スプラッシュ車検（1回目）

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午前中のサンバー君に引き続き、スプラッシュ君の車検を受けます。
４ラウンド（受付時間：14：00～15：45）です。
１３:３０頃自宅を出発し、14：15頃到着。

午前中の軽自動車検査協会とは、建物が隣りですが、手順などは全く別です。

ユーザー車検窓口と書かれた受付はあるのですが、別の建物に案内されたりと複雑です。

重量税、検査手数料、OCR用紙等を購入し、ラインへ並びます。


いきなり検査官に「受付していないですね～、これでは駄目です」
と言われ、一度窓口に戻ることに・・・・・　書類は全部そろっていたのですが、「受付」という手続きが抜けていたらしい・・・・３０分も並んだのに・・・・・・・

一旦ラインを抜けて並び直します。

光軸で引っかかりました。
右：光量不足　左：上過ぎ
とのこと。激安ハイワッテージバルブがイケンだったようです。

この時点で15：30。
検査官からは「１６時が最後だけん、間に合うようにね～」
と言われました。


いつも通っている｢松江車検」に行こうとしたのですが、実は道路工事のため全面通行止めです。
普段なら１分でいける距離が今日は１０分かかります。
残り30分間を逆算し、こりゃ間に合わんわということで一番近そうな「島根車検代行センター」に飛び込んでみました。

出てきたオジサン（というよりオジイサン）が、
おじいさん（以下「おじ」と略）「ああ、コリャどうしよう・・・・」
オイラ「時間ないので頼みます」
おじ「光軸の機械はどこにあったかいな？？・・・」
オイラ「時間ないので・・・・・」
おじ「荷物どかさんと、機械が出てこないわ・・・」
オイラ「俺も手伝いますケン・・・・・」
おじ「この機械古くてあんまりイマイチだけんどうしようかな・・・・」
オイラ「・・・・・・・」



この後いろいろやり取りありまして
おじ「左はOK、右は光量不足だわ・・・この手の青いライトは光量が出ないからな・・・」
と冷静なコメント・・・・

こんなこともあろうかと、自宅からノーマルバルブを持ってきていましたが、スプラッシュはライト周りが狭く、ハイワッテージに交換した際も、バンパーを外したぐらいの大ピ～ンチッ。

頼みのオジーちゃんも「最近手が震えてのお～。ワシは無理ジャ・・・・」

この時点で、時間は15：50。残り１０分です。
たぶん、知らない人が見たらドリフの「志村けんのコント」の状況ですが、笑っている場合では！！！

何とか手探りでノーマルバルブへ交換します。
焦っているので、なかなかピンが固定できず・・・・・
（スプラッシュの固定ピンは、欧州仕様なのか、独特です）


やっとこさ、２分前に左右共交換できました。
その時点でオジーちゃんが本気を出してきました。
「ワシがラインに並んでくるケン、遅刻しても、ワシの勢いで何とかするわ！あんたは店で待っておって」

ドキドキしながら店で待っていると５分ぐらいでオジーちゃんが帰ってきました。
「ヤッタで～！合格したぞ！」

本当にありがとう。
オジーちゃんの本気を見ました。

話によると平成８年から、この場所で店をやっており、今年で１７年目とのことです。
「色んなことがあったナ～。検査官とも大分ケンカしてきわ～。だけど、ワシも年ダケン、これからは商売ではなく、交流の場として店を使ってもらえばイイカナ～」
とのことでした。

多分このオジーちゃんがいなかったら、今日の合格はなかったことでしょう ヾ(=^▽^=) ノ.
色々なドラマがあった「長い１日」でした。

OCR用紙　　　　30円
自動車印紙　　400円
重量税　　　15,000円（エコカー減税で50％引）
自賠責　　　24,950円
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計　　　　　　44,830円




おまけ・・・・
陸運局のトイレに行こうとしたら、通路にナンバープレートの残骸？？が箱に入れてありました。
油圧ジャッキでプレスされ、穴が開いた状態でカゴに入っていました。

舞台裏を見たみたいで、ちょっと切なくなりました。