目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
走りが微妙に鈍ってきたので
換えよう換えようと思いながらも
なかなか手が着けられず
こんな時期になってしまいましたが
やっとできました。
メーカー推奨交換サイクルは50000kmなので大幅に過ぎておりました
2
交換方法はエンジンオイルのように
抜いて入れるだけでは全然入れ替わらないので
CVTオイルチェンジャーと言う特殊な機械を用いて
エンジンをかけてオイルポンプが回っている状態で
レベルゲージ穴から廃油を少し抜いて同量の新油を少し入れて…
を延々と繰り返し…
廃油と新油を混ぜながら新油率を高めていくと言う方法です。
なんでこんなめんどくさいことすんねん!!
と思われる方もあるかと思います。
CVTやATは潤滑油としての機能に加え、それ自体が作動油として働くためのオイルで
バルブボデーの中を走り回っているカラなんですね。
そのバルブボデーゆうのは
電子制御により油圧経路を換えて自動変速させている
非常に重要な部品ですね
その昔は制御すら油圧を使っていましたが…
その重要な油圧経路が非常に狭く曲がりくねっているので、
エンジンオイル交換のように下から抜くだけでは
このバルブボデーの回路中のオイルはその場に留まっていて
オイルパンのオイルだけが抜けていることになります。
なのでこの部分のオイルを入れ替える為にこのような方法を取るのですね。
すばらしく解りにくい説明なので
詳しくはオートメカニック読んで下さい笑
と言ってもみんカラの先輩方はこんな事くらい知ってますね(^_^;)
申し訳ないです汗
3
そして僕はチェンジャーで廃油を追い出す前に
オイルパンに溜まっている廃油をまず抜いてしまい
抜けた分だけ新油を補充しておいて
スタートの段階で少しキレくなったオイルで廃油を追い出そうとゆう作戦に出ました
そして作業前には十分に暖機を行った方が
オイル粘度も下がりいっぱい抜けるだろうと思います
僕は40km走った直後抜きました
オイルパンからは約2.5L抜けました
4
ここからはチェンジャーの出番です。
なるべく新油率を高めたいと言うことと
また近い将来バルブボデーも対策品へ交換するため
フラッシングの意味も込めて
設定値は12Lにしました。
後は機械の『全自動スタート』のボタンを押して
ボケーと待つのみです。
5
30~40分後設定値まで入れ替えが終わったと
チェンジャーがアラームで知らせてくれました。
よしよし、後は量を合わせるのみ!
…と思いきや事件発生(^_^;)
愛車の足元周辺
大出血(ToT)(CVTオイルは赤色です)
レベルゲージ穴からCVTオイルが溢れかえって工場の床に広がっています(T^T)
機械も工業製品です
こんな事もあります。
…でも何で今やねん(T□T;
適量になるまで4LはCVTから抜きました。
スッキリ作業を終わらせたかったのに悔やまれる瞬間です。
6
そんなこんなでCVTオイル交換は終わりました。
もちろんエンジンルーム、下回り、工場の床
CVTオイルが流れたところはきれいに洗い落としましたょo(^-^)o
交換後のインプレッションですが
動力がきちんとかかるょうになったのか、
指定交換時期を過ぎてしまっている状態で交換したために
バルブボデーの回路中にこびり付いていたスラッジが
新油の『清浄効果』にょり剥がれて
回路中を浮遊し悪さをし始めたのか
ヒュイーンというCVT特有の音が大きくなって
燃費がメーター表示で平均17か18km/Lだったのが
現在13から14km/Lのあたりをうろつくようになりました。
まぁ例えバルブボデーが悪くなってしまったとしても
ロックアップ時の過大ショックの修理のため
バルブボデーは交換するのであまり気にしないことにします。
ただ、走り自体は確かに良くなりました。
回転が上がりやすくなりましたね。
2200回転で80km/hくらいだったのが
今は3000回転で80km/hくらいです
54635km
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