ポルシェ純正 PASM sports suspension  

GTS4.0に標準装備のPASM※sports suspensionはベースモデルよりも短く固いスプリングで前後のスタビライザーの剛性がさらに高くなっているそうです。

車高を20㎜下げたスポーツシャシーとなっています。ベースグレードでもそんなに車高が高い訳ではないのに20㎜も車高を下げるのは心配という方向けに、ローダウン量を10mmに抑えたPASMがオプションで設定されています。

「スポーツ性を向上させるチューニング。さらに卓越したコーナリング性能を引き出すダイレクトなステアリング。この2つをかなえるのが、PASMスポーツシャシーです。軽量化とともに、車高を20mmローダウンさせる設計を採用し、さらなる低重心を実現。路面をよりダイレクトにとらえ、コーナーを鋭く攻める走りを味わえます。」とカタログに書いてありますが、ノーマルモードですら一般道ではその能力を使い切れず余しているのでほとんどスポーツモードで走ったことがありません。20㎜車高が下がるという見た目の印象の方がインパクトがあります。

※PASM(Porsche Active Suspension Management)はポルシェの電子制御ダンパーシステムのことで、路面状況やドライビングスタイルに応じて各ホイールのダンパーの減衰力を無段階に調節しているようです。装着すると車高が10mm低く設定されます。

ノーマルとスポーツの2つのモードが用意されていて、センターコンソールのスイッチを操作して選択します。ノーマルモードはパフォーマンスと快適性を重視した設定で、スポーツモードを選択すると固めのセッティングへと切り替えられます。
イグニッションをオフにしたときの設定が保存されます。