Vargas Turbo Technologies N54 Crank Bolt Capture - VTT-N54-CBC  

クランクハブスピン対策で導入。

ブーストUP車両でスポーツ走行時のシフトダウン時、クランクボルトに何某かの力が掛かり緩むことで、タイミングスプロケがスピンしバルブとピストンがこんにちは🤩🤩
しないようにする御守り部品です。

エンジンブローで有名なS55ではノーマルパワーでも起き始めるとのこと。

N54/N55でも同じ構造なため、海外勢でも400WHPを超えてくると、スピンしてエンジンブローしてる案件もあるみたいで、パワーアップ車両はブロー確率は上がります。

そもそものクランクハブ周りの構造は、クランクシャフト終端に、クランクハブがついており、その間にフリクションプレートとタイミングスプロケ存在し、クランクボルトで締め付ける構造。このクランクボルトが緩む事で、スプロケに掛かるテンションが無くなり、スピンすると考えられてます。

クランクハブとスプロケが一体成形のパーツもありますが、700-800WHP（エンジン単体で、900-1000馬力）までは出すつもりもないので、この、CBCで充分と考えます。

締結トルクがかかってる状態でフリクションプレートがダメになるシチュエーションがあると唱えてるショップさんがいらっしゃいますが、理屈が分かりません😅
素人には教えてはくれないのかもですが、
私はこのCBCだけで十分ではないかと自論をもってます。


んが、、このCBCはクランクハブとクランクボルトに対して、キー溝も無い故に回転角が一意に決まらない事で、CBCの長穴とクランクハブ穴が合わない可能性があります。
N54用CBCでは30deg毎に位相を変える事が可能ですが、クランクハブ穴の位置は自由なので最悪な個体だと100%つかない個体もあると考えます。

これは、N55/S55も同様と考えます。

なので、付ける方はお気をつけ下さい。

ふと思ったのが、すでにクランクボルトが緩んでる。と言うのもありえるかもしれませんね笑

整備記録にも色々記載してますので、参照下さい。