ムスコ、劇場デビュー

いやはや今日も暑かったですね。
そんな中、ムスコは映画館デビュー
を果たしました。

保育園時代はその生来の落ち着き
の無さから遠慮していたのですが
小学校に入学、そろそろいいかな
なんて思っていた矢先、ムスコからの
リクエストで近くのシネコンへ・・・
思えば僕も数年ぶりの映画館です。

観てきたのは「グスコーブドリの伝記」
7才のムスコにはちょっとハードル高いかな
とも思いますが前売り券を買っちゃったので
隣りのポケモンには変更できません。

80年代にアニメ化された「銀河鉄道の夜」
と同じくますむらひろし氏のネコのキャラは
ムスコには新鮮、僕には懐かしく、実に
可愛らしくて大好きな絵だったりします。

果たしてムスコは約２時間、大人しく
座っていられるか気が気でならなかったのですが
そんな心配をよそに、初めて見る大画面と
音響の迫力に、終始かじりつくように
見入っていたのでした。
映画の内容は・・・個人評価５点満点で3.5くらいかな。
映像は素晴らしいのですが話の展開がたどたどしい感じ。
とはいえ宮沢賢治さんの原作もかなり抽象化された内容
なのでむしろ巧くまとまっているのかもしれません。
ラスト小田和正さんの歌も悪くないのですが、ボーカルの
存在感が強すぎて浮いちゃってる感じです。
なんて言うと悪口ばっかりみたいですが、映像は
ほんと美しいので、お金払って大画面で観て
損はなかったと思います。

それにしても久しぶりの映画館は
椅子も足元もゆったりしてなかなか快適でしたね。
もっとも後半１時間あまり、ヒザ上にムスコが
乗ってからは僕の方が早く終わるのを
期待していたのでした。

ちなみに同じ頃のカミサンは、
エリカ様の極彩色映像をご鑑賞、
「脂っこすぎて胸やけしちゃった。」
との感想でした。