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soundproの愛車 [BMW M6 クーペ]

整備手帳

作業日:2025年3月31日

BMW M6を全スピーカー交換+DSP制御でサウンドアップ♪♪その2

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目的 チューニング・カスタム
作業 ショップ作業
難易度

初級

作業時間 12時間以上
1
シート下にあるサブウーファーユニットです。

シートを外して、フロアに取り付けられているウーファーグリルを外したところです。
このサブウーファーが運転席下と助手席下の2か所に埋め込まれています。
左右二つありますが、あくまでもサブウーファーという位置づけですので、どちらにも同じモノラル信号が入力されています。
今回は、これをBLAMから発売されているBMW用20cmユニットに交換し、DSPから入れる信号もステレオに変更します。

では早速取り外し、、と行きたいところですが、そう簡単ではありません。
なぜなら、接着剤でくっつけてあるから!
マジで一苦労です。
2
BLAMのユニットに交換したところです。

取り外しにはえらく苦労しましたが、製品はトレードインタイプなので、取り付けは比較的簡単です。
BLAM BMW 200 WNはペアでの販売でありながら、税込52,800円と比較的リーズナブルなので、BMW用として当店では人気のスピーカーです。
この他でも、20cmまでの薄型スピーカーであれば、取り付け可能です。
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写真はリアスピーカーが取り付けられている、「リアサイドクォータートリム」と呼ばれる部品です。

後部座席に座った方の二の腕・肘が当たる部分ですね。

取り付けられているスピーカーは、センターでご覧いただいたのと同様に、ツイーターとセットになった2way構成になっていますね。
ウーファーのほうのバスケットの形状は、ドアスピーカーと同じですが、厚みがうすいです。(当店では、Bタイプと呼んでいます)
4
スピーカーの交換とデッドニング施工を終えたところです。

スピーカー(右側)は繰り返し登場しております。CX100Sです。
このスピーカーは中央にツイーターを備えたコアキシャルスピーカーで、まわりのウーファーとの帯域を切り分けるためのネットワークがセパレート式になっており、この写真では見えにくいですが、取り付けてあります。

なお、フロントドアに取り付けた分については、DSP側でローパス(高域を鳴らさない)をかけるので、切り分けの為のネットワークは省略していますが、リヤ周りの2種(この写真のリアスピーカーと、リアトレイ上のサテライトスピーカー)については、サブウーファーより上の全帯域を入力することとなるため、切り分けのためのネットワークが必要になります。

リアクオータートリムには、ご覧のように防振材を配置してあります。
これによって、スピーカーが発する振動に対する共振が抑えられ、クリアな音が期待できるようになります。
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リアの鉄板に対してもデッドニングを行います。

正式な名称は「リアクォーターパネル」というらしいです。
リアスピーカーが付いていたリアクオータートリムのちょうど裏側にあたるところですので、この鉄板にデッドニングを施すことで、エンクロージャー(スピーカーボックス)として機能するようになります。
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デッドニング施工後の状態です。

サービスホールを塞いでいる鉄板はそのままで、防振材を全面に貼ってパネルの共振を抑制します。
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リアトレイに移動して、サテライトスピーカーをご覧いただいています。

こちらには、センタースピーカーと同じ仕様の2wayユニットが設置されています。
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交換後の状態です。

ウーファー部をCX100Sに交換してあります。
前述のネットワークは、スピーカー背面のちょっと離した場所に固定してあります。背面のエリアはお察しの通りせまいので、振動板背面から発せられる波動の跳ね返りを防ぐために、アコースティックコットンを軽く詰めてあります。

純正ツイーターについては、センターと同じ理由で、そのまま放置です。
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トランク内の様子です。(内装は取り外した状態です)

手前側に見えるいぶし銀の筐体が純正セパレートアンプで、その奥の黒いのがaudisonのDSPアンプ AF C8.14bitです。
配線接続の基本的な考え方としては、この純正アンプからスピーカーに向かって伸びている純正スピーカーケーブルをカットして、DSPへの入力とし、DSPで調整を加えた信号を、再度純正スピーカーケーブルに戻すという発想です。
ただし、フロントドアのツイーターについてのみ例外で、全く新規にケーブルを通しています。

ついでのおまけ情報として、DSPの斜め上に見える銀の箱が、ASD(マフラー・エキゾーストの疑似音装置)です。
ASD機能の発想には賛否両論あるようですが、今回はキャンセルする方向で承りました。
方法としては、バイパスカプラーを使用せず、アンプの接続カプラ側で無効化する接続にしています。
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最後はセパレートアンプの取り付け状況です。

前述のとおり、フロント2way(ツイーターとスコーカー)用に4ch外部アンプを使うわけですが、これもトランク内に設置しました。
写真では、なんだか雑然として見えてしまいますが、しっかりした場所を見つけて固定してあります。純正のケーブル類にやたらに手をかけるわけにもいかないので、悪しからずご了承ください。
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今回はBMW M6のサウンドアップを御覧いただきました。

今回のケースでは、フロント・シート下・リア・リアトレイに配された全16スピーカー(外観上は11スピーカー)を全て社外品に交換し、DSPアンプ+外部アンプで用意した11chの出力によってマルチ制御するという仕様でした。

8chを超える出力を確保するには、どのような機器構成をとるにしても、価格がグンと上がります。本文中で触れましたように、DSPの8chアンプ+外部4chの構成をとることで、ワンボディ(AF M12.14 bit)で強行するのに比べて10万円ほど安くできましたので、ざっと税込75万円ほどの予算であがりました。
今回のお車は標準オーディオでしたので、台数も多いと思います。同等のシステムをご希望のオーナー様がいらっしゃいましたら、どうぞ参考になさってください。

なお、今回のプランよりもう少し予算を抑えたい場合は、、
〇リヤ系のスピーカーの一部を交換しないで純正のまま鳴らすことでユニット代を下げる。
〇リヤ系のスピーカーをDSP制御下から除外して、フロント側の7chのみで済むようにし、8chDSPだけで駆動できるようにする。
といった方法が考えられます。

ご要望に応じて調整させていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。


もっとベーシックな水準で考えたいとお考えのお客様には、当店で企画しております、BMW向けのパッケージメニューBMWブライトオーディオパッケージもご検討ください。
現状で公開しておりますパッケージでは・・・・

(1)フロントスピーカーの交換と防振を行うF1
(2)F1に加えてセンタースピーカーも交換する F2
(3)上記にリヤスピーカーの交換も行う F1R/F2R
(4)上記にaudisonのDSPアンプを加えたF1-8・F1R-8/F2-8・F2R-8
といった構成をとっています。

スピーカーの銘柄については、標準のBLUE MOON AUDIOの他、BMWに適合する製品を12ブランドリスト化し、お選びいただけるようにしていますので、お好みとご予算に応じてカスタマイズしていただけます。

なお、現在公開しております標準パッケージに含まれる機材について、全面的にリニューアルを予定しています。
スピーカーはBLUE MOON AUDIO、DSPはaudisonと、ブランドは変わりませんが、商品をアップデートします。ご期待ください。

BMWブライトオーディオパッケージは、BMW全車種に対応しております!
https://www.soundpro.jp/special/soundup_bmw.html
BMWのサウンドアップをお考えのお客さまがいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご相談ください♪

メールフォームはこちらです♪♪
https://www.soundpro.jp/contact/index.php
直接のお電話もお気軽に♪
03-5913-8450です!

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