タイガとココア

本日は、純粋に朝から夕方まできちんとお仕事。
夕方は釧路動物園の園長さんの講演を聴いてきました。

その中で話題にされたのはアムールタイガー。
その名も「タイガとココア」

心肺停止状態から蘇生し、
脚に障害をもって生まれ育っている、
アムールタイガーの双子ちゃんのお話です。

見せ物としての動物園に私自身抵抗があるものの、
今回の園長の話には聞き入りました。

「たとえ障害をもって生まれようとも、生かした責任は我々人間にある。」
自らの手の中で、死にゆく命。
手を尽くしてなんとか生かしたいと思う命。
そんな命のやりとりを苦渋の選択に迫られながら、
判断をし、行動する人間の人間臭い話に聞き入っていました。

「感動を、がんばる気持ちをありがとう」
脚が不自由にも関わらず、元気に走り回る二頭の虎。
園長の言葉を素直に受け入れる自分に、思いやりの心を感じました。

さて、人として少し成長した気分になったところで…
講演終了後は、本日の宿泊先。
弟子屈（てしかが）まで移動。
行程100km！！

夜の道東は危険がいっぱい！！
真っ暗な森の中を疾走するのですが、
タイガーではなくディアーが恐ろしい相手です。

札幌の人口の次に多いと言われる鹿！！
その数、推定52万頭以上…
彼らの飛び出しは命の危険に晒されます。

肉食動物を守り、
草食動物に命を取られる。

洒落にならないのでしっかり走りきってきました。

とほの宿
「ひとつぶの麦」に宿泊です！！
（ライダー仲間ではかなり有名らしい）