【BMW Z3】 リアスクリーン交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
先日購入したZ3嬢。
3月2日にて検査切れになりました。
Z3嬢は思いっきり可愛がるため
ユーザー車検を行います。
前オーナーのメンテナンスが
決して良いとは言えない状態でした。
そこである寒い日に
夜な夜な洗車をしてあげました。
そして、幌をたたもうとした時に
『パキッ!』と音がしました。
その瞬間リアスクリーン割れキタァ!
と理解しました。
ここで選択肢は
・ディーラーに修理依頼
・リアスクリーンのみ購入後DIY
この二者択一です。
当然可愛がってあげるためには
DIYしか選択肢は無いのも同然です。
元々Z3嬢のリアスクリーンは
前オーナーのメンテナンス不足のせいか
ワタシでは考えられないほど
曇って汚れていました。
ですのでリアスクリーンに関しては
継続検査を通検後交換するつもりでした。
早速純正新品を某オクで探しましたが
ザンネンながら出品を
見つけることはできませんでした。
そこでネットを散策したところ
コンバーチブル研究所なる
通販サイトにたどり着きました。
早速注文を入れました。
本当はクリア色が欲しかったですが
あいにく在庫切れ。
仕方が無いのでグリーンがかった
純正色風のモノを注文しました。
そして翌日には届きました。
さぁ早速取り付けです。
内包品をちゃんとチェックです。
全て揃っている事を確認しましたので
人生初のリアスクリーン交換を
行ってみたいと思います。
2
最初に初めてリアスクリーンを
自分で交換する方は
リアスクリーンがどのような構造で
幌に固定されているかを
確認しておく事をお勧めします。
では現リアスクリーンを取り外します。
まずはスクリーンの中央下部で
留められているロック部を外します。
精密ドライバー等の様な
先がとがっているもので
室内側で折り返してある
針状のロックを外せば
簡単に取り外せます。
純正状態では
1周目のチャックの始まり部と
2週目のチャックの終了部を
1つの留め金で固定しています。
3
リアスクリーン中央下部の
針状のロックを折り延ばし
室内側の留め金を外せたら
後は簡単です。
壊れてバカになったチャックを
外すが如く指先等で
『ジィ~~~~』と
リアスクリーンを1周すれば
OKです。
最初の針状のロック部の
外側の留め金を抜けば
簡単にリアスクリーンは外れます。
4
新リアスクリーンの取り付けに
かかりたいと思います。
説明書にも書いてありますが
幌を15cm程度開けた状態で
作業をすると良いようです。
5
リアスクリーン交換作業の
最大の肝がやってきました。
リアスクリーン取り付け部の中心と
取り付けるリアスクリーンの中心を
合わせる事が肝心です。
最初にそれぞれの中心が
5mmほどずれている状態で
チャックをしていった所、
第4コーナーで
どうしてもチャックが
動かなくなりました。
そして中心をしっかりと
合わせたところ
第4コーナーをクリア出来ました。
中心を合わせるステップは
慎重にかつ正確にこなす事を
強くお勧めいたします。
幌側の中心は
我Z3嬢では、
"緑"のマジックの様なもので
判り辛いですがチャックの間に
マークされていました。
黄色でマークされている事も
あるようです。
そしてリアスクリーン自体には
中心に"切れ込み"があります。
私はそれぞれの中心に
養生テープでマークを
入れておきました。
このステップに関しては、
助っ人をお願いした方が
作業が楽です。
養生テープにてマークした
それぞれの中心を
合わせた状態で
外から助っ人さんに
リアスクリーンを
持っていてもらうと
本当に楽です。
一人で寒い夜に
指をかじかませながら
やっていると
涙が出てきます><
6
リアスクリーンのセンターと
幌のセンターを合わせた状態で
チャックの引き手を挿入します。
そして数cmチャックが噛んだら
リアスクリーン購入時に
付属していた備品の
ステップラーの針の様なヤツを
取り付けチャックの始まり部分が
解けないようにするため
止めておきます。
画像右上では、
中から外に押し込んでいますが、
最終的には外から押し込み
中側で爪を織り込む様にしました。
それができたら、
リアスクリーン1周チャックの旅に
出かけましょう
新しい洋服のチャックと同じで
チャックは少々渋いです。
特に四隅は固いので
幌の開き具合を調整して
幌のテンションを調整すると
締まり易い頃合がありますので
助手さんと息を合わせて
がんばってみて下さい。
あと数cmでゴールとなったら
注意するのが
最後までチャックの引き手を
引っ張ってしまうと
引き手が外れてしまうので
ギリギリ数cmのところで止めて
スタート時と同じ様に付属の針で
チャックが解けてこない様に
ロックします。
7
チャックが完了したら
終わったも同然です。
最後の作業は、
スクリーン外周のゴムの中に
幌の布を入れていきます。
この時に、
ブチルテープを剥がしながら
進めていきます。
数cm剥がしたら
その分だけ布を入れる様に
進めていくと良いと思います、
そして元々付属している
布を外周ゴムに入れるための
平たい板でこの作業を行う事は
難しそうだったので、
テフロン製の内装剥がしを
併用して作業しました。
内装剥がしでは無くても
薄手の金属スパチュラ等でも
良いと思います。
説明書では、
全周の幌を入れてから
ブチルテープを接着させるように
書いてありますが、
私はそれは無理と判断したので
幌の入れ込みと接着を
同時に進めるようにしました。
ブチルテープのツルツルした紙を
剥がす時の注意は、
四隅部にて外周ゴムの中に
ツルツルした紙が残り易いので
気をつけましょう。
8
幌の外周ゴム入れが
全周終わったら
ブチルテープの接着具合を
より密着させます。
私は再度内装剥がしを
外周ゴムに押し込みました。
実はこの時に大きな失敗を
してしました。
あまりに強くピンポイントで
押してしまったので
チャックの一部分噛みが
外れてしまいました。
押し込んでいる時に
嫌な手ごたえがあったのですが
ブチルテープに付いている
幌の布がずれる感触だと信じて
スルーしていました。
が、最後に中から、
チャックの噛みをチェックすると、
やはり噛みが外れていました。
ロックしてある針を外せば
再度チャレンジ出来るのですが
流石に断念しました。
あまりに寒かった事と
翌日に陸自に継続車検を
予約してあったので、
やり直す事で墓穴を掘り
チャックをバカにしてしまい
購入した新リアスクリーンが
使い物にならなくなり
取り付けられない状況に
なってしまう事で
継続検査が受けれなくなる事は
避けたかったので、
再チャレンジは止めておきました。
まぁ今の状態でも
見た目上は普通にリアスクリーンが
装着されているように見えますので
検査上はばれませんからね。
体がリアスクリーンの交換の
感覚を覚えているうちに
新規にコンバーチブル研究所にて
クリア色のリアスクリーンを購入して
やり直す予定です。
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