【BMW】 初ユーザー車検@実験台のZ3嬢!?
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
今回、00年式BMW Z3 2.0であるZ3嬢をユーザー車検(継続検査)および名義変更(移転登録)に挑みたいと思います。名義変更は、今までの自分の車は全て自分で手続きしてきたので問題無いと思いますが、ユーザー車検は今回が初めてです。Z3嬢は平成23年3月2日に車検が切れるのですがいろいろと準備が必要なのと、私の仕事の休みの日の関係で車検が残っている間にはユーザー車検を受ける事が出来ませんでした。日程的に最も早くに受験できたのが3月3日でした。インターネット予約にて第1ラウンドに予約を入れました。しかし直近になってリアスクリーンの問題や他の準備が間に合いそうに無かったので、インターネット経由で3月10日に予約を変更しました。
千葉運輸支局にはユーザー車検受験者のために見学コースがあります。そこには各ステップに画像のような詳しい写真つきの説明がありますので受験前に一度見学に行く事をお勧めいたします。
そして根本的な事なのですが、車検が切れている車両は名義変更(移転登録)は出来ません。ですので新オーナーが旧オーナーの代わりにユーザー車検(継続検査)を受けて、検査に合格した後に名義変更(移転登録)の手続きをする事になります。ですので前もって用意する書類に注意が必要です。
2
私はユーザー車検が未経験だったので、書類関係は前もって集めて全て記入しておきました。そして車両に関して、本来ならばテスター屋さんに行き、各部の調整に行きたかったのですが、前日も深夜までリアスクリーンと格闘しておりました。そのおかげで当日の朝起きる事が出来ませんでした。ちなみに千葉運輸支局の近くにコルザ・サンというテスター屋さんがあります。HPを見ると判るのですが朝の6:00から営業しております。朝からテスター屋さんに行けば第1ラウンドにも余裕で間に合いますね。という事で、サイドスリップとヘッドライトはぶっつけ本番になりました。最悪、限定通行許可証も覚悟しました。しかし実際の気持ちは当日に何回も受けて合格までもっていこうとも思っていました。
ゑっ?あ、ハイ!そうなんですね。
実は1800円の受験料では3回までしか受験できません。全くノーケアだったのでそれを知った時には翌週の再受験を視野に入れました。
では準備編です。
私の様に有効車検が喪失している場合は仮ナンバー(限定運行許可証)が必要になります。各市町村での申請および発行になります。最大5日間までなので注意して下さい。また有効な自賠責保険証が必要になります。自賠責は運輸支局でも加入できるので受験当日にと考えていた人は時間的な注意が必要です。自賠責には通常、1ヶ月、24ヶ月、25ヶ月と仮ナンバーのためだけに1ヶ月加入するのは非常にムダなので、25ヶ月加入をお勧めします。また車検切れ車両を購入し名義変更にてナンバーが変更になる場合は車台番号のみでも自賠責保険加入が出来ます。定期点検整備記録簿は一応作製しておきました。当然24ヶ月点検の日付は継続検査受験日より前の日付にしました。検査担当者は私自身。住所は我家です。そうなんですね。定期点検は整備士免許は必要でもなく、ディーラーや整備工場に依頼しなくて良いのです。ただし、整備不良による事故が起きても当然自己責任です。もっと言ってしまえば、定期点検整備はユーザー車検の後でも許されております。そして定期点検整備後に運輸支局に見せに行く必要などもありません。書類関係が全て揃い準備が出来ました。
では当日受付です。
8:45受付開始9:00検査スタートの第1ラウンドを予約しておりました。受付の際に初めてのユーザー車検である事を告げました。私はインターネット予約をしたので受付番号があったのですが、必要だと思っていなかったのでメモなどせずに当日検査に挑んだのです。受付の際に必要だったようデス。受付の担当者が当日の予約表を持っていて、受付番号を調べてくれました。私の名前は上から2番目に書いてありましたw 私はインターネット予約システムは混雑解消の為に整理券程度の効力なのかと思っていましたが、どうも違ったようです。受付を済ませるとここで4番レーンに並んでくれと指定されました。
それではラインへ並ぶ準備をしたいと思います。
ヘッドライトはHiビームのみにします。Lowビームは目隠ししましょうずっと気になっていた警告灯類。今日は運が良く何も点いていません。コレに関しては運を天に任せていたのでホントにラッキーです。
3
ついに検査開始です。検査機器のある建物に入る前に列に並んでいるところへ検査員の方がやってきて、同一性の確認を行います。クリップボードに挟んで申請用紙を検査員の方に渡します。検査申請車両と受験車両が同じ車両であるか車台番号を調べられます。それが終わると方向指示器やクラクション、ウォッシャー液や後退燈等が調べられます。受験者が運転席に乗り込み検査員の指示に従うだけですので特に難しくありません。ここで早くもZ3嬢はトラブル発生です。なんとウォッシャー液が出ないのです。明らかにモーターは回っているので困りました。実はウォッシャー液の液量はチェックしてあったのですが、ちゃんと噴霧する事はノーチェックでした。
4
免許試験場の一発試験とは違い、不合格項目があっても他の検査は受ける事が出来ます。ですので次は検査機器のある建物に入ります。まず最初の検査はサイドスリップです。ハッキリ言ってココに関しては期待も不安もありませんでした。もし不合格になっても、直すすべがありませんので行き当たりばったりです。ただ合格のコツはゼッタイにハンドルを動かさないコトのようです。
5
サイドスリップの結果が表示されました。一応合格のようです。電光表示が●だったら合格。×だったら不合格です。次のコーナーはスピードメーター検査、ブレーキ検査、ライト検査を一箇所で行います。ここでも検査機器さんの指示どうりに操作すればOKです。40Km/hになったらパッシングをします。他フットブレーキを掛ける際は運転席の床が抜ける位強くブレーキを掛けるのがコツのようです。さてライトテスターに関してはHiビームで行います。光軸で落ちても対策がありますが、光量で落ちたらお先真っ暗です。一応対策として、機器が計測している最中はシフトをPあるはNにして1500rpm位まで回転数を上げて行いました。しかしZ3嬢は心配を裏切りません。ヘッドライトが落ちました。この時に何で落ちたのか別の電光表示板に出ているので見忘れないようにしましょう。
6
ラインをさらに進みます。次は排ガス検査です。ここはとても簡単です。検査プローブをマフラーに突っ込んで待つだけです。ここで落ちるようだったらディーラーへ行くしかありません。一応合格でした。
7
ラインの最後の検査が下回り検査です。遊園地のホラーハウスの様にガタゴトと車両ごと揺らされます。その他何をやっているのかは知るすべもありません。途中にある検査結果の印刷は忘れないようにしましょう。不合格項目がある時には次にラインに入る時は5コースになります。そして不合格の項目のみの検査になります。入口の電話機で検査項目を伝えます。
8
Z3嬢において、ブッツケ本番人生初のユーザー車検が終了しました。ウォッシャー液は、先日ワックスを念入りにかけた時にウォッシャーノズルがワックスで詰まっておりました。その為モーターポンプから圧力が掛かるもののウォッシャー液は出ませんのでウォッシャータンクから直ぐのところでホースが外れていました。コノ一連の作業に約10分かかりました。そしてヘッドライト検査不合格に関しては、1回目は光軸調整ダイヤルを0がイイのか2がイイのか判らなくて計測中に動かしてしまいました。そして2回目には0で検査機へ向けたら反対側のヘッドライトが不合格。最後のトライでやけくそで2で検査機に向けたらなんと合格。結局対策も判らず不合格理由もわからずに終わってしまいました。
全て合格になった申請書を別棟の受付へ出したら直ぐに新しい旧オーナー名義の車検証と有効期限のシールをいただけました。
余談ですが名義変更はコノ車検証で行います。
今回同居の方も一緒に行動したのですが、問題の無いノーマル車だったら全く車の事を判っていない女性の方でも簡単に受験出来ると言っていました。私も本当にそのように思いました。
結局テスター屋さんにも行かず、特にパーツも取り替えずに受験しましたので、トータル受験費用の1800円のみで車検が終わりました。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( Z3 の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク