中華製パワーアンプの追加改造 tpa3116

モノラル化改造済みの中華製パワーアンプの定数変更してみました。









1.コイルのインダクタンス変更
元々付いている出力段のパワーコイルですが、何故か22uHになっています。パワーアンプICの推奨値は10uHです。

変更方法は、21巻ほど解いて、約10uHにします。結構面倒ですが、解いた後、足を5mmくらい残してカットし、予備はんだしておきましょう。これやらないとコイルのリードに半田ががつきません(^_^;)
再実装して終わり。

出力段フィルタ用のフィルムコンデンサの交換
出力段の0.68uFを0.47uF～0.39uFに変更します。

これで、カットオフ周波数が40kH程度から100kHになります。
超高音のピークは、あったほうが煌びやかで良いようです。・・・無くしたら音が死にました(-_-;)

3.その他
・パターンカットやICの取り外しが必要と難易度が高いのでお奨めしませんが、AM0と1をプルアップすると発信周波数が400kHzから1000kHzになります。
・ゲインは変更できます。能率が高いスピーカーを使う時には、初期値の32dBから20dB(5.6kΩ)に変更した方が無音時のノイズが減って幸せになれるかも。

最後に、フェースブックのラズパイ・オーディオでモノラル改造を教えていたY.G様、楽しいアンプのご紹介ありがとうございました。