フィット3のDCT

どもども
最近の車　たくさんのトランスミッションが積まれています。

絶滅危惧種のMT 最近はあんまりすくないAT 最近流行のCVT スポーツ走行の味方DCT(乾式　湿式)　欧州コンパクトカーの流行AMT

今日はDCTの話でもしたいと思います。

日本車だとゲトラク製のDCTが日産GT-Rや三菱ランサーX のSST
などがある。

最近ではフィット3のHVモデルにジャトコ製の乾式DCTが搭載されてリコール4回という
異例の事態が起きている。
エンジン+HVという複雑な組み合わせをしているのでフィット2のCVＴ見たく滑らかな変速ができないんじゃないかと思ってます。
たぶんHVが乗っていなければこんなにリコールも出ないと思っています。

VWのDSＧ多くのトラブルを抱え中国地方でかなりのリコールが出ました。
ランサーXもGT-Rもですが、少なからずトラブルの報告は出ていますし。

DCT自体まだまだ開発途上でしょう。

来秋のフリードに詰まれる1LVTECターボ+自社8速DCTがフィット3にも積まれてからが本当の勝負所でしょう。

現行のフィット3はアイドリングストップのスムーズ差が欲しかったのと軽量コンパクト
なのが必須だったので乾式だったのだと考えますが。
湿式の方が合っていたんじゃないかと
日本の渋滞の場合トロトロ走ってたぶんAT CVT車の人はクリープで動いているんじゃないでしょうか？
乾式DCTはクリープは得意ではありません。が弱点はソコしかありません。
このクリープの弱さをエンジンで補えばよかったのにモーターにしてしまったため
トラブルが多いと個人的に考える。　（1速モーター　2速エンジンを→1速エンジン2速モーター）まぁこんなカンタンなモノではないと思っていますが。


日本で使うなら多少弱点は多くても湿式　重さとコストは掛かってもコチラがベストです。ランサーのSSTは湿式です。重さがあってもコストが掛かっても車が売れます。
GT-RのGR6型も湿式です。トラブル費用は高いです。

たぶんフィット3に湿式DCＴを搭載しようとなると重量は約+20kg
燃費はHVの恩恵を入れてもカタログ24km台　実燃費16km
DCTを冷やすオイルクーラー等の装備が追加され本体価格+30万

HVのベースが169万なので　199万で出すこととなり。
当然ライバルのアクアとの勝負は見込めない。
技術的にアピールはできても・・・・
アコードHVの二の舞でしょう。

もちろん市場に出さなければ、的確なテストはできない訳ですし。
いい意味で実験車両
VWみたく上手くいくかどうかは実験結果次第でしょう。
燃費燃費言ってないで運転は楽しい！！ってのを教えた方がいいと思いもしますが。