のAピラーの根本に設置されていたモニターには、車両の右サイドとフロントグリル部に設置されているカメラの画像を表示できるようにしてあり、これは対象カメラを切り替えるためのスイッチです。
機能的には問題ないのですが、フロアに転がっているのはちょっと、、ということで、ダッシュボードのスイッチパネルにキチンとつけましょうということになりました。
6
カメラ切り替えスイッチをスイッチをパネルに取り付けた状態です。
もともとは、AUXスイッチの右側にと同じブランクキャップで閉じられており、そのキャップに四角い穴を開けて押し込んでいます。
最小限の加工費で承っており、隙間埋めや塗装といった工程を省略しているため、アップで見ると隙間が気になりますね。全世界に向けて公開する画像としてはふさわしくなかったかもですが、ご要望とご予算によっては、「とりあえずレベル」の作業もお受けしています。。ということで大目に見てやってください。
7
グローブボックス内にシガー電源を引き込んだところです。
お預かり段階では、後付けのドライブレコーダーの電源をシガライターから確保していらっしゃったのですが、電源ケーブルが常時ぶらぶらしているのはちょっと。ということで、グローブボックス内にシガライターソケットを作り、ここから給電するように引き直しをしました。
お預かり当初から、グローブボックス内には、ETC(左側)と通信モジュール(右奥)があり、これらの機器の電源引き込み用に穴が空いていた穴を活用しました。
(1)まず、グローブボックスの内側から汎用のシガライターソケット(メス)のケーブルを通し、アクセサリー電源に接続して給電可能な状態にします。
(2)次に、ドラレコ用のシガライタージャック(オス)をドラレコから抜いて、上述のシガライターソケット(メス)と同様にグローブボックスの内側から通して、再度ドラレコに接続しなおします。
(3)最後にメスとオスを合体させて終わりです。
こういった作業の当店としての醍醐味は、若干の工賃の売上がいただけることよりも、雑然とした室内をスッキリさせられる達成感のほうが大きいかもしれません。(お店はチョイ散らかっていますがm(_ _)m)
8
エンブレム貼り付けも承りました。
助手席側(右ドア)にはついてるものの、運転席側のドアになぜかエンブレムが無かったので、貼ってほしいと依頼されました。
こういう仕事は正確な位置決めがキモです!なんとなくでやっちゃうと、良いこと無いです。
反対側ドアのエンブレムの位置(周りからの距離)を正確に測り、マスキングテープで設けたガイドライン上に寸法を表示して位置を特定してやると、きっちり同じ位置に貼ることが出来ます。
こういう凹凸のある対象物で正確に位置を測定するには、ソリッドな物差しの他、そこそこの距離でもきちっと図れるレーザー式の測定器や、曲面に沿わせられるフレキシブルな巻き尺などを単体、あるいは組み合わせて使うと結果が良いと思います。
あと、このエンブレムの裏には両面テープがなかったので、文字の形にテープを切って貼り付ける準備も必要でした。位置決めより手間がかかったかもです(汗)
9
最後はバッ直電源引き込みです。
サブウーファー用のアンプ用の電源を、ボンネット内のバッテリーから直接給電します。
当店では、ハイファイ志向のお客様むけに、プラス線とマイナス線の両方を引き込む方式も提案させていただいておりますが、今回の事例では、一般的なプラス線のみ引込む方式で施工しています。
使用している配線キットは、オーディオテクニカのTPK-800R(税込11,000円)です。
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