ラジエターホース&ヒーターホース交換作業
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
車検前整備の一環として、以前からクーラントが接合部から少々滲んでいるのが気になっていたヒーターホースの交換と、ストックしていたセリカGT-FOUR(ST205)用のラジエターシリコンホースを同時に交換することにしました。
もちろん、併せてクーラント(LLC)の交換も行ないます。
まずはラジエターのドレンコックを外してラジエター内のLLCを抜いてからの作業となります。
ラジエターのLLCが抜けきったら、ラジエターの各ホースクリップをプライヤーでつまんでずらします。
(画像はアッパーホースのラジエター側)
2
ホースクリップをずらしたら、ラジエターホースを少し捻りながら手で引き抜いていきます。
ラジエターは以前一度交換しているので、思っていたよりホースは固着しておらず、すべての箇所で案外あっさりと引き抜く事が出来ました。
(画像はロワーホースのラジエター側)
3
ただ、アッパー・ロワーホースとも引き抜いたエンジン側のパイプ周り(ホースが被っていた部分)に茶色い固形化した水垢が付着していました。
付着した水垢は耐水ペーパーを使って削り取り、パイプの凹凸を平滑化しました。
(画像はロワーホースのエンジン側)
4
ノーマルのラジエターホースを外したら、シリコンホースを取り付けます。
アッパーホースはセリカGT-FOUR(ST205)用のため、ノーマルと少々形状は異なりますが、長さ自体はまったく一緒なので問題なく装着出来ました。
こちらの方がよりストレート形状と言いますか。
ホースクリップは純正の物をそのまま使用したのですが、シリコンホースの方が肉厚があるため、クリップをMAXまで拡張させてもかなりキツキツで嵌めにくかったですが、それでも何とか装着出来ました。
5
ロワーホースに関してはノーマルと取り回し、長さともまったく同一なので問題なく装着可能です。
色が鮮やかなブルーで、装着してみるとけっこうエンジンルーム内で目立ちますし、アクセントにもなって良いですね。
6
次にヒーターホース3本の交換です。
こちらはエンジンルーム後方のバルクヘッド部分にあるので、作業の邪魔になるタワーバーやレゾネータ、プラグコードなどを外してクリアランス(作業スペース)を確保してからの作業となります。
ヒーターホースは車両購入後一度も交換していないこともあって、ラジエターホースとは違ってホースが完全に固着していました(汗)。
そのため画像ではちょっと分かりにくいのですが、その下のパイプを傷付けないよう、慎重にカッターでホースに切り込みを入れてからホースを引き抜きました。
7
古いヒーターホース3本を引き抜いたら、新しいホースを1本ずつ順番に挿し込んでいきます。
ホースにはマーキングが入っているので、マーキングの位置を合わせながらしっかり奥までホースを挿し込みます。
ホースクリップはそれまであったのをそのまま使用しました。
8
ただ、ホースクリップのうち1つだけ形状が違っていて、それが再使用不可だったために市販のホースバンド(画像中央)で代用しました。
きっちり締まっているのでこれでも問題ないでしょう。
これでホース類が全部交換し終わったので、この後クーラント交換作業に入ります。
(ラジエターフラッシング+クーラント交換作業へと続く)
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